国道2号線                

①快適さ→★★(市街地部分でバイパスがなく2車線のところは渋滞が多発傾向にある)
②退屈度→★★(基本的に単調な道路なのでたいくつになる)
③整備度→★★★(一桁国道の割には片側1車線区間が多いが、自動車専用道もかなりある)
④景色→★★★(山口県,広島県と兵庫県の一部は海辺,川辺で景色の良い場所もある)
⑤施設→★★★★★(困るものはなにもなし)
⑥観光地→★★★★★(有名なところでは、神戸,姫路城,尾道,広島,宮島,錦帯橋など)
 
総合評価点
65
正規区間 起点 大阪市北区(梅田新道) 終点 福岡県北九州市門司区(老松公園前) 530.3km
実質区間
(端末重複区間)  
起点側 なし 0.0km 530.3km
終点側 なし 0.0km
重複区間
単独キロ  
上位 なし 0.0km 530.3km
下位 国道28号線→神戸市長田区(東尻池)~明石市(狩口) 14.6km
国道312号線→兵庫県姫路市(御国野~姫路天神前) 2.9km
国道250号線→岡山県備前市(伊部東)~岡山市東区(岡山BP東) 10.3km
国道9号線→山口県山口市(交通センター前)~下関市(印内) 47.6km
国道490号線→山口県宇部市(車地~瓜生野) 2.4km
0.0km
未開通区間 なし   0.0km
海上区間 山口県下関市~福岡県北九州市門司区
 関門海底トンネルでつながっている 
0.0km
本線に並行する
主なバイパス  
第二神明道路(有料) 神戸市須磨区(須磨IC)~兵庫県明石市(明石西IC) 24.3km
 
通行料は全線で300円。神戸淡路鳴門道の垂水JCTからの北線も工事中
加古川・姫路バイパス 兵庫県神戸市(明石西IC)~兵庫県太子町(太子東IC) 31.5km
 
自専道のこちらが本線扱いにもなっているような感じ
笠岡バイパス 岡山県笠岡市内 5.5km
 
ごく一部の路線しか開通していないが、道の駅はオープンしている
松永・尾道バイパス 広島県福山市(神村町)~尾道市(正徳町) 15.0km
 
ここも自専道が本線となっていますが旧道も2号線のままです。途中に西瀬戸道の分岐がある。
三原バイパス 広島県三原市(糸崎ランプ~新倉町ランプ) 10.0km
 
2012年に全線開通し、途中には道の駅もオープンしました。
西広島バイパス 広島市西区(バイパス入口)~廿日市市(阿品) 15.2km
 
廿日市側は広島岩国道路と接続
経由地 大阪府 大阪市(北区・福島区・西淀川区)   
兵庫県 尼崎市・西宮市・芦屋市・神戸市(東灘区・灘区・中央区・兵庫区・長田区・須磨区・垂水区)
明石市・加古川市・高砂市・姫路市・太子町・たつの市・相生市・赤穂市・上郡町
岡山県 備前市・瀬戸内市・岡山市(東区・中区・南区)・早島町・倉敷市・浅口市・里庄町・笠岡市
広島県 福山市・尾道市・三原市・竹原市・東広島市・広島市(安芸区)・海田町
広島市(安芸区・南区・中区・西区・佐伯区)・廿日市市・大竹市
山口県 和木町・岩国市・周南市・下松市・防府市・山口市・宇部市・山陽小野田市・下関市
福岡県 北九州市(門司区)
道の駅 (1) ソレーネ周南(山口県周南市)【山口-21】
(2) みはら神明の里(広島県三原市)【広島-16】⇒三原バイパスにある
(3) 笠岡ベイファーム(岡山県笠岡市)【岡山-16】
⇒笠岡バイパスにある
接続国道・高速道 【大阪市北区】→国道1号線(守口・京都方面) 国道25号線(奈良・和歌山[R26]方面) 
           国道176号線(宝塚・福知山方面)
【兵庫県西宮市】→国道171号線(豊中・京都方面)
【神戸市灘区】→国道43号線(西宮・大阪方面)
【神戸市長田区】→国道28号線(神戸市内山手・有馬[R428]方面)
【兵庫県明石市】→国道28号線(明石港方面) 国道175号線(三木・福知山方面) 国道250号線(高砂・姫路方面)
【兵庫県姫路市】→国道312号線(生野・朝来方面) 国道372号線(篠山・亀岡方面)
【兵庫県太子町】→国道179号線(佐用・津山方面) 国道29号線(宍粟・鳥取方面)
【兵庫県上郡町】→国道373号線(佐用・智頭方面)
【岡山県備前市】→山陽道(備前IC) 国道250号線(赤穂・姫路方面) 国道374号線(美作・津山方面)
【岡山市東区】→国道250号線(岡山市内・津山[R53]方面)
【岡山市北区】→国道30号線(岡山市内・津山[R53]方面/宇野方面)
【岡山市南区】→国道180号線BP(総社・新見方面)
【岡山県早島町】→山陽道・瀬戸中央道(早島IC)
【岡山県倉敷市】→国道429号線(総社・津山・児島方面) 山陽道(玉島IC)
【広島県福山市】→国道182号線(東城・新見方面) 国道313号線(高梁・倉吉方面)
【広島県尾道市】→国道317号線(しまなみ海道:今治方面) 国道184号線(世羅・三次方面)
【広島県三原市】→国道185号線(竹原・呉方面)
【広島県竹原市】→国道432号線(竹原市街地方面/世羅・庄原方面)
【広島県東広島市】→国道375号線(呉方面/三次・大田方面) 国道486号線(東広島市街地方面)
【広島県海田町】→国道31号線(呉・竹原[R185]方面)
【広島市南区】→国道487号線(広島港方面)
【広島市中区】→国道54号線(三次・出雲方面)
【広島県廿日市市】→国道433号線(加計・北広島方面)
【広島県大竹市】→山陽道(大竹IC) 国道186号線(戸河内・浜田方面)
【山口県岩国市】→国道188号線(柳井・光方面) 山陽道(岩国IC) 国道187号線(六日市・津和野方面)
            国道437号線(大畠・周防大島方面) 国道376号線(徳地・山口方面)
【山口県下松市】→国道188号線(光・柳井・岩国方面)
【山口県周南市】→山陽道(徳山東IC,徳山西IC) 国道315号線(鹿野・須佐方面) 国道489号線(徳地方面)
【山口県防府市】→山陽道(防府東IC,防府西IC) 国道262号線(山口・萩方面)
【山口県山口市】→山陽道(山口南IC) 国道9号線(益田・出雲方面) 国道190号線(宇部・小野田方面)
            山口宇部道路(嘉川IC)
【山口県宇部市】→国道490号線(宇部市街方面/美東・萩方面)
【山口県山陽小野田市】→国道316号線(美祢・長門方面) 国道190号線(小野田市街・宇部方面)
                 山陽道(埴生IC)
【山口県下関市】→国道491号線(菊川・油谷方面) 国道9号線(下関市街方面) 中国道(下関IC)
【北九州市門司区】→国道3号線(小倉・福岡方面)
歴史 1920年:旧道路法に基づく指定で「東京市より鹿児島県庁所在地に達する路線」が現在の国道2号線とほぼ同じルートになっていた
1929年:古代からの「山陽道」になる岡山~総社~井原~福山のルートが「鴨方往来」の岡山~倉敷~笠岡~福山のルートに変更となる(この時は旧ルートは県道に降格となったが、後に国道486号線となる)
1952年12月:新道路法に基づく指定で大阪市~門司市が一級国道2号線となった
1965年4月:一級・二級の区別がなくなり一般国道2号線となった

●実走レポート(2011年6月 終点⇒起点への逆行) 

2号線は大阪から北九州までの537㎞の路線で、東海道の1号線に続く路線です。基本的には山陽道と呼ばれる街道が2号線になっており、6府県を通ります。国道の長さとしては5番目ですが、橋の数が日本で一番多い路線らしいのです。しかし取り上げるほど長い橋がなく、大阪の淀川を渡る橋が一番長そうです。1号線の方が長良川・木曽川・天竜川・大井川・富士川など立派な橋がたくさんあり、1000m以上の橋もあります。中国道・山陽道と立派な高速道路も並行していますが、基本的には交通量の多さは中途半端じゃなく、並行する自専道などのバイパスもたくさんあります。1号線と同様に、バイパスが全通しても従来道も2号線のまま残っているのが大半です。
今回は終点になっている北九州から逆走で走りました。ドライブの日程の都合もありますが、逆走の最大の理由は兵庫県の加古川市と姫路市で一桁国道では珍しい東向きの一方通行区間があるからです。
【1:北九州市~広島市】
北九州市の起点は門司区の老松公園前交差点ですが、3号線とつながっており、よく意識しないと、いつの間にか2号線になってた…というような場所です。2号線に入ると、すぐに本州に抜ける関門トンネルに入ります。当然ですが2号線全線でも最長の3461mで海の下を走るから、最初は下り坂、後半は上り坂のトンネルです。自転車や歩行者は車道と違うトンネルを使い、両端はエレベーターで移動するため出入口は海岸線に近い場所にあります。関門トンネルを抜けたら、2号線は下関の市街地を通らずに海岸線に進み、市街地からの9号線と合流します。小郡まではこの9号線と重複区間になりますが、標識は2号線だけで、並列表記になっていません。海岸線といっても工場地帯なので、海が見える場所もほとんどなく、厚狭バイパスから内陸部に入ります。小郡までは2号線がローカルで、海側の小野田や宇部を通る190号線のほうが交通量も多い気がします。
山口市に入れば小郡バイパスになりますが自専道で、旧来の2号線は県道になっています。小郡IC9号線と分岐します。山陽道:山口南ICから一般道になり、防府市内は山陽道の側道で抜けます。次が新南陽市と徳山市が合併した周南市ですが、ここは割と市街地を通ります。下松の市街地に入る前に188号線と分岐し、また内陸部に入ります。ここから岩国までは、普通の2車線道で、交通量もかなり少なくなります。特にショートカットする欽明路道路がある場所は大半の車がそちらに流れるため、2号線とは思えないような交通量の少なさです。全国的に有名な錦帯橋のそばを通り、岩国市内で再度188号線と合流すると広島県に入ります。
この辺りの2号線は海岸線沿いの道になり、右手に日本三景の宮島を見ながら走ります。廿日市からは交通量もさらに増えますが、2号線も自専道の西広島バイパスと従来道が並行しています。このバイパスと再度合流すると広島市内に入り、道幅もかなり広くなって広島市内に入ります。市内はほぼ中心を抜けています。
【2:広島市~岡山・兵庫県境】
広島市内を抜けたら、2号線は三原までまた山の中に入ります。呉・竹原方面の海側は31185号線になります。東広島に向かう自専道のバイパスが建設されていますが、現時点では部分的に開通しているだけです。市街地は西条バイパスができており、従来道は486号線になりました。東広島から三原まではかなりの下り坂になり、上り急勾配を避けるため一部で上下分離になっています。
三原の手前で市街地を避けるように三原バイパスがありますが、まだ東側に未開通区間があるため従来道が本線ですが、20123月の完成以降はどうなるかわかりません。少し海沿いを走りますが、しまなみ海道の因島大橋を遠目で見ながら尾道に入ります。尾道がしまなみ海道の起点ですが、自専道のバイパスから入ります。こちらは松永バイパスまで続けて開通しているため、従来道は本線から外れました。従来道は海沿いを走るため、尾道大橋の真下を通ります。さらに続く赤坂バイパスは従来道は県道になっています。
福山から県境を越えて玉島まではバイパスの整備が一番遅れている区間で、道的にも少し走りにくい状況です。笠岡の部分に中途半端にしか開通していない笠岡バイパスがあり、また沿道の何もない場所に道の駅だけ開業しています。
玉島から先は岡山バイパスが全通しており、4車線の直線的な道になっています。倉敷の市内を抜ける旧道は429号線になり、岡山市内を抜ける旧道は31号線と250号線になりました。岡山バイパスが終わる辺りでブルーハイウェイの分岐があります。かつては有料道路で岡山県東端の備前まで信号なしの道路で2号線の抜け道になっています。現在は無料開放されています。旧道と合流して備前市の250号線と364号線の分岐を過ぎると峠道になり、峠の部分で兵庫県との県境になります。
【3:岡山・兵庫県境~大阪市】
兵庫県に入るとしばらくは2車線の道ですが、JR相生駅の手前から4車線になります。バイパス側のルートを使えば、終点の大阪までずっと4車線です。太子龍野バイパスは自専道ですが2号線の本線になり、旧道は県道と179号線になりました。太子東インターで続けて姫路バイパスに入り、これは旧道も2号線のままですが、無料開放した際にバイパスが本線扱いになっている気がします。従来道の2号線は姫路の市街地を抜けますが、幹線国道にしては珍しい一方通行区間があります。国道は東向きなので、西に向かう車は少し南側に市道の一方通行があり、そちらに迂回します。世界遺産の姫路城は従来道の近くにあります。バイパスと従来道が交差する高砂北インターからは加古川バイパスになり、これは従来道が本線扱いの可能性が高いです。加古川市内も姫路と同じような一方通行区間があります。従来道は2車線なので、走りにくいし、渋滞も頻発します。
明石市に入れば、バイパスはそのまま有料道路の第二神明道路となり、神戸市の須磨まで続きます。高速道路みたいですが、これも2号線バイパスの扱いです。この途中に神戸淡路鳴門道の分岐があります。須磨以東は阪神高速に接続しています。一方、従来道は明石市の市街地を抜け、舞子から須磨にかけて海沿いの道になり、また明石海峡大橋を間近に見ながら走ります。JRと山陽電車の6本の線路が並ぶ区間もあります。須磨で第二神明から伸びた阪神高速の側道としてしばらくは走ります。神戸の中心部は浜手バイパスと呼ばれる高架道がありますが、東端は従来道と接続できていません。神戸市中心部の三宮付近で何でそんな変なルートにするのか不可解な場所があります。
神戸から大阪は2号線のバイパス=43号線になります。2号線は少し山手になりますが、私の幼少の時は阪神電車の路面電車みたいなものが走ってました。広めの中央分離帯になっているのはその名残です。野田阪神前交差点から大阪の中心部に入り、梅田新道交差点で530㎞余りの終点になります。


●沿線フォトギャラリー(天気が悪くうまく写真が撮れなかった部分はまたきれいな写真と差し替えます)
1:本線(北九州市~大阪市)
1→起点の老松公園前交差点です。3号線からそのまま続くような形になっています。 2→起点のところにあるキロポストです。大阪まで537kmの長い道のりの始まりです。 3→当面の目標地点は山口になっています。といっても山口市中心部は9号線沿いにあるので、2号線小郡経由の距離と思います。
 
4→長さ3,461mの関門トンネルは2号線としてはもちろん中国地区の国道ではトップです。 5→海の中を通るので中間点まで一気に下り、後半は一気に登るような感じです。 6→関門トンネルは125cc以下のバイク・自転車・歩行者は通行できませんが、逆に海峡部分だけ歩いて渡ることができる「人道トンネル」があります。エレベーターで上り下りします。
7→関門トンネルを抜けたらすぐに中国道:下関ICがあります。191号線の豊浦・長門方面もショートカットする県道があります。 8→下関市に入ると目標地点が広島に変わります。それでも200km近くあるので先は長いです。 9→この長府トンネルを抜けると海側に出ます。
10→印内交差点で9号線と合流し、48km弱は重複区間になります。(ただし標識は2号線のみで9号線は全く無視されています) 11→下関市の才川交差点で2号線は小月バイパスに入り、旧2号線は491号線になりました。 12→小月バイパスはほぼ全線が4車線です。
13→ちょうど下関市から山陽小野田市に入るところで190号線が分岐します。ここから2号線は海から少し離れます。 14→厚狭バイパスにある316号線の分岐です。ちょうどあいにくの雨模様で結構走りにくくなってきました。 15→宇部市にある大阪まで500kmの標識です。
16→写真15の場所ですが、2号線にしてはのどかな雰囲気の場所です。交通量も少なめです。 17→山陽新幹線とは終点の大阪までだいたい並行しており、幾度となく交差します。 18→宇部中心部からの490号線と合流する宇部市の瓜生野交差点です。ここから3kmほどは490号線・9号線との3国道重複区間です。
 
19→同じ宇部市の車地交差点で秋吉台方面へ490号線が分岐します。490号線は中国地区では少し有名な酷道です。 20→小郡バイパスの起点になる今坂交差点でここから自専道になり自転車や原付は通れません。 21→自専道に入ってすぐの嘉川インターで山口宇部道路(県道の自専道)の分岐があります。
22→岡屋インターで写真13で分岐した190号線と合流します。 23・24→小郡インター(側道の交差点は交通センター前)で長らく重複していた9号線と分岐します。旧街道でいう山陽道と山陰道の分岐になります。9号線はここから京都まで600km近い道のりになります。
25→陶インターで旧2号線の山口県道335号線が合流して自専道区間は終わります。また高架道路への分岐がすぐにありますが、山陽道山口南ICに続く道路で、2号線を進むには側道に入ります。 26→側道も片側2車線なので、走りやすいとは思います。 27→防府市内は正面に見える山陽道の側道を走るため、上り線と下り線は離れます。
28→防府市の沖高井交差点で山口市に続く262号線と分岐します。中国道の山口ICへも10kmくらいです。 29→山陽道:防府東ICで上下分離側道が終了しますが、しばらくは山陽道と並行しています。
防府東ICは広島方面専用の片方向のインターです。
30→山陽道(上下2本)と2号線のトンネルが並行する「防府第三トンネル」は1,833mと結構長いトンネルです。3本あるから第三とついているのではなく、2号線に第二・第一の名前のつくトンネルがあります。
     
31→「ソレーネ周南」は2014年からオープンした道の駅で、2号線の本線上に初めてできた施設です。 32→道の駅を過ぎるとすぐに山陽道:徳山西ICの入口があります。 33→周南市の大神交差点で徳地方面に続く489号線と交差します。
33-1→周南市(昔の徳山市)も4車線のバイパスで市内を外れています。 34→周南市の三田川交差点で鹿野方面に続く315号線と交差します。 35→周南市は徳山西IC・徳山東ICの両方で直結しています。防府と違ってどちらも北九州方面と広島方面の両方に行けます。
36・37→下松市の末武中交差点で188号線と分岐します。188号線は海沿いを通って行くのに対し、2号線はここから山中を走ることになります。岩国で合流しますが、当然ながら2号線の方が距離も短く早いです。 38→広島まで76kmまで来ていますので、かなり目処が見える距離になってきました。
39→かなり山道を登るような感じです。 40→岩国市(旧:周東町)の郵便局前交差点で376号線と交差します。376号線は山口市に戻るようなルートです。 41→岩国市の旧:玖珂町で大阪まで400kmになりました。
42→岩国市の八幡下で437号線と交差します。437号線は周防大島を経由して四国の松山まで続く路線です。 43→東日本大震災の復興を願って飾っていますが、これでは大型車が入れないですね。 44→岩国市の野口交差点で分岐する山口県道15号線は通称「欽明路道路」と呼ばれ、岩国までショートカットするためほとんどの長距離トラックはこちらを通ります。
45→欽明路道路のバイパスがあるため大廻りする2号線は沿線上で最も交通量が少ないです。 46→錦側を渡る錦橋です。これでも2号線を渡る橋では長い方です。 47→橋を渡ったすぐの錦橋交差点で187号線と交差します。
 
48→しばらくは錦側の清流沿いの道になります。ここも交通量は少なめです。 49→山陽道:岩国ICも2号線直結のインターです。 50→全国的に有名な錦帯橋です。橋の通行料が900円ぐらいしていたのは少しびっくりしました。
51→岩国市街に入る錦見交差点で先ほど分かれた欽明路道路と合流します。 52→岩国市内は2車線で少し走りにくい感じです。 53→立石交差点で写真37で分岐した188号線と合流しますが、東向きではこの国道方面に右折することができないため案内標識もありません。
54→小瀬川にかかる栄橋を渡り広島県に入ります。 55→大竹市のみどり橋東詰交差点で広島県の山中に入る186号線と分岐します。 56→広島県に入ると目標地点が岡山になりました。岡山まで200kmとはまた距離感を感じます。
57→大竹ICも2号線直結のインターです。山陽道はこれ以降福山市まで直結する場所がありません。 58→意外と少ない2号線が海沿いを走る区間です。右手方向に見えるのが宮島です。 59→宮島に渡るフェリー乗り場はここを右折しますが、厳島神社に行くなら本土側に車を置いて行けば済むような位置です。
60→JR山陽本線と広電宮島線に挟まれて並行する区間です。 62→この西広島ランプで2号線のバイパスになる西広島バイパスの分岐があります。
【西広島バイパスはこちら】
63→旧来の2号線は西広島バイパスがあるため道路改良もなく狭めの道になっています。時間帯によってはかなりの渋滞になることも。
64→時間帯によって中央線が変移する区間で、今は2車線ずつですが、恐らく朝は広島市内方向が3車線になると思います。 65→太田川を渡り広島市内に入ります。右上の高架道路が西広島バイパスです。 66→広島市中心部はさすがに片側4車線の大通りとなっています。
67→市役所前交差点で三次・島根県方面へ続く54号線と交差します。 68→平野橋東交差点で487号線と交差しますが、この路線は道路でつながっているのは広島港までです。離島・松山方面のフェリーターミナルもここから入ります。 69→上をまたいでいるのは2012年に開通した広島高速です。広島呉道路にも接続しています。
70→31号線と部分開通の東広島バイパスは右の高架道路で2号線は左側道に入ります。
地図で見ても間違えやすい場所です。
71→東広島へ続く道はひたすら上り坂になりますが、最初は4車線道路です。 72→この場所で岡山までちょうど150kmです。先が長いですね~。
73→やがて2車線の道になり、セノハチ越えとも呼ばれる峠道になります。 74→東広島市の溝迫交差点で2号線は開通している西条バイパスが本線で、直進の旧道は486号線になりました。 75→西条バイパスは自専道でもなく対面2車線通行です。
 
76→東広島市で大阪まで残り300kmとなりました。先に見える御薗宇交差点で375号線と交差しますが、2号線とは立体交差です。 77→375号線は「東広島呉自動車道」のバイパスもあり上三永インターで直接接続しており、北に行けば山陽道にも行けます。 78→東広島から三原へのルートは広島側よりも急な坂で上下線が分離して上り勾配を緩和しています。
79→私が走った下り坂の方向は最短距離で一気に下ります。 80→竹原市の新庄交差点で432号線と交差します。広島空港がここから北に入ったところにありますが、広島市内からならずいぶん離れています。 81→三原市内は自専道の三原バイパスと従来道があり、バイパスが全通していないため本線は従来道となっています。
【三原バイパスはこちら】
82→三原市の三原警察署入口交差点で広島から分岐した31号線が185号線に代わり合流しています。 83→尾道へは海沿いの道路になります。しまなみ海道の因島大橋も遠くに見えます。 84→尾道市内に入るまでに尾道バイパスの分岐があり、全線開通しているので自専道の方が本線になっています。旧道も途中までは2号線です。
【尾道バイパス部旧道はこちら】
 
85→尾道バイパスは4車線道路なので、高速道路並みに走ることができます。 86→しまなみ海道の起点になるのは現時点ではこの西瀬戸尾道ICですが、将来的には山陽道・尾道道まで延伸される予定です。 87→山陽道の福山西ICは直結しています。
 
88→神村ランプで自専道区間が終了し、そのまま赤坂バイパスに続きます。赤坂バイパス部分の旧道は県道に降格されています。 89→福山市内は結構にぎやかです。広島県では広島・呉に続くような大きな街です。 90→福山市の府中別れ交差点で313号線と交差します。この313号線は日本海側の鳥取県倉吉市まで続く比較的長い路線です。
91→すぐに明神町交差点で182号線と交差します。182号線は岡山県山間部の新見市までしかありません。 92→福山市から笠岡市に入るところが広島と岡山の県境です。 93→岡山県に入れば次の目的表示は神戸になります。広島の時も岡山の時もそうですが、やっぱり200kmになるんですわ。
94→この辺りはまだバイパスもないため従来からの2号線の雰囲気が未だ残っている場所です。 95→金光教の本部があるところです。今は倉敷市ですが以前は金光町という場所でした。 96→倉敷市玉島からは2号線はバイパスに入り、倉敷・岡山市内を一気に抜けます。左方向の429号線の方向は旧2号線です。
97→倉敷市に大阪まで残り200kmの距離標があります。 98→玉島バイパスは暫定2車線の開通です。 99→引き続き岡山バイパスに入ると全線が4車線以上で快適に走ることができます。
100→瀬戸中央道(=瀬戸大橋)の早島ICと接続しています。 101→180号線は本線は岡山市の中心部からなので2号線とは接続していませんが、岡山西バイパスは2号線と接続しています。 102→側道方向に進んだ青江交差点で30号線と交差します。つい最近まで岡山市内方向は2号線でしたが、30号線に降格されました。
103→かつて有料道路であった岡山ブルーラインは、2車線ながらも信号なしの快適道路で備前市までのバイパス的存在です。 104→岡山バイパスと250号線(=かつての2号線)が合流すると2車線道路になります。 105→250号線との重複区間は両方のおにぎり標識があります。
 
106→ここで初めて終点の大阪までの距離表示になりました。136kmが正しいなら既に北九州市から400km走ったことになります。 107→備前市伊部東交差点で重複していた250号線が分岐します。また374号線の起点にもなっています。 108→山陽道の備前ICが2号線と直結しています。ここから先の大阪方向は山陽道・中国道とも接続しません。
109→海沿いルートはは250号線になっているので、2号線は山の中を走ります。起点からだいたいずっとこのパターンです。 110・111→長さは短いですが船坂トンネルを越えると兵庫県に入ります。
112→赤穂市の有年原交差点で373号線と交差します。 113→相生の手前で4車線区間になります。高架道路は山陽道です。 114→山陽新幹線の相生駅の横を通ります。
115→直結にはなっていませんが、山陽道の龍野西ICは割と近くにあります。 116→揖保川の橋は2号線でも比較的長い方に入ると思います。 117→太子竜野バイパスの起点になる門前西交差点です。右奥の高架になっている部分は県道に降格した旧2号線方面で、ここから本線は自専道になります。
118→太子竜野バイパスは4車線が基本です。ここから先は姫路バイパス・加古川バイパス・第二神明・阪神高速とつなげば大阪まで信号なしで行くことが可能です。 119・120→太子町で大阪まで残り100kmになりました。後に発見したのですが右側は既に179号線になっているところに昔の名残として残っているキロポストです。
121→太子竜野バイパス上にジャンクション形式で29号線の分岐があります。 122→太子東ICで姫路バイパスへはそのまま直進、従来の2号線は左方向になります。
高砂北ICまではどちらが本線扱いなのかが微妙なのですが、従来道を本線と見なして走りました。
123→元々はここが29号線の分岐であった姫路市の夢前橋西詰交差点です。29号線の距離標は現在もこの交差点を起点としています。
124→太子町で100kmのキロポストがあって姫路市内までかなり走ったのにまだ95km?計算合わないね。 125→姫路市の今宿交差点から先は東方向(=大阪方面)の一方通行区間になります。西方向の一方通行は姫路市道扱いです。 126→姫路市内は3~4車線が全部東向きです。これが両方向あれば渋滞がかなりひどくなるのでしょう。
127→372号線が交差している下寺町交差点で再度上下線が合流します。 128→姫路天神前交差点で312号線が交差し、ここから少しの距離は312号線と重複します。 129→姫路~高砂にかけて交通量は多いのですが、バイパスがあるため道路改良はなく2車線です。渋滞して当たり前です。
130→高砂東ICで姫路バイパスが交差します。ここからバイパス方向は2号線でつながっていないので、従来道が本線であることは間違いないです。 131→加古川を渡る橋も長めですが、少し狭い感じがします。 132→加古川橋東詰から先の加古川市内は2回目の東向き一方通行区間です。ここも西向きは加古川市道扱いです。
133→加古川市内の一方通行は2車線しかないのですが、長距離トラックが無料の加古川バイパスに流れている都合で意外と空いていました。 134→平野交差点から先は両方向の道になります。 135→加古川~明石間も2車線の走りにくい道になっています。走る時間帯ではかなり渋滞も発生します。
136→明石市の小久保交差点で備前市で分かれた250号線が再度合流します。ちょうど新幹線の西明石駅のすぐそばです。 137→それから数㎞で175号線と交差する和坂交差点があります。 138→これは2号線の「明石大橋」という名前の橋で「明石海峡大橋」とは区別されています。
 
139→明石市の狩口交差点で四国から続く28号線が合流し、神戸市内まで重複区間になります。 140→JRと山陽電車合計6本の線路と並行する区間です。須磨付近まで続きます。 141→途中で明石海峡大橋がきれいに見える場所があります。
142→ほぼ同じ場所を夜にも通ったことがありますが、夜はライトアップされており、時間帯や日によって29パターンのカラーがあります。 143→舞子の明石海峡大橋の下はアンダーパスになっています。橋が相当高い場所にあるのが間近に来てわかりました。 144→須磨の辺りはJRが海側,山陽電車が山側で挟まれるような区間です。
145→須磨の市街地を過ぎると急に道幅が広くなり片側4車線(=8車線)道路になります。 146→須磨から三宮までは阪神高速神戸線の側道になっています。 147→神戸市の東尻池交差点で重複していた28号線が分岐しますが、ここまで重複区間を示すものは1つもありませんでした。
148→神戸市街地は浜手バイパスと呼ばれる高架道路の自専道があります。
149→2号線はJR神戸駅のすぐそばを通ります。 150→浜手バイパスを使わないと元町付近で神戸らしい町並みの場所があります。1995年の阪神淡路大震災でも倒壊を免れた?
151→税関前交差点から右方向に伸びるのが日本一短い国道として知られる174号線です。 152→そのまま道なりに直進すると浜手バイパスと合流して最短なのですが、急に左折する箇所があります。2号線方面は行き先表示がありません。 153→またその道が数百mですが、片側1車線の狭い道です。すぐ西側を通るフラワー通りは片側3車線でなぜこちらが2号線なのか不可解です。
154→JR三ノ宮駅前で右折します。神戸市は神戸駅よりも三ノ宮駅の方が市を代表する駅です。 155→今度は片側5車線の広い道路が43号線分岐まで続きます。 153→43号線との分岐になる岩屋交差点ですが、オーバーパスもある直進方向が43号線で2号線は左折します。
157→岩屋交差点から大阪市内までは基本4車線の道路です。 158→阪神淡路大震災の時は43号線上の阪神高速が倒壊したため、2号線は緊急交通路になり一般車の立入は制限されていました。 159→背景に見える高層マンションも震災後に区画整理されてできたものと思います。
160→中央分離帯の幅が多いのはかつては阪神電車の路面電車が通っていた名残です。 161→阪神間の高級住宅街で有名な芦屋市に入りますが、ここまで明石海峡大橋の場所附近から神戸市が続いていました。 162→この夙川沿いが桜の名所で、ちょうど4月で満開になっていました。近くのJRの駅も「さくら夙川駅」といいます。
163→西宮市の札場辻交差点で171号線と交差します。一般道だけで京都に向かうのであれば、171号線の方が早く行けます。 164→阪急電車で国道の通称名が駅名となっている場所があります。東京で15号線沿いに「国道」駅があるのと同じです。 165→名神高速は交差するだけで、インターで直結しているのは43号線です。
166→阪神タイガース・高校野球の聖地である甲子園球場は43号線沿いですが、2号線からでも2kmもありません。 167→尼崎市で残り12kmと、終点が見えてきました。 168→府県境を越える左門殿川は台風などの高潮時は防潮扉を閉めて通行止めにします。
169→終点まであと7kmあるかないかの場所で大阪府に入ります。 170→2号線で著名渋滞交差点で有名な歌島橋交差点です。五叉路になっているからが1つの原因です。 171→淀川を渡る淀川大橋が724mと2号線では一番長い橋と思います。
172→一瞬だけ阪神高速の下を通り、大阪キタの中心部に入ります。 173→この右側が北新地と呼ばれる繁華街です。 174→終点の梅田新道交差点です。直進はそのまま1号線になり、25号線・176号線もここが起点となります。
   
175→梅田新道交差点の西北角にある大阪の道路元票です。    
2:西広島バイパス
BP1→西広島バイパスに入ってもすぐは一般国道扱いで信号もある4車線の道路です。 BP2→この標識にあるように山陽道のインターと加計方面の分岐を過ぎて自専道になります。 BP3→山陽道の廿日市ICと接続しています。
BP4→ここから自専道の始まりで高速道路並みのペースで走ることができます。 BP5→バイパス唯一の休憩施設になる佐方PAです。 BP6→広島市に入るところです。いつも交通量が多めで朝夕は渋滞も頻発します。
BP7→広島市内も丘陵地の住宅街の中を走ります。 BP8→かなり家が密集している区域まで来ました。 BP9→自専道区間は案内標識も緑看板です。
BP10→直結されていませんが、湾岸を走る広島高速3号線はここから入ります。 BP11→西広島バイパス内唯一のトンネルになる鶴ヶ峰トンネルです。 BP12→山陽道の五日市ICへはここから行くことができます。
BP13→サクサク進めると思いきや渋滞につかまりそうな感じです。 BP14→この標識の意味は、1km先で2号線本線と合流しますが、大型車はうるさいからそのまま高架道路の方を進んで下さいということです。 BP15→その1km先がここです。2号線の本線と合流します。が、しばらくは上下二層構造でバイパスも続きます。
BP16→高架道路区間は結構カーブがきついので要注意です。 BP17→太田川を渡る橋です。左に少し見えているのが写真65の本線の橋です。 BP18→ちょうど橋の真ん中で渋滞のため止まったので撮ってみました。
 
BP19・20→舟入インターで西広島バイパスの終点になり本線と合流しますが、標識のように延伸するような雰囲気は全然ありません。  
3:三原バイパス
BP21→三原バイパスは基本対面交通で、トンネルが連続する区間です。 BP22→この時広トンネルは1160mと三原バイパスでは一番長いトンネルです。 BP23→最初に走った時はちょうど道の駅のところから先は工事でした。
BP24→2回目に来た時は延伸開通していました。 BP25→2号線に接続するところまで開通していますが、最終的にはこの先の尾道バイパスまでできる感じです。
4:尾道バイパス旧道部
OLD1→尾道市内はバイパスがあるので、幅はかなり狭く道路改良がされていません。 OLD2→祇園橋東詰交差点で184号線と交差します。184号線は日本海側の出雲市まで縦断する路線です。 OLD3→尾道駅前で尾道城が見える場所があります。
 
OLD4→しまなみ海道の新尾道大橋と317号線の尾道大橋が並行して架かっているのがわかります。 OLD5→尾道大橋入口交差点で317号線と交差します。 OLD6→尾道バイパスと合流する場所は広島方面には行けても、岡山方面は行くことができません。そのまま降格された県道を進みます。