国道258号線                 

①快適さ→★★★(高速道路のバイパス的な役目は終わったので以前より走りやすい)
②退屈度→★(直線4車線が続くおもしろくもない道路で、眠気もくる恐れあり)
③整備度→★★★★★(やがて全線が4車線になるでしょう)
④景色→★★(揖斐川に沿った道ですが、川が見えるわけでもない)
⑤施設→★★★★★(困るものは何もない)
⑥観光地→★★(養老の滝,多度大社など)
 
総合評価点
54
正規区間 起点 岐阜県大垣市(楽田町) 終点 三重県桑名市(小貝須) 41.7km
実質区間
(端末重複区間)  
起点側 なし 0.0km 41.7km
終点側 なし 0.0km
重複区間
単独キロ  
上位 なし 0.0km 41.7km
下位 なし 0.0km
未開通区間 なし   0.0km
海上区間 なし   0.0km
本線に並行する
主なバイパス  
特になし   
経由地 岐阜県 大垣市,養老町,海津市
三重県 桑名市
道の駅 (1) 月見の里南濃(岐阜県海津市)【岐阜-43】
接続国道・高速道 【岐阜県大垣市】→国道21号線(関ヶ原・米原方面/岐阜・美濃加茂方面) 名神高速(大垣IC)
【三重県桑名市】→東名阪道(桑名東IC) 国道421号線(いなべ・東近江方面)
            国道1号線(四日市・大津方面/名古屋方面) 国道23号線(四日市・津方面/名古屋・豊橋方面)

●実走レポート(2010年10月) 

この258号線は「美濃街道」と呼ばれ、揖斐川の右岸側を大垣~桑名まで最短で結ぶ国道です。3桁国道でありながら、30年前から交通量の多い国道でした。というのは、東名阪が名古屋市内まで開通していない時・名二環に該当する部分ができていない時は東名・名神・中央道に乗り継ぐために最適の道路だったからです。当然現在の名二環・伊勢湾岸道の全線開通でその役目はなくなりましたが、岐阜県と三重県の物流面では重要な道路なので、今も交通量が多いです。
21号線の楽田町交差点から始まり、名神:大垣インターまではほぼ南に一直線に伸びる4車線道路です。市街地中心部をかすめるため、沿道は買い物・飲食のチェーン店がほとんど揃っています。
名神:大垣インターを過ぎると、揖斐川に近い場所になり、滝で有名な養老町に入りますが、道幅も2車線道路に変わります。ただ交通量は相変わらず多いので、ほとんどを4車線道路にする工事は行われています。海津市に入る辺りが一番揖斐川に近いかもしれませんが、堤防上を走るわけではないので、川そのものが見えることはありません。駒野交差点を過ぎた場所に唯一の道の駅「月見の里南濃」があります。しばらく走って養老鉄道を超える場所でやっと三重県に入ります。
三重県はすぐに4車線の自専道みたいな道になり、東名阪:桑名東インター,421号線:西別所インター,1号線:安永交差点を超え、23号線の小貝須交差点で終点になります。県道になりますがさらに直進すれば、伊勢湾岸道:湾岸桑名インターにも行けます。
空いていれば、さくさくと走ることのできる道ですが、景観的に単調な道が続くため、おもしろみには欠けるでしょう。


●沿線フォトギャラリー
1→大垣市の21号線楽田町交差点から始まります。 2→最初から終点までの距離は表示されています。桑名まで39kmなら夜なら1時間かかりませんね。 3→大垣市のほぼ中心部を抜けます。
4→名神高速:大垣ICとクロスします。 5→ずっと4車線のほぼ直線区間です。道路沿いには飲食・GS・コンビニなどの大手のチェーン店がたくさんあります。 6→揖斐川の支流を越える養老大橋です。この上流に全国的に有名な「養老の滝」があります。
7→橋を渡ってほどなくいけば道の駅「月見の里南濃」があります。 8→住宅街をトンネルで抜けるのは幹線道路らしいですね。 9→岐阜県がほぼ終わりになってきたところで2車線区間になります。
10→岐阜県と三重県の県境です。ちょうど養老鉄道を高架で越えるところにあります。 11→三重県も4車線区間が大半です。 12→1号線安永交差点とは立体交差になっています。
 
13・14→最後の23号線小貝須交差点も立体交差のインターチェンジ方式になっており、直進すればそのまま伊勢湾岸道:湾岸桑名ICになります。