国道1号線                 

①快適さ→★(バイパス部分も含めて各所で渋滞が激しい。快適に走れるのは深夜だけ)
②退屈度→★★★(距離が長いから景色に変化はあるものの基本的には飽きる)
③整備度→★★(本線は片側2車線になっていない区間が予想以上に多い)
④景色→★★★(名所も結構あるから景色の良い場所もある)
⑤施設→★★★★★(困るものは何もない)
⑥観光地→
★★★★★(観光名所は多数あり、特に旧東海道の宿場町が名所) 
総合評価点
57
正規区間 起点 東京都中央区(日本橋)  終点 大阪市北区(梅田新道) 549.5km
実質区間
(端末重複区間)  
起点側 なし 0.0km 549.5km
終点側 なし 0.0km
重複区間
単独キロ  
上位 なし 0.0km 549.5km
下位 国道473号線⇒愛知県岡崎市(新箱根入口~本宿町沢渡) 1.4km
国道25号線⇒三重県四日市市(大治田IC)~亀山市(新所) 24.9km
0.0km
未開通区間 なし   0.0km
海上区間 なし   0.0km
本線に並行する
主なバイパス  
横浜新道(有料) 横浜市神奈川区(立町)~横浜市戸塚区(戸塚IC) 13.2km
 第三京浜合流点の峰岡IC~戸塚バイパス合流点までが有料区間
新湘南バイパス(有料) 神奈川県藤沢市(藤沢IC)~茅ヶ崎市(茅ヶ崎海岸IC) 9.3km
 終点から国道134号線経由で西湘バイパスに接続
 途中で圏央道の茅ヶ崎JCTがある
西湘バイパス(有料) 神奈川県大磯町(大磯東IC)~小田原市(箱根口IC) 22.0km
 西湘二宮IC~終点までが有料区間でそのまま箱根新道に接続
箱根新道  神奈川県箱根町(山崎IC)~箱根町(箱根峠IC) 13.5km
 かつては有料道路でしたが2011年7月に無料化 
伊豆縦貫道  静岡県三島市(三島加茂IC)~沼津市(沼津岡宮IC) 9.8km
 
三島加茂ICより南は国道136号線のバイパス扱い。最初から無料の自専道
静清バイパス 静岡市清水区(興津IC)~静岡市駿河区(丸子IC) 24.0km
 一部区間は自専道。全線の4車線化に向けて工事中
藤枝バイパス 静岡県藤枝市(内谷新田)~藤枝市(野田IC) 11.6km
 
かつては有料道路でしたが2005年3月に無料化。(掛川・磐田・浜名バイパスも同じタイミング)
  バイパス側が本線扱いだが旧道部14.4kmも国道1号線のまま
 
掛川バイパス 静岡県掛川市(八坂IC)~掛川市(沢田IC) 9.4km
 
バイパスが本線だが旧道区間9.1kmも国道1号線のまま 
磐田バイパス 静岡県磐田市(三ヶ野IC)~磐田市(小立野IC) 7.0km
 
バイパスが本線だが旧道区間7.3kmも国道1号線のまま 
浜名バイパス 浜松市西区(篠原IC)~静岡県湖西市(大倉戸IC) 12.3km
 
バイパスが本線だが潮見バイパスまでは旧道区間12.7kmも国道1号線で以西が国道42号線 
北勢バイパス 三重県朝日町(朝日町役場口)~三重県四日市市 5.9km
 
まだ一部しか開通していない。将来的には23号線中勢バイパスまで開通すると思われる。
栗東水口道路 滋賀県湖南市(泉西)~湖南市(石部大橋) 8.6km
 
石部大橋交差点から名神:栗東東JCTが工事中 
京滋バイパス(有料) 滋賀県草津市(草津3丁目)~京都府久御山町(京滋バイパス森) 26.9km
 
石山IC~宇治東ICは一般道としての側道がなく高速道路のみ
第二京阪道路 京都市伏見区(油小路横大路)~大阪府門真市(花博記念公園口) 29.7km
 
全区間で有料の高速道路と一般道の側道部がある
経由地 東京都 中央区・千代田区・品川区・大田区   
神奈川県 川崎市(幸区)・横浜市(鶴見区・神奈川区・西区・保土ヶ谷区・南区・戸塚区)・藤沢市・茅ヶ崎市
平塚市・大磯町・二宮町・小田原市・箱根町 
静岡県 函南町・三島市・清水町・長泉町・沼津市・富士市・静岡市(清水区・駿河区・葵区)・藤枝市
島田市・掛川市・袋井市・磐田市・浜松市(東区・南区・西区)・湖西市
愛知県 豊橋市・豊川市・岡崎市・安城市・知立市・刈谷市・豊明市
名古屋市(緑区・南区・瑞穂区・熱田区・中川区・港区)・蟹江町・愛西市・弥富市
三重県 桑名市・朝日町・川越町・四日市市・鈴鹿市・亀山市 
滋賀県 甲賀市・湖南市・栗東市・草津市・大津市
京都府 京都市(山科区・東山区・下京区・南区・伏見区)・宇治市・久御山町・八幡市 
大阪府 枚方市・寝屋川市・守口市・大阪市(旭区・城東区・都島区・北区)
道の駅 (1)箱根峠(神奈川県箱根町)【神奈川-1】
(2)富士(静岡県富士市)【静岡-1】
(3)宇津ノ谷峠(静岡県静岡市・藤枝市)【静岡-4】⇒上下線で宇津ノ谷トンネルの手前側にある
(4)掛川(静岡県掛川市)【静岡-16】
(5)潮見坂(静岡県湖西市)【静岡-18】
(6)藤川宿(愛知県岡崎市)【愛知-15】
(7)関宿(三重県亀山市)【三重-11】
(8)あいの土山(滋賀県甲賀市)【滋賀-1】
接続国道・高速道 【東京都中央区】国道4号線(越谷・宇都宮方面) 国道15号線(川崎・横浜方面)
【東京都千代田区】国道20号線(八王子・甲府方面)
【川崎市幸区】国道409号線(アクアライン方面/溝口方面)
【横浜市西区】国道16号線(横須賀・観音崎方面/相模原・八王子方面)
【神奈川県藤沢市】国道467号線(江ノ島方面/大和方面)
【神奈川県平塚市】国道129号線(厚木・相模原方面)
【神奈川県大磯町】国道134号線(鎌倉・横須賀方面)
【神奈川県小田原市】国道255号線(松田方面) 国道135号線(熱海・下田方面)
             国道271号線[小田原厚木道路](厚木方面)
【神奈川県箱根町】国道138号線(御殿場・富士吉田方面)
【静岡県三島市】国道136号線(修善寺・西伊豆方面)
【静岡県沼津市】国道246号線(御殿場・厚木方面) 国道414号線(修善寺・下田方面)
【静岡県富士市】国道139号線(富士宮・富士吉田方面)
【静岡市清水区】国道52号線(身延・南アルプス方面) 国道149号線(清水港・三保方面)
【静岡市葵区】国道362号線(寸又峡・浜松方面)
【静岡県島田市】国道473号線(川根温泉・寸又峡方面/牧之原方面)
【浜松市東区】国道152号線(浜北・佐久間方面)
【浜松市南区】国道150号線(御前崎・静岡方面)
【浜松市西区】国道257号線(引佐・恵那方面)
【静岡県湖西市】国道301号線(三ヶ日・新城方面) 国道42号線(伊良湖岬・鳥羽方面)
【愛知県豊橋市】国道23号線(蒲郡・名古屋方面) 国道259号線(田原・伊良湖岬方面)
【愛知県豊川市】国道151号線(新城・飯田方面) 国道247号線(蒲郡・半田方面)
           東名高速(音羽蒲郡IC)
【愛知県岡崎市】国道473号線(設楽・佐久間方面/蒲郡方面) 東名高速(岡崎IC)
           国道248号線(豊田・多治見方面/蒲郡方面)
【愛知県知立市】国道419号線(豊田方面/高浜方面) 国道155号線(豊田・春日井方面/大府・常滑方面)
【愛知県豊明市】国道23号線(名古屋・四日市方面) 伊勢湾岸道(豊明IC)
【名古屋市緑区】国道302号線(東海方面/名東・清須方面) 名二環(有松IC)
【名古屋市熱田区】国道19号線(春日井・多治見方面) 国道247号線(常滑・南知多方面)
            国道154号線(名古屋港方面)
【名古屋市中川区】国道302号線(飛島方面/清須・名東方面)
【愛知県弥富市】国道155号線(一宮・春日井方面)
【三重県桑名市】国道421号線(いなべ・東近江方面) 国道258号線(養老・大垣方面)
【三重県四日市市】国道365号線(いなべ・関ヶ原方面) 国道164号線(四日市港方面)
【三重県亀山市】国道306号線(菰野・彦根方面/津方面) 国道25号線(伊賀・天理方面) 東名阪道(亀山IC)
【滋賀県甲賀市】国道307号線(日野・彦根方面/信楽・枚方方面)
【滋賀県栗東市】国道8号線(彦根・敦賀方面) 名神高速(栗東IC)
【滋賀県大津市】国道422号線(信楽・伊賀方面) 国道161号線(高島・敦賀方面)
【京都市山科区】名神高速(京都東IC)
【京都市下京区】国道24号線(宇治・奈良方面) 国道367号線(大原・小浜方面) 国道9号線(福知山・鳥取方面)
【京都市南区】国道171号線(高槻・西宮方面)
【京都市伏見区】名神高速(京都南IC)
【京都府久御山町】国道478号線(大山崎・亀岡方面)
【大阪府枚方市】国道307号線(京田辺・甲賀方面) 国道168号線(生駒・大和高田方面)
           国道170号線(高槻方面/八尾・泉佐野方面)
【大阪府守口市】国道479号線(吹田・豊中方面/平野・住之江方面)
【大阪市旭区】国道163号線(四条畷・木津川方面)
【大阪市北区】国道423号線(箕面・亀岡方面)
         国道2号線(神戸・岡山方面) 国道25号線(八尾・王寺方面) 国道176号線(池田・福知山方面)
歴史 1920年:旧道路法に基づく指定で国道1号「東京より神宮(=伊勢神宮のこと)に達する路線」,国道2号「東京より鹿児島県庁所在地に達する路線」が指定され、現在のルートとほぼ同じルートになっている
1952年12月:新道路法に基づく指定で、東京都中央区~大阪市北区の現在のルートが一級国道1号線に指定
1965年4月:一級・二級の区別がなくなり一般国道1号線となる

●実走レポート(2012年4月 終点⇒起点への逆行) 
日本の大動脈の東京~大阪を結ぶ「東海道」で、8都府県も結びます。今住んでいる自宅の近くも走っているので、非常におなじみの国道ですが、交通量も多く渋滞がひどいことから大阪に行く時でも1号線で行くことは夜中以外はありません。ましてや名古屋・東京に1号線だけで行くということは、無謀です。この国道に並行して名神・新名神・東名・新東名の高速道路がありますが、本線が直接ICになっているのは意外と少なく、愛知県の東名:音羽蒲郡ICより東側は少しずつですが全て離れています。(本線でない静清バイパスには清水ICが直結)たまたま仕事の関係で走る機会が多かったので、本線とバイパス全て走りきりました。区間ごとのパートに分けながら走行レポートと写真を紹介します。
【1:本線(大阪~名古屋)】
大阪のキタの中心である梅田新道交差点は大阪の道路元票になっています。ここをスタートすると、守口までの大阪中央環状線までは片側2車線はありながらも、路駐の車を避けながら狭いところを走ります。大阪環状線の京橋駅付近はほとんど片側1車線と言っても過言ではないでしょう。ここまでは阪神高速守口線がほぼ平行するように走っているため、普通はそちらを走ります。
守口~枚方~京都までは寝屋川バイパス,枚方バイパスといわれる区間が現在の国道1号線であり、昔は降格した府道13号線が1号線でした。片側2車線の幹線道路っぽい雰囲気になりますが、交通量が半端じゃないので、やっぱ渋滞だらけです。標高50m足らずの洞が峠で京都府に入ります。京都府に入ってもずっと4車線以上の区間は続き、宇治川の橋を渡ってしばらく走った大手筋交差点が旧1号になる府道13号線との合流点です。
京都市内から大津にかけては、市街地の中心部を走り、世界遺産の東寺・西本願寺・清水寺の横も走ります。滋賀県に入ってからはしばらく片側1車線の道路になります。この区間が時間帯によってはかなりの渋滞が発生し、所要時間も予想以上にかかる場合があります。「逢坂山越え」と呼ばれる京都・大津を挟む峠道は、冬場の雪には弱い場所で、積雪があると高速道路の名神・京滋バイパスが先に通行止になり、ここに交通が全て集中するため、過去に立ち往生状態になったこともありました。
草津市にある京滋バイパスの合流部からはまた片側2車線になり、名神:栗東ICまで続きます。栗東ICで北陸方面への8号線が分岐します。栗東からはローカルぽい道になり、交通量も比較的流れが良くなります。名神・東名高速道路は、栗東から名古屋だけは全く違うルートになり、新名神・東名阪・伊勢湾岸道に1号線は沿っています。湖南市の辺りは片側1車線では渋滞回数が増えてきたので、まだ全部は開通していませんが、野洲川の反対側に栗東水口道路というのができました。
水口を過ぎた辺りから鈴鹿峠の県境越えは、上下別離の片側2車線なので、気持ちいいぐらいの道です。上下別離になっているのは、上り坂を緩和させて大型車が峠越えをしやすくするためと思います。伊勢道・東名阪・国道25号線の名阪国道と合流する亀山ICを過ぎると、四日市までは4車線区間に入ります。信号が少ないため交通量の割には流れが良いと思いますが、夜間の大型車がとばして走っている時はかえって圧迫感を感じます。
ところが四日市から名古屋にかけては、海側に並行する国道23号線が一番の幹線国道になり、国道1号線は市街地を結ぶ大渋滞道路となっているのが実情です。たぶんこの区間をあえて1号線を選ぶのはよっぽどの物好きでしょう。普通の人なら高速代を浮かす人でも国道23号線(通称:名四国道)を選ぶのが普通です。三重県の川越町で伊勢湾岸道がクロスしていますが、豊明まで高速なら30分かかるかかからないところを、昼間の1号線なら2時間くらいは十分かかると思います。
桑名を過ぎると、3つの濃尾三大河川を渡ります。揖斐・長良川にかかる「伊勢大橋」は途中に信号がある変わった橋です。木曽川を渡れば愛知県に入ります。名古屋市内に入ったところで片側2車線以上となり、多少は流れが良くなります。名古屋市内は中心部を通らずに南側の中川区・熱田区・南区あたりを通るだけで、少し市街地から外れます。市街中心部へは熱田区で分岐する19号線を使います。
【2:本線(名古屋~静岡)】
愛知県東部の三河地域は豊橋まで地図上ではほぼ直線のようになっているので、距離的には最短で走ることができますが、所々で1車線の場所もあり、知立・岡崎は市街中心部を抜けるので交通量も多いです。豊明で四日市から少し離れていた23号線が合流しますが、すぐに知立バイパスに分かれます。2013年6月に愛知・静岡県境まで23号線豊橋/豊橋東バイパスが全線開通したので、距離は増えますが23号線経由の方が信号も少ないため浜松まで早く行けるみたいで、大型トラックは23号経由で走る車が増えました。特に豊橋市内は一番渋滞が激しい場所で、市街地を通過するだけで1時間以上かかることもあると思います。(2015年に豊橋市内を走る機会がありましたが、大型車が23号線にシフトしたことでかなりスイスイと走れるようになりました)
23号線の豊橋東バイパスが合流する場所で静岡県に入ります。静岡県は1号線が走る8都府県で最も距離が長い区間です。かなりの区間で従来の道路に加えて自専道のバイパスがあり、さらにほぼ並行して東名高速と2012年に開通した新東名高速があり、道路的には愛知県なんかと比較しても走りやすいと思います。
まず海沿いを走る潮見バイパスと浜名バイパスが高速道路なみに走れます。潮見バイパスの旧道になる潮見坂は42号線と県道に降格しましたが、大倉戸ICから先の浜名バイパスの旧道は1号線のまま残っています。浜名バイパスの終点から従来の浜松市内に向かう旧道は257号線になったため、1号線は市街地を外すようになりました。北島交差点でこれも旧1号だった152号線と合流し、天竜川橋を越えると、磐田バイパスになります。ここも自専道のバイパスと磐田市街を通る旧道の両方が1号線になっています。続く袋井バイパスは旧道は県道に降格していますが、掛川バイパスは両方が1号線になっています。島田市の金谷と島田市街を挟む大井川は、江戸時代から越えるのが大変な川でした。最初の1号線に架かっている大井川橋は掛川からの下り道が急カーブの連続だったので、少し北側に島田金谷バイパスが開通し、新大井川橋が架かっています。そのバイパスはそのまま自専道の藤枝バイパスにつながり、旧道も1号線として残っています。藤枝市から静岡市へは山が海までせり出している場所で、1号線は宇津ノ谷峠越えになります。現在は片側2車線のトンネルが2本あるのですが、明治時代の旧道が名所で残っています。静岡に入る手前で市街中心部を通る従来道と自専道の静清バイパスに分かれます。
【3:本線(静岡~東京)】
静岡市清水区の市街地を越えてから1号線は静清バイパスと合流し1本になりますが、興津・由比・蒲原の辺りが一番海沿いで遠目に富士山も見ることができる名所です。新幹線と新東名高速は山の中ですが、東名高速とJR在来線は1号線とくっついて並行しています。富士市・沼津市を走る区間は、旧道は基本的に県道に降格し、沼津インターまでバイパスが続きます。三島市の136号線の分岐を過ぎると箱根峠越えになります。峠区間は基本的に2車線道路ですが急坂・急カーブの連続です。ほとんど海抜0に近いところより849mの峠の差があるので、かなり大変な登りです。 この箱根越えを走っていると、3桁国道を走るのとあまり大差がない雰囲気になります。
静岡県と神奈川県の県境になる箱根峠を越えると、小田原までの下りルートは2つに分かれます。本線は芦ノ湖・箱根関所・温泉街などの観光地を走りながら下る道で、もう1つは「箱根新道」というかつての有料道路で観光地は通らずに一気に下ります。どちらにしても箱根越えは大型車にとっては走りにくいルートなので、沼津~小田原間は東名高速に逃げる方が多い感じです。
小田原から横浜までは、海に近いところを走りますが、昔ながらの松並木みたいなものはあるものの、海自体は西湘バイパス・134号線があるために1号線からは見えません。茅ヶ崎を過ぎると、有料道路のバイパスと従来道が並行しています。この並行している区間はバイパスがあるので、従来道は拡幅もせずに放置されているところが多く、戸塚には開かずの踏切みたいなものもあります。
横浜市の中心部で16号線と少し重複した後は、ほぼ終点の日本橋まで15号線と並行します。15号線が「第一京浜」、1号線は「第二京浜」と呼ばれています。大阪~神戸の2号線・43号線の関係とよく似ています。多摩川を越えると東京都に入ります。都内に入ってから首都高速2号線の入口があり、一般道をそのまま走ると、慶應大学・東京タワー・霞ヶ関・東京駅正面の横をかすめながら、先ほどの15号線と合流し、首都高速の高架下に日本橋があります。こちらは日本の道路元票がある場所です。
大阪を早朝に出ても、丸2日は十分にかかるドライブと思います。
【4:バイパス・旧道区間】
本線扱いにはなっていない主なバイパスについてはこちらで紹介します。写真も順次アップしていくようにしています。
(1)第二京阪(大阪府門真市~京都市伏見区)
まず大阪~京都を結ぶ「第二京阪」ですが、既に全線開通していますが両端とも本線とは交差していません。全ての区間で自動車専用道路の部分と側道部分があり、自専道は片側3車線の快適道路で滅多に渋滞にはならないのですが、側道は大阪府内が元々は片側2車線で作る予定が1車線になったこともあり、朝夕はかなり渋滞が多く見られます。
(2)京滋バイパス(京都府久御山町~滋賀県草津市)
京都~滋賀は市街地を避けるように「京滋バイパス」が開通し、両端とも本線と交差しています。宇治市~大津市は自動車専用道路の部分しかなく、この区間に1号線最長の宇治トンネル(4313m)があります。京滋バイパスの自専道区間は両端が名神高速とも接続されているので、大山崎~瀬田東まではどちらのルートを通っても通行料金が変わることはありません。
(3)名四国道について
三重県・愛知県内に1号線のバイパスがないのですが、23号線の「名四国道」が最初は1号線のバイパス扱いで有料道路になっていました。無料化になった際に四日市で終点だった23号線を豊橋まで延長したので、1号線としてのバイパスがなくなったという経緯があります。だから23号線の四日市~豊明のキロポストが日本橋からの距離になっているのは、1号線バイパスの名残といっても良いでしょう。
(4)静岡県内のバイパス
静岡県内のバイパスは浜名バイパス・磐田バイパス・掛川バイパス・藤枝バイパスとも自専道扱いで、開通当初は有料道路扱いでしたが、全て無料化されました。最初から無料の静清バイパスも入れると、静岡県内は浜松~沼津までかなり所要時間的に短く移動することができ、通行料もかからないため高速道路代を浮かす手段として有効です。
(5)神奈川県内のバイパス
神奈川県内は箱根新道・西湘バイパス・新湘南バイパス・藤沢バイパス・横浜新道と乗り継げばほとんど自専道でカバーできるのですが、本線との接続部分と西湘バイパスから新湘南バイパスにつながる134号線が渋滞を頻発させているので、静岡県よりは少し走りにくく、またほとんどが有料道路です。

●沿線フォトギャラリー
【1】本線(大阪~東京)
1→大阪の梅田新道交差点で2号線・25号線・176号線の4つが交差する場所から始まります。
(写真は176号線側からの撮影)
2→しばらくは大阪梅田の市街地を走る広い道路です。 3→ここで初めて距離表示がありましたが、当然最初は京都が当面の目標で46kmです。
4→さっきまで6車線はあった広い道が10kmも走らないうちに「これが天下の1号線?」と疑いたくなるような狭さです。 5→総距離が549kmの路線なので10km単位の最も大きいキロポストは「540km」になります。 6→大阪市の関目5丁目交差点で木津川・伊賀方面に続く163号線と交差します。
7→大阪中央環状線を左折するのですが、かつて寝屋川バイパスができる前は直進方向が1号線の本線でした。 8・9→すぐに寝屋川バイパスに入る大日町1丁目交差点になるのですが、表示板を見てもわかるように変な入り方になります。右写真が続きになりますが、ほとんど150度くらいの鋭角交差点で迷いやすい部分です。理由は阪神高速守口線が合流するためです。
10→寝屋川バイパスは阪神高速が合流した延長なので、見た目は信号もなく高速道路みたいです。 11→鳥飼仁和寺大橋の分岐です。淀川を越える600mぐらいの橋のくせに未だにお金を取っています。 12→枚方市の中振交差点で「大阪外環状線」の別名を持つ170号線と合流し、50mほど重複してすぐに分岐します。
13→枚方市では奈良県方面に向かう168号線の分岐もあり「天の川」という少しオシャレな名称の交差点です。 14→続いて京都府から滋賀県の山中を走る307号線の分岐になる池之宮交差点です。 15→洞が峠で京都府に入ります。
16→枚方~京都市内までは枚方バイパスと呼ばれる4車線の道で走りやすいですが、時間帯によってはかなり渋滞します。 17→京都府久御山町の京滋バイパス森交差点で、1号線の京滋バイパス及び478号線(=京都縦貫道)と交差します。
【京滋バイパスの写真はこちら】
18→京都市伏見区にある大手筋交差点で左斜めから合流する道がかつて1号線であった京都守口線という府道です。
19→京都南ICが初めて名神高速に直結するインターです。 20→500kmポストは京都市南区にあります。 21→京阪国道口交差点で茨木・神戸方面に戻る171号線と分岐します。
22→京阪国道口交差点を右折すると世界遺産になる東寺五重塔が見える場所があり、京都らしさを感じます。 23→日本の大動脈の1つになる9号線と交差するのが堀川五条交差点です。9号線は1号線よりも長い路線です。 24→京都に来ると次の目標地点は大津になりますが、京都と大津は非常に近く日本で唯一の県庁所在地同士がくっついている場所です。
25→烏丸五条交差点で24号線・367号線と交差しますが、正式には8号線終点や9号線起点もここのようです。 26→牛若丸と弁慶の伝説で有名な五条大橋です。 27→東山五条で世界遺産として有名な清水寺の入口があります。
28→京都市の東山区から山科区に抜ける東山トンネルは急坂で冬場はよく大型車のスリップ事故などが多発する場所です。 29→京都市山科区はほぼ一直線で右に東海道新幹線が並行します。 30→京都東ICも名神に直結しているインターです。
31→161号線の西大津バイパス(現在はこちらが本線扱い)が分岐する場所で、滋賀県に入ります。 32→歴史的にも有名な逢坂の関を越える場所で大阪を出て初めて2車線区間になります。 33→逢坂1丁目交差点が旧道扱いになっている161号線の分岐です。ここからしばらくは161号線のまま残っています。
34→滋賀県に入ると目標地点は三重県四日市市になりました。89kmは少し距離感を感じさせます。 35→信楽・伊賀方面へ抜ける422号線が交差する松原国道口交差点です。 36→久御山町で分岐した京滋バイパス(写真17)が草津市で合流し、ここから栗東ICまでは4車線道路になります。
37→このトンネルは川の下をくぐる草津川トンネルです。川が天井川になっているためです。 38・39→栗東インターで8号線と名神高速の分岐があります。8号線も1号線よりわずかですが長い距離で北陸・新潟方面へ続きます。
40→栗東市からは2車線区間がしばらく続き、野洲川沿いを走るローカルっぽい区間です。 41→まだ部分的にしか開通していない栗東水口道路で、上の高架道路は名神高速栗東IC付近から直接分岐するようなバイパスを建設中です。
【栗東水口道路はこちらを参照】
42→野洲川を渡って先ほど分岐した栗東水口道路と合流します。
43→甲賀市水口地区は4車線の割と走りやすい道路に改良がされました。 44→甲賀市の名坂交差点から水口市街地方面へ伸びる右側の県道はかつての1号線です。 45→枚方市で分岐した307号線(=写真14)はここで再度交差します。
46→307号線は日野水口グリーンバイパスの新道もあるので2回交差します。 47→この辺りの4車線区間は1号線でもかなり走りやすい区間です。 48→甲賀土山ICは新名神と直結しているインターです。
49・50→最初の道の駅になる「あいの土山」で、駐車場は割と広めです。物産の販売がメインです。 51→かなり高い位置を走る高架道路は新名神高速で、甲賀土山ICが割と近くにあります。
52・53→長さは300mもありませんが、上り線と下り線が別線となっている鈴鹿トンネルで三重県に入ります。この鈴鹿峠で標高350mぐらいです。 54→三重県側の下り道はかなり急勾配になっていて上下線がかなり離れています
(写真上の赤い高架道路が大阪方向)
55→沿道の車が間違って逆走しないような配慮もありました。 56→亀山市の新所町交差点で25号線の旧道になる通称「非名阪」と交差し、ここからは25号線との重複区間になります。 57→三重県に入ると目標が名古屋になります。名古屋まで74kmですが、これが渋滞などもあり結構かかるんですわ。
58・59→2つめの道の駅になる「関宿」は昔関所がったような場所で町屋風の造りになっています。JRの駅と隣り合わせになっています。 60→亀山インターは、東名阪・伊勢道・新名神方向への高速道路の要所です。東名阪(名古屋方面)・新名神(京都・大阪方面)の入口があります。
61→引き続いて25号線(名阪国道)の入口があります。伊勢道方面も一旦名阪国道を経由して伊勢関インターから入ります。 62→亀山インターを過ぎてすぐに市街地を避けるバイパスの分岐があります。 63→亀山バイパス区間だけは1号線と25号線のおにぎりマークが併記されていました。
64→亀山市の新栄町交差点で306号線と交差します。 65→25号線との重複区間はほとんどが4車線です。F1の開催でも有名な鈴鹿サーキットもここから15分くらいの場所です。 66→大治田交差点で直進方向が25号線を経由して23号線の名四国道に出るルートで、1号線は左折して四日市の市街地方向へ進みます。
67→三重県四日市市に400kmのキロポストがあります。 68→四日市市付近は2車線の1号線らしからぬ狭い道で、渋滞も多い場所です。 69→それでも四日市の市街地中心部は広い道になっています。
70→四日市市の中部交差点で四日市港への港路線になる164号線と交差します。 71→四日市市の四日市橋南詰交差点で365号線と交差します。三重県から北陸まで続く路線です。 72→名古屋まで40kmぐらいですが、交通量も多くなかなか進めません。
73→三重県朝日町の朝日町役場口交差点で伊勢湾岸道と交差します。大阪・伊勢方面と名古屋・豊田方面の入口が近くにあります。 74→桑名市の安永交差点で258号線と交差します。258号線は大垣方面の主要幹線道路です。 75→桑名市市街地にある浅川交差点で421号線と交差します。今は滋賀県まであっという間に行ける路線ですが、かつては酷道で有名な路線でした。
76→桑名市街地も4車線の走りやすい道路になっています。 77→しかしながら市街地を抜けるとまた2車線になり、なかなか先へ進めません。 78→揖斐川・長良川を渡る伊勢大橋は長さ1105mで1号線では2番目の長さです。
79→伊勢大橋は途中に揖斐川と長良川の間を通る県道との分岐があるため、橋の途中に交差点がある変わった橋です。 80→続いて、木曽川を渡る尾張大橋は878mです。 81→尾張大橋を渡れば愛知県に入ります。
82→愛知県に入ると目標地点が静岡に変わりますが、197kmは遙か彼方という印象です。 83→名古屋近郊の環状に近い路線の155号線と交差する弥富高架橋南交差点です。 84→名古屋市に入るところです。大阪から忠実に1号線を走ったら、朝に出ても夕方になると思います。
85→「名古屋環状2号」と呼ばれる302号線の交差点になるかの里東交差点です。 86→かの里交差点を過ぎると、しばらくは2車線以上の道路が続きます。 87→六番町の交差点で新幹線が上を越えるのですが、現在はこの上に名古屋高速4号東海線も通っています。
88→熱田神宮南交差点で信州方面への19号線と知多方面の247号線が交差します。 89・90→松田橋交差点から名古屋高速3号大高線の高架下を走ります。すぐに南方向の入口ランプがあります。
91→高速から離れると2車線の細い感じの道になります。 92→名古屋環状2号と再度交差するのが有松交差点で、こちらは高速道路の名二環道のインターもあります。 93→有松交差点を過ぎてすぐぐらいのところに織田信長の古戦場で有名な桶狭間があります。
94→伊勢湾岸道を越えると、23号線からの連絡路があります。 95→23号線からの連絡路からは交通量も増えるので4車線の道が基本になります。 96→弥富市で分岐した155号線(写真77)は知立市の宮越交差点で再度交差します。155号線はここが終点ではなく、知多半島まで伸びています。
97→新田南交差点で419号線と交差します。155号線のバイパスのような道路で、有料道路区間もあります。 98→岡崎市の八帖交差点で248号線と交差します。248号線の右方向は同じ豊橋方面に行くことができますが、1号線の方が距離的にも早く行けます。 99→東名高速の岡崎ICとは直結しています。名神栗東IC以来の直結インターです。
99-1・2→3つめの道の駅になる「藤川宿」は2014年にオープンした新しい施設です。物産のコーナーが広くスーパー並です。   100→岡崎市の本宿町沢渡交差点で473号線と交差します。元々は直行するだけでしたが、蒲郡方面のバイパスができたことで1.4kmだけ重複します。
101→473号線も無視されずに重複標識になっています。1号線の重複は東京までありません。 102→473号線が蒲郡方面に分岐する場所です。 103→この辺りの1号線は4車線の快走路です。
104→岡崎ICに続いて、音羽蒲郡ICも1号線直結のインターです。 105→豊川市の宮下交差点で名古屋中心部で分岐した247号線と再度合流し、飯田方面に続く151号線と交差します。 106→愛知県豊川市に300kmのキロポストがあります。まだ全距離の半分も進んでいません。
107→豊橋市の23号線・259号線が交差する西八町交差点です。23号線は豊橋バイパスが全線開通したことで、近い将来国道指定を外れるかもしれません。 107-1→豊橋の西八町交差点から1kmぐらいは豊橋鉄道の軌道区間があります。 108→愛知県最東になるの豊橋から静岡までは117kmでかなり進んできました。
109→県境まではカーブが続く4車線路が続いています。写真のように車線変更禁止の区間があります。 110・111→写真左の一里山東交差点を左に行くのが、旧1号線で現在は県道+国道42号線に変わっています。すぐの境川交差点で23号線豊橋バイパスが合流し、そのまま自専道の潮見バイパスになります。23号線がここまで開通したのは2014年6月とまだ新しいです。
112→潮見バイパスの入口が静岡県との県境です。 113・114→4つめの道の駅になる「潮見坂」の辺りで初めて海が見える場所になります。物産の土産・食事以外に足湯のサービスがあります。
115→潮見バイパスから浜名バイパスは連続して続きますが、白須賀ICから先は旧道も1号線として残っています。 116・117→浜名バイパスに入ると4車線道路になり制限速度も80kmと高速道路と同じくらいの規格になります。
118→静岡県に入ると目標地点が次の横浜になるのかと思いきや、同じ静岡県の沼津になっています。それでも147kmもあるので静岡県区間がかなり長いことの証拠です。 119→浜名湖をまたぐ浜名大橋は1435mで、1号線では2番目に長い橋です。 120→篠原ICで浜名バイパスは終点になり、岐阜県方面に続く257号線の分岐があります。浜松市街地も257号線方向に入ります。
121→1号線は浜松市内を遠巻きに避けるようなバイパスになっています。 122→150号線バイパスの交差点になる福塚交差点で、このバイパスは天竜川を有料道路の橋で越えます。 123→お金を払いたくない人は150号線本線が交差するの石原町交差点から行くことができます。
124→北島交差点が152号線の分岐点なのですが、案内標識は直進の県道の案内しかありません。 125→立体交差を越えて152号線からの道と合流するところです。 126→すぐに天竜川を越える新天竜川橋になります。912mで1kmに少し足りませんが、片側4車線の橋が2つ架かっています。
   
127→天竜川を渡ればすぐ磐田バイパスの分岐です。磐田バイパスは旧道がまだ1号線のまま残っています。
【磐田バイパス旧道はこちら】
128→ 129→
     
130→磐田バイパスは旧道と合流すると引き続いて袋井バイパスになりますが、これは旧道が県道に降格されています。 131→ 132→袋井市の久津部交差点を越えた辺りで旧道と合流します。
133→次の掛川バイパスまでは少し2車線の区間が入ります。 134→掛川バイパスは沢田ICから始まりますが、旧道も1号線のまま残っています。
【掛川バイパス旧道はこちら】
135→大池ICからは2012年に開通した新東名高速(森掛川IC)に近い場所です。
136→掛川バイパスは信号こそないものの、4車線化にはなっていません。 137→八坂ICで旧道と合流します。 138→旧道と合流して道の駅「掛川」になります。大阪から5つめの道の駅になります。
139→道の駅「掛川」は主に農産物の販売が主ですが、24時間営業のコンビニもあります。 140→掛川付近は全国有数のお茶の名産なので、茶畑の中を通るルートです。海からはかなり離れています。 141→島田市の大代ICで岡崎市から分かれた473号線が再び交差します。
142→大井川を渡る新大井川橋は890mと割と長めです。県道に降格した旧道の大井川橋は1km以上あります。 143→野田ICから藤枝バイパスに変わります。藤枝バイパスは自専道で、旧道も1号線のまま存在しています。
【藤枝バイパス旧道はこちら】
144→藤枝バイパスも基本は2車線道路です。
145→藤枝バイパスの谷稲葉トンネルで初めて1kmを越えるトンネルがあります。 146→信号がない分、2車線でもサクサクと移動することができます。 147→この辺りからは富士山も見えて良いような場所ですが、雲が多く見ることはできません。
148→広幡インターは新東名高速の藤枝岡部ICに続く道があります。 149→内谷ICで旧道の1号線が合流して自専道も終わります。 150→静岡手前で初めて終点の東京までの距離表示が出ました。しかし198kmと先が長い道のりです。
151→宇津の谷峠は標高170mの峠です。 152・153→6番目の道の駅になる「宇津ノ谷峠」はトンネルを挟んで、静岡側(右写真)・岡部側(左写真)の両方にあります。下り線の静岡側にある建屋の方が広いです。
154~156→宇津ノ谷トンネルは明治・大正・昭和・平成の4つのトンネルがあります。明治のトンネルは右写真のもので、現在は遊歩道として残されています。大正のトンネル(中央写真)は静岡県道208号線として現役であり、1号線の上り線が昭和に、下り線が平成に開通しています。
157→宇津ノ谷越えをすると、静清バイパスとの分岐になる丸子ICがあります。静清バイパスは全線開通していますが、静岡市内を通る従来の道が本線っぽいのでそちらに行きます。
【静清バイパスはこちら】
158→安部川を渡る駿河大橋は時間帯によって中央線が変移します。結構事故も多いらしいです。 159→静岡市内のほぼ中心部で千頭方面に伸びる362号線と交差する常磐町2丁目交差点があります。362号線は愛知県まで逆戻りするようなルートです。
160→清水駅前交差点で149号線が交差します。東京方面は左折になります。 161→静清バイパスの合流点までは2車線の狭い道です。 162→バイパス合流直前の興津中町交差点で甲府方面の52号線と交差します。
163→興津中町交差点を越えてすぐ静清バイパスと合流します。 164→富士市までは由比の海岸沿いを走る高速区間で、天気が良ければ富士山が見えるはずですが、あいにくの天気で何も見えませんでした。 165→東名高速も海の上を走るので、ほぼ並行するような位置にあります。
166→信号もない高速区間なので、取り締まりも厳しいのでしょう。 167→東京まで160kmです。まだまだ先は長い感じです。 168→富士川を渡る新富士川橋は、1553mで1号線ではトップの長さです。かつては有料区間でした。
169・170→7番目の道の駅になる「富士」はかつて有料道路であった時の料金所跡地を有効利用した施設です。トイレットペーパーに一工夫がされています。 171→富士市の江川交差点で139号線が交差しますが、これはバイパスでまだ全通していません。
172→富士由比バイパスの途中では新幹線と並行する場所があります。高さも同じなので新幹線を横目に見ることができます。 173→上石田インターで246号線・414号線と分岐しますが、標識は414号線を無視していました。 174→三島市内も4車線の道が続きます。
175→伊豆方面へ続く136号線は南二日町インターから分岐します。1号線もここから2車線となり最大の難所となる箱根峠越えになります。 176→箱根峠への道は途中に松並木の昔の東海道を思わせる場所もあります。 177→伊豆縦貫道の三島塚原ICが1号線と接続しています。沼津方面が1号線バイパス、伊豆方面が136号線バイパスの扱いです。
【伊豆縦貫道はこちら】
178→箱根峠への上りはかなりきつい区間が10km以上続くので、所々に登坂車線もあります。 179→箱根駅伝で有名な箱根峠が神奈川県との県境で、ここで標高848mなので、標高0に近い三島からは相当登ります。が、1号線の最高点はここではありません。 180→箱根峠を越えてすぐのところに箱根新道との分岐があります。箱根新道も現在は無料供用中です。箱根の観光スポットは全て素通りして小田原以東に抜けるのは近道です。
【箱根新道はこちら】
181→1号線最後の道の駅になる「箱根峠」があります。規模的には割とこぢんまりとした施設です。 182→箱根らしい案内標識と思いました。 183→途中で芦ノ湖がきれいに見えるスポットがあります。
184→芦ノ湖の湖畔沿いにあるのが元箱根エリアです。 185→この辺りが100kmポストのはずなのですが、これは現物が見つかりませんでした。 186→箱根神社の一の鳥居をくぐります。
187→元箱根エリアにある箱根関所跡です。休日になると観光客でかなりにぎわう場所です。 188→ここから右に進路を取りまた峠道になります。 189→右方向の神奈川県道732号線が昔の東海道になるところで、車は通れますが途中で七曲りともいわれる急坂もあります。
190→1号線の最高点は元箱根から小涌谷に抜ける途中にあり、標高874mと県境の箱根峠より36mほど高いです。 191→最高点からは一気に下っていきます。 192→しかし最初は直線もあり緩い下りになるところもあります。
193→小涌谷では見事なしだれ桜も満開になっているところがありました。4月のかなり後半時期で、麓より開花が遅いこともあります。 194→宮ノ下の下り途中にある緊急退避所ですが、この急な坂に突っ込む勇気があるかどうか疑問に感じます。 195→御殿場・富士吉田方面の138号線と交差する宮ノ下交差点です。
196→この宮ノ下交差点は信号が終日点滅状態なのですが、1号線方向は赤点滅の一時停止になっており、天下の国道1号線らしくない遠慮した感じです。 197→宮ノ下交差点から箱根湯本までの下りが一番急になっています。 198→塔之沢の温泉街を通ります。
199~201→1号線にある千歳橋(左写真)・函嶺洞門(中央写真)・旭橋(右写真)は1931年~33年の昭和初期に完成した建築物で土木遺産に指定されています。
202→この辺りが箱根湯本温泉街で割と大きめの旅館・ホテルが建ち並んでいます。 203→箱根の玄関口となる箱根湯本駅の横を通ります。小田急で都心部に直結しており、駅前には土産物店が多く建ち並んでいました。 204→この山崎ICで箱根峠で分離した箱根新道と合流します。箱根口ICまでのバイパスの工事が行われていますが、現在は開通しています。
205→箱根口ICで小田原厚木道路(=271号線)と西湘バイパス(=1号線BP)の分岐があります。【西湘バイパス・新湘南バイパスはこちら】 206→小田原市の早川口交差点で熱海・下田方面に続く135号線の分岐となります。 207→小田原市のほぼ中心部になる小田原市民会館前交差点で255号線と交差します。
208→東京まで残りが87kmまで来ると、終わりが見えてきたような気がします。 209→小田原~平塚の間は1号線が東海道そのものなので、昔の松並木が残っている場所がいくつかあります。 210→右斜めに見えているのが直線4車線の西湘バイパスなので1号線は2車線の区間が続きます。
211→大磯町の長者町交差点で湘南エリア方面の134号線が分岐します。 212→平塚市の榎木町交差点で129号線と交差します。129号線は1号線を突き抜けて134号線まで続きます。 213→相模川を渡る馬入橋を渡ります。
214→茅ヶ崎市でも旧東海道の松並木が残っている場所があります。 215→新湘南バイパスは茅ヶ崎市内を避けるバイパスだけでなく、途中で圏央道との分岐もあります。 216→茅ヶ崎から藤沢へは4車線の快走路が続いています。
217→横浜の戸塚手前で1号線は2ルートに分かれますが、基本的には右方向に行きます。
途中でバイパスの横浜新道の入口もあります。
【横浜新道はこちら
218→左方向の平塚駅前の大踏切はとんでもない踏切でたまたま待ったら23本電車が通過してやっと踏切が開きました。 219→16号線のバイパスになる横浜横須賀道路及び保土ヶ谷バイパスはここをくぐって300m先の狩場インターから入ります。
220→浜松町交差点で環状国道になっている16号線と交差します。 221→この辺りが横浜の中心部になる場所です。 222→青木通交差点で第一京浜国道と呼ばれる15号線と第二京浜国道と呼ばれる1号線が分岐します。関西でいう2号線と43号線のような関係です。
223→JR東海道線・京浜東北線と平行する区間があります。 224→川崎市の遠藤町交差点で409号線と交差します。右方向が千葉県へのショートカットができるアクアラインに続きます。 225→多摩川を渡る多摩川大橋を越えると東京都に入ります。
226→都内は片側3車線は確保できている広い道です。さすが東京です。 227→品川区の荏原ランプから首都高速2号目黒線があります。都心環状線に続くので渋滞は避けられない感じです。 228→港区で慶應義塾大学の正門前を通過します。
229→東京都内の国道・県道の向きを示す標識は他と違って大きく通り名も親切に表記されているものが結構あります。 230→桜田通りに入ると正面に東京タワーが見える場所があります。 231→日本橋まであと5kmと、終点が見えてきました。
232→この辺りが各省庁の庁舎が集まっている霞ヶ関です。 233→皇居に突き当たる桜田門交差点で信州・甲府方面からの20号線が合流します。 234→終点手前の日本橋交差点で横浜にて分かれた15号線が合流します。ここを左折するとすぐに終点です。
235→終点の日本橋です。上には首都高速の都心環状線が通り、ここから先は4号線になります。 236・237→日本国の道路元票がこの日本橋にあります。表面的に見えるのは1号線と4号線だけですが、6号線(水戸経由仙台方面)・14号線(千葉方面)・15号線(横浜方面)・17号線(高崎・新潟方面)・20号線(甲府・松本方面)はこの場所が正式な起点となっています。
【2】第二京阪道路
BP1→大阪中央環状線の花博記念公園口交差点から始まりますが、1号線の本線とは接続していません。 BP2→すぐに第二京阪門真ICの入口があり、高速道路に入ることができます。終点の巨椋池ICまで上下二層構造です。 BP3→京都までの距離は従来の1号線経由とさほどかわりません。
BP4→門真市の宮前町東交差点で163号線と交差しますが、本線はオーバーパスです。 BP5→寝屋川市の讃良川交差点で170号線と交差しますが、こちらは170号線がオーバーパスします。 BP6→第二京阪部分のキロポストは伏見区の第二京阪起点からの距離です。
BP7→寝屋川トンネルは高速道路は2本なのですが、側道は1本で800m以上あります。 BP8→右側に見えるのが高速道路区間です。この辺りの側道区間は当初計画から変更になって片側1車線のため渋滞が頻発しています。 BP9→写真の寝屋川北IC以外にも交野北ICと枚方東ICが同じようにあります。
BP10→交野市の私部西交差点で168号線と交差します。 BP11→交野市内は住宅街を抜けるので、防音壁がかなり高く景観的にはあまりよくありません。 BP12→枚方市の津田北町3交差点で307号線と交差します。
BP13→枚方東ICの入口を過ぎて京都府との県境になります。 BP14→このトンネルの上が高速道路の京田辺PAになっています。 BP15→京田辺松井IC付近で新名神と接続します。城陽方面は2016年開通予定です。
BP16→京都府内の入口はこの八幡南ICだけです。 BP17→久御山町内に「まちの駅」がありますが、日本でも珍しく誘導看板があります。 BP18→久御山町の大内交差点で京滋バイパスと交差しますが、全方向が1号線なので案内標識におにぎりマークはついていません。
 
BP19→巨椋池ICが第二京阪高速道路の終点でここから先の高架部は阪神高速京都線になります。 BP20→京都市伏見区の横大路下三栖交差点で京都外環状線と交差して第二京阪道路は終点ですが、1号線はこのまま直進すれば本線に合流します。  
【3】京滋バイパス
BP11→本線から右折してすぐのところに久御山JCTの下に大内交差点があります。全方向1号線でややこしくなるため、おにぎりマークは表示していません。 BP12→しばらくは側道部分を走ります。 BP13→巨椋インターの西側で24号線と交差します。ここから先の側道は24号線になります。
BP14→巨椋インターから自専道の京滋バイパスに入ります。 BP15→京滋バイパスの両端がが名神と直結するまで宇治西インターの出口はありませんでした。 BP16→京滋バイパスのキロポスト(赤矢印)は日本橋交差点からの距離表示になっています。京滋バイパスが497kmもありません。
BP17→この名古屋まで143kmというのは名神米原経由の距離と思います。 BP18→平等院に近い宇治東インターは入口のみで大阪方向からの出口はありません。 BP19→宇治トンネルが1号線最長で4300mあります。
BP20→宇治トンネルはほとんど直線のトンネルで出口近く以外は車線の変更も禁止です。 BP21→宇治トンネルを出るとすぐ笠取インターがあります。うっかりしたら通り過ぎやすいインターです。 BP22→2つめと3つめのトンネルの間で滋賀県に入ります。
BP23→かつて京滋バイパスが単独で料金徴収をしていたときの南郷本線料金所は撤去されています。 BP24→瀬田東で名神と合流するとすぐ新名神との分岐があるため、このようなややこしい標識になっています。 BP25→京滋バイパスの最後の出口になる石山インターですが、瀬田東JCTは片方向(=名古屋方面)のみにしか行けないので、大阪方面はここで一旦降りて瀬田西インターから入ります。
BP26→瀬田東JCTで、京滋バイパスは右方向で料金を精算します。 BP27→料金所を過ぎると一般国道扱いになるので、信号もあります。 BP28→ここの名古屋までの114kmは1号線下道の鈴鹿峠越えの距離です。
 
BP29→一般道路扱いでも信号が少ない4車線道路なので、快適に走ることができます。 BP30→草津市の新名倉交差点で本線と合流して終点です。(=写真36の場所)   
【3】栗東水口道路
BP31→バイパスに入ってすぐ野洲川を越えます。上下二層構造になっていますが、上の道は2015年中に開通予定の名神:栗東東JCTからの道路です。 BP32→2kmほど走ると栗東東JCTの合流のため上り線は高架道路の下をくぐります。 BP33→2車線の対面交互通行ですが、見る限りでは4車線に拡幅できるだけの用地は確保しているみたいです。
BP34→このバイパスは部分開通ならかなり年数が経っていますが、沿道にほとんど商店はありません。 BP35→このイオンタウンが唯一ある店です。 BP36→甲賀市水口の手前で本線と合流します。(=写真42の場所)
【4】浜名バイパス区間旧道
OLD1→潮見バイパスの白須賀インターで下りて、バイパスの下をしばらく走ります。 OLD2→大倉戸インター交差点で42号線と合流します。42号線は潮見バイパスが全通するまでは1号線でした。 OLD3→湖西市の栄町交差点で301号線と交差します。301号線は浜名バイパスとは交差していません。
OLD4→昔の東海道の新居の関所跡が沿道にあります。 OLD5→浜名バイパスは1つですが、旧道は浜名湖を越える橋は3つあります。 OLD6→弁天島付近には昔の東海道を感じさせる松並木もあります。
   
OLD7→篠原インターで浜名バイパスと合流します。ここから先の旧1号線は257号線に降格しました。(=写真120の場所)    
【5】磐田バイパス区間旧道
 
OLD11→ OLD12→旧道は当然ながら2車線区間です。 OLD13→旧道でも堂々と1号線であることの標識はあります。
 
OLD14・15→磐田バイパスとの合流点ですが、袋井バイパスは連続しているので、合流直前で旧道に分かれるポイントがあります。ただし、旧道は県道に降格されています。(写真130の場所)  
【6】掛川バイパス区間旧道
OLD21→沢田インターから側道に入り、国道1号線と書いている方向に進めば旧道に入ります。 OLD22→この旧道は掛川市内を走る2車線のごく普通の道です。 OLD23→八坂インターでバイパスと合流します。県道方向に進めば新東名の島田金谷ICに行くことができます。
【7】藤枝バイパス区間旧道
OLD31→藤枝バイパスの野田インターから直角に分岐して分かれます。 OLD32→旧道は島田市から藤枝市まで続く2車線のごく普通の道です。 OLD33→東京までまだ200km以上もあり、先がまだまだ長い感じです。
OLD34→200kmのキロポストは旧道の静岡県藤枝市にあります。 OLD35→藤枝市の仮宿交差点は右方向で東名:焼津ICに左方向で新東名:藤枝岡部ICに続きます。 OLD36→藤枝市の内谷新田交差点で藤枝バイパスと合流します。
【8】静清バイパス
BP41→バイパスに入ってすぐの丸子藁科トンネルは3021mと1号線では2番目の長さです。 BP42→静清バイパスはこのような4車線になっている箇所はまだ半分もなく、拡幅工事が行われています。 BP43→唐瀬インターより先は自専道で、原付などは通れません。ここまでの区間でも原付で走るのは圧迫感があって怖いです。
BP44→自専道区間は標識も緑色です。 BP45→静岡市清水区で自専道は終わり、信号もあります。 BP46→東名:清水ICとは直結しており、新東名への連絡路も近くにあるので、両方の高速道路に行くことができます。
BP47→この辺りは富士山も見えるはずですが、この時も雲で隠れて見えませんでした。 BP48→バイパス終点手前で52号線への分岐があります。 BP49→興津インターで1号線本線と合流します。
【9】伊豆縦貫道
BP51→東名:沼津ICから入ると、すぐに新東名:長泉沼津ICへの分岐があります。 BP52→伊豆縦貫道は基本は2車線区間です。 BP53→ところどころで、追い越しポイントがあります。
 
BP54→この三島塚原ICまでが1号線です。この時は先は工事中でしたが、現在は伊豆市まで全てつながっています。(ここから先は136号線のバイパス) BP55→三島塚原ICの出口で1号線本線に交差します。箱根峠の登り口の途中です。  
【10】箱根新道
BP61→箱根新道は基本は2車線区間で上り方向も登坂車線はありません。 BP62→芦ノ湖大観インターを過ぎると終点までほとんど下り坂です。 BP63→写真のようなブレーキ故障車の待避所が3箇所あります。
BP64→1号線本線よりかなり急な坂が続きます。 BP65→昔の東海道の七曲りと呼ばれる場所も通り、新道もいくつかのヘアピンカーブがあります。 BP66→2番目の待避所はかなり突っ込むのに勇気がいる感じです。
BP67→オートマでも2レンジでないとスピードが出すぎて危険らしいです。 BP68→3つ目の待避所はゲートがあって待避所の機能を成していない気がしました。 BP69→山崎インターで1号線本線と合流しますが、そのまま小田原厚木道路(=271号線)と西湘バイパスにも行くことができます。
【11】西湘バイパス・新湘南バイパス
BP71→箱根口インターから西湘バイパスに入ります。 BP72→すぐに小田原厚木道路(=271号線)が分岐する小田原西インターです。 BP73→早川インターで西湘バイパスは平塚方面と熱海方面に分岐します。熱海方面は135号線のバイパスという位置づけです。
BP74→西湘バイパスは基本4車線道路で、海岸沿いを走るので景観が抜群です。 BP75→国府津インターで約半分です。 BP76→橘インターの手前で料金所があり、普通車で260円になります。
BP77→直線の平坦路なのでかなりスピードは出すことができますが、覆面パトカーも結構います。 BP78→西湘二宮インターが有料道路区間の終点です。1号線に抜けるのはこのインターからです。 BP79→大磯東インターで134号線が合流し、ここから先は134号線になります。新湘南バイパスはそのまま進みます。
BP80→134号線の柳島交差点が新湘南バイパスの入口です。 BP81→左折してすぐに茅ヶ崎海岸インターがあります。 BP82→2回料金所があり全部で410円になります。
BP83→茅ヶ崎JCTで圏央道が分岐します。2015年3月に東名・中央道・関越道までは直結します。 BP84→新湘南バイパスも基本は4車線道路です。 BP85→藤沢インターで1号線本線と合流して終点になります。
【12】横浜新道
BP91→1号線戸塚バイパスの途中で横浜新道との分岐があります。 BP92→すぐに料金所があります。普通車で210円です。 BP93→横浜新道も4車線道路ですが、昔からあるのでカーブが多いのが特徴です。
BP94→新保土ヶ谷インターで「横浜横須賀道路」などの16号線バイパスとの分岐があります。 BP95・96→トンネルを越えると常盤台インターで有料道路区間の終点になり、第三京浜道路(=466号線)との分岐があります。
   
BP97→一般道区間は4車線でありながら信号も多く走りにくいし、渋滞も発生します。