国道373号線                 

①快適さ→★★★★★(全線が整備されていてかつ空いているので走りやすい)
②退屈度→★★★(直線的な道路が大半なので少々退屈な部分があります)
③整備度→★★★★★(峠区間が自動車専用道の鳥取道と兼用)
④景色→★★★★(山の中と川沿いの景色の良い場所を通ります)
⑤施設→★★★★(沿道の店にはほとんど不自由することはありません)
⑥観光地→
★★(観光名所的な場所は少なく粟倉温泉ぐらい)
総合評価点
79
正規区間 起点 兵庫県赤穂市(有年原) 終点 鳥取県鳥取市(秋里) 100.5km
実質区間
(端末重複区間) 
 
起点側 なし  0.0km 68.1km
終点側 鳥取県智頭町(智頭東)~終点⇒国道53号線  ▲32.4km
重複区間
単独キロ 
 
上位 国道179号線⇒兵庫県佐用町(上月三差路~上町) 5.8km   ▲5.8km 62.3km
下位 国道429号線⇒岡山県美作市(中町~古町) 1.0km    0.0km
未開通区間 なし   0.0km
海上区間 なし   0.0km
本線に並行する
主なバイパス 
 
志戸坂峠道路 岡山県西粟倉村(西粟倉IC)~鳥取県智頭町(智頭IC)
 
前後は高速自動車国道の鳥取自動車道でこの区間が373号線BPの扱いになります。またトンネル区間は旧道が廃道になったため自転車も通れる一般道路扱いです。
経由地 兵庫県 赤穂市,上郡町,佐用町   
岡山県 美作市,西粟倉村
鳥取県 智頭町
道の駅 (1)宿場町ひらふく(兵庫県佐用町)【兵庫-19】
(2)あわくらんど(岡山県西粟倉村)【岡山-3】
接続国道・高速道 【兵庫県赤穂市】→国道2号線(姫路・神戸方面/岡山・福山方面)
【兵庫県佐用町】→国道179号線(姫路方面/津山・倉吉方面) 中国道(佐用IC)
【岡山県美作市】→国道429号線(津山・倉敷方面/宍粟・朝来方面)
【鳥取県智頭町】→国道53号線(鳥取方面/津山・岡山方面)

●実走レポート(2011年6月 終点⇒起点への逆行) 

この国道は兵庫県と鳥取県を最短距離で結ぶ路線になっており、鉄道も関西からの智頭急行線が平行し、作用から北は鳥取道の高速道路もできています。最短距離ですが、兵庫県でも最も岡山寄りになるため、姫路や神戸に行くなら29号線の方が早いかもしれません。
智頭から北は53号線になるため、今回は智頭町からスタートしました。53号線から分岐すると、すぐに志戸坂峠越えの山道に入ります。鳥取道の一部となる志戸坂峠道路もそばを走っていますが、峠のところにある志戸坂トンネルの2.5㎞の区間は、旧道が閉鎖されたために、自動車専用道でなく一般道扱いで高速道路と兼用になっています。このトンネルを超えれば、岡山県に入ります。道の駅「あわくらんど」の所で鳥取道は未開通区間になり、宿場街の大原に入ります。鳥取道はここから中国道までは開通しているため、2012年開通予定の西粟倉~大原が開通すれば全通になります。近畿で最西にある道の駅「宿場町ひらふく」を過ぎれば、中国道の作用ICになり、179号線に当たります。ここから少し重複して、上月三差路交差点から千種川に沿って南下します。上郡町の中心部を抜ければ、ほどなくして2号線の有年原交差点で終点になります。


●沿線フォトギャラリー
1→起点となる智頭南交差点で53号線から分岐します。 2→姫路84kmは佐用から179号線を経由した距離と思います。 3→川沿いに緩やかに登る区間が続きます。
4→高架道路が鳥取自動車道です。 5→智頭南ICからでも鳥取道に入ることができます。 6→志戸坂峠の上り口から見たバイパス区間です。
7・8→旧道の志戸坂峠は道として残っていますが、トンネルは廃道となっており、何か農作業をする小屋になっていました。 9→志戸坂トンネルは迂回する旧道がないため、原付や自転車も通れる一般道扱いになっています。
10→長さは1630mでそれほど大した長さでもありませんが、幅が広くないので低速で走る原付には少し抵抗があります。 11→トンネルを抜けて岡山県に入ります。 12→岡山県側の出入口でここから南の鳥取自動車道は工事中でした。2013年に未開通区間が開通しました。
13→道の駅「あわくらんど」はかなりいろいろな施設のあるところです。 14→岡山県側はのどかな単調な区間が続きます。 15→2012年の全線開通に向けて鳥取道も建設が進んでいます。(現在は供用済み)
16・17→悪名高き429号線と一部を重複しています。 18→429号線と分岐してから越える峠道で兵庫県に入ります。
19→兵庫県に入ってからも単調な道が続きます。 20→道の駅「宿場町ひらふく」が兵庫県の唯一の道の駅になります。 21→中国道:佐用ICがあります。
22→佐用町の上町交差点で179号線と交差し、重複区間になります。 23・24→重複区間は標識が併記されており、わかりやすくなっています。
25→上月三差路交差点で179号線と別れ単独区間になります。 26→ここで初めて終点の赤穂までの距離が出てきました。 27→千種川に沿って下るような道になっています。
28→本当に車が少ないのでサクサクと走ることができます。 29→あっという間に終点まで5kmのところまで来ました。 30→千種川もこの辺りまで来るとかなり緩やかになっています。
31→隣の線路はJR山陽本線です。 32→有年原交差点で国道2号線と交差し終点になります。 33→ちなみに志戸坂峠道路になっている場所ですが、373号線の標識はきちんとありました。