①快適さ→★★★★(全線を通して快適に走れることができます) ②退屈度→★★★★(渓谷の中を縫うように走り飽きずに走ることができます) ③整備度→★★★★(狭路もないきちんとした道路ですが、山間部は土砂崩れの危険性もあり) ④景色→★★★★(特に紅葉期はきれいと思います) ⑤施設→★★★(山間部には各店舗とも少ないので少し注意する必要あり) ⑥観光地→★★★★(金比羅宮・大歩危・小歩危など) |
総合評価点 | ||||||
79 | |||||||
正規区間 | 起点 | 香川県高松市(中新町) | 終点 | 高知県高知市(県庁前) | 140.9km | ||
実質区間 (端末重複区間) |
起点側 | 起点~香川県高松市(峰山口)⇒国道11号線 | ▲3.9km | 137.0km | |||
終点側 | なし | 0.0km | |||||
重複区間 単独キロ |
上位 | なし | 0.0km | 137.0km | |||
下位 | 国道377号線⇒香川県丸亀市(新羽床口)~まんのう町(買田東) 10.4km 国道319号線⇒香川県まんのう町(買田東)~徳島県三好市(川口) 38.1km 国道192号線⇒徳島県三好市(井川池田IC入口~池田大橋西詰) 5.3km 国道439号線⇒高知県大豊町(佐賀山~大豊町役場) 11.4km |
0.0km | |||||
未開通区間 | なし | 0.0km | |||||
海上区間 | なし | 0.0km | |||||
本線に並行する 主なバイパス |
特になし | (満濃バイパス・高知東バイパスなどは本線になり旧道は指定から外れる) | |||||
経由地 | 香川県 | 高松市,綾川町,丸亀市,まんのう町,三豊市 | |||||
徳島県 | 三好市 | ||||||
高知県 | 大豊町,香美市,南国市,高知市 | ||||||
道の駅 | (1) 滝宮(香川県綾川町)【香川-10】 (2) 空の夢もみの木パーク(香川県まんのう町)【香川-7】 (3) たからだの里さいた(香川県三豊市)【香川-14】 (4) 大歩危(徳島県三好市)【徳島-14】 (5) 大杉(高知県大豊町)【高知-1】 (6) 南国風良里(高知県南国市)【高知-6】 |
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接続国道・高速道 | 【香川県高松市】→国道11号線(東かがわ・徳島方面/坂出・松山方面) 【香川県綾川町】→国道377号線(高松空港・東かがわ方面) 【香川県まんのう町】→国道438号線(美馬・剣山方面/坂出方面) 国道319号線(善通寺方面) 国道377号線(豊浜方面) 【徳島県三好市】→国道192号線(美馬・徳島方面/川之江方面) 徳島道(井川池田IC) 国道319号線(金砂湖・伊予三島方面) 【高知県大豊町】→国道439号線(京柱峠・剣山方面/土佐町・中村方面) 【高知県南国市】→高知道(南国IC) 【高知県高知市】→国道55号線(室戸・海南・徳島方面) 国道195号線(香美・徳島方面) 国道56号線(須崎・中村・宇和島方面) 国道33号線(佐川・松山方面) |
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●実走レポート(2011年8月) |
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四国の幹線国道は周囲を取り巻く3国道以外に中を抜ける2つのルートがあります。その一つが32号線で香川県と高知県を最短経路で結んでいます。幹線国道ではありますが、四国では有名な観光地である大歩危・小歩危の渓谷も通るため、景観としては抜群のルートです。 |
●沿線フォトギャラリー | ||
1→11号線の峰山口交差点で11号線から別れてスタートします。 | 2→最初から終点の高知までの距離がありますが、136kmは距離感を感じさせます。 | 3→高松市内には「セルフうどん」という店が目立ちますが、これはトッピングやゆでるのを自分でやるからそのような名前になっています。 |
4~6→まんのう町までは4車線のバイパスが完備して非常に走りやすくなっています。確かに交通量も多いので当然といえば当然ですが…。ただ道が単調で景色もあまり変わらないので飽きてきますね。 | ||
7・8→この4車線のバイパスにある道の駅「滝宮」です。讃岐うどん関係の土産がたくさんあり、食事もできます。 | 9→まんのう町の買田東交差点で重複していた377号線と分岐,319号線と合流し、4車線区間もここで終わります。 | |
10・11→道の駅「空の夢もみの木パーク」はそれほど大きくないですが、私的にはこのぐらいの施設が一番利用しやすいです。 | 12→すぐに次の道の駅になる「たからだの里さいた」です。桜の開花時期はきれいな場所です。 | |
13→いくら真夏とはいえ路面温度が48℃もあるのかと疑いたくなります。 | 14→ちょうど高知まで100kmの場所です。 | 15→猪ノ鼻峠を越える道は急な上り勾配になり、ヘアピンカーブなどもあります。 |
16→かなり登ったところで来た道を振り返ってみたところです。 | 17・18→827mの猪ノ鼻峠を越えると徳島県に入ります。この峠越えをもう少し緩和するために新しい道路も計画されています。 | |
19→かつては峠のドライブインだったようですが、高速道路の発達に反して衰退し、閉店したようです。幹線国道は日本全国でこのような光景を沢山見ます。 | 20→山の間をぬうように下っていきます。 | 21→下りきったところに吉野川があり2003年に開通した四国中央橋を渡ります。 |
22→橋を越えれば徳島道の井川池田ICで192号線と合流します。 | 23・24→5kmほど192号線と重複しますが、国道標識だけでなくキロポストも併記されているのは珍しいです。 | |
25→池田大橋を越えたら、192号線と分岐します。立体交差になっています。 | 26→大歩危・小歩危の区間は全部異常気象時の通行規制の対象になっています。30km以上あります。 | 27→まんのう町から38kmもずっと重複していた319号線とここで分岐します。ただ、途中に319号線と重複しているような表記は全くありませんでした。 |
28~30→ここが小歩危峡といわれる場所で、真夏なのでラフティングで楽しんでいる姿もありました。紅葉の時期が一番走りがいがあるのではないかと思います。 | ||
31→この責任を放棄するような看板はある意味すごいです。 | 32・33→こちらは大歩危峡です。小歩危よりは川が緩やかなような気がします。 | |
34・35→大歩危峡に道の駅「大歩危」があります。この32号線では一番人気がありそうな道の駅で、夏休み中だから平日でもたくさんの方が来ていました。断崖のところに建っています。 | 36→大歩危峡を過ぎて高知県に入ります。 | |
37→四国最恐の酷道といわれる439号線との分岐です。 | 38→この吉野川橋を越えて吉野川沿いの道は終わります。 | 39→長い区間続いていた通行規制区間もここで終わります。 |
40~42→道の駅「大杉」は施設がめちゃ小さい道の駅でした。近くに天然記念物の大杉(右写真)があります。1,000年近い樹齢があるのでしょうか? | ||
43・44→根曳峠は1605mの大豊トンネルで抜けます。この国道で最長のトンネルです。 | 45→以前九州でよく見かけたブレーキがきかない車の待避所もあります。でもあそこにつっこむ勇気は結構いりますね。 | |
46→南国市に向かってひたすら下ります。 | 47→高知が近くなったら方面標識は室戸になっています。 | 48→道の駅「南国風良里」が32号線最後の道の駅になります。 |
49・50→四国の全部の国道ではないのですが、キロポストが路面にも横書きが書いているところがあります。最初は何の数字かよく理解できませんでした。別に路面に書く必要がない気もしますが…。 | 51→195号線とは一旦交差して後でまた合流します。本来はここが195号線の終点でしたが、32号線のバイパスができたために旧道が195号線になったためです。 | |
52→高知市に入って55号線と合流します。 | 53→高知市の知寄町3丁目交差点で先ほど交差した195号線と合流します。 | 54→高知市名物の土佐電です。 |
55→中宝永町交差点で宇和島・宿毛方面からの56号線と合流します。 | 56→はりまや交差点で直進方向と右折方向の両方が32号線になっていますが、直進方向が本線で右折方向は枝線です。 | 57→県庁前交差点で32号線は終了し、ここから先は33号線になります。 |
58→枝線に入るとすぐに渡る橋が有名なはりまや橋です。 | 59・60→1kmほど走った高知駅前が枝線の終点になります。 |