国道483号線(北近畿豊岡道)       

①快適さ→★★★★★(全線が高規格道路の自動車専用道路)
②退屈度→★★(直線的で眠い)
③整備度→★★★★★(ほとんど対面交互通行ですが交通量から考えて現状で十分)
④景色→★★★(山間部を走る道路ですが、断続的にトンネルが続く区間もあります)
⑤施設→★★★(途中に道の駅もあり、無料なので途中下車もできます)
⑥観光地→★★(全線が高速道路なのでとりあげるような場所がありません)
総合評価点
63
正規区間 起点 兵庫県豊岡市(豊岡JCT) 終点 兵庫県丹波市(春日JCT) 65.9km
実質区間
(端末重複区間)  
起点側 なし(但し後述の未開通区間あり) 0.0km 65.9km
終点側 なし 0.0km
重複区間
単独キロ  
上位     0.0km 65.9km
下位     0.0km
未開通区間 兵庫県豊岡市(豊岡JCT)~兵庫県養父市(八鹿氷ノ山IC) 15.8km
 計画ではは2016年度に開通予定 
15.8km
海上区間 なし   0.0km
本線に並行する
主なバイパス  
特になし   
経由地 兵庫県 養父市・朝来市・丹波市
道の駅 (1) 但馬のまほろば(兵庫県朝来市)【兵庫-28】
(2) あおがき(兵庫県丹波市)【兵庫-12】⇒青垣ICを下りた県道上にある
接続国道・高速道 【兵庫県養父市】→国道9号線(八鹿氷ノ山IC)
【兵庫県朝来市】→国道312号線,播但連絡道(和田山JCT・IC) 国道427号線(山東IC)
【兵庫県丹波市】→国道427号線(遠阪ランプ,青垣IC) 国道175号線,国道176号線(氷上IC)
            国道175号線,舞鶴若狭道(春日JCT・IC)

●実走レポート(2010年9月) 

 この国道は全線が自動車専用道路になっており、「北近畿豊岡道」の通称名があります。最初の開通は427号線が県道であった時にできた遠阪トンネルで、その後は舞鶴若狭道の春日ICから少しずつ遠伸して、現在は和田山ICまで開通しています。和田山~豊岡の区間も建設は進められて、2011年には八鹿まで開通の見込みです。
 今回は、和田山から春日ICに向けて走りました。和田山ICは播但連絡道の終点にもなっている場所です。次の山東ICまでの間にあるPAそのものが道の駅「但馬のまほろば」になっています。山東ICを越えたら有料の遠阪トンネル区間になります。元々は標高のキツい遠阪峠を回避する目的でできた2585mの長大トンネルですが、前後区間の開通により北近畿豊岡道の一部になりました。その時に同時に無料化の予定でしたが、見直されてトンネル区間は有料道路のままになっています。青垣ICから氷上、春日とほぼ直線的に結んで、舞鶴若狭道に直結しています。現在は暫定2車線道路で、4車線化も考えているようですが、あの交通量なら拡幅する必要性がないでしょう。
 


●沿線フォトギャラリー
1→この写真は和田山ICの付近の延伸部分です。2011年度には開通する部分です。 2→国道312号線にある和田山ICの入口です。播但連絡道の終点にもなっています。 3→右方向の北近畿豊岡道は基本的に無料区間です。
4・5→PAが道の駅になっています。古代政庁をイメージしたような建物で、野菜の直売コーナーも広くとっていました。 6→自動車専用道路でありながら国道の標識があるんです。これは478号線(=京都縦貫道)と違う点です。
7・8→全線が無料と思いきや、遠阪トンネルだけは有料です。300円の通行料がかかります。払うのがいやなら427号線で峠越えをすれば良いのですが、誰もしないでしょう。 9→長さ2585mの遠阪トンネルはこれまでのきつい峠越えから大きく改善されたので、300円の価値は十分にあります。
10・11→トンネル連続区間が続きます。 12→青垣ICを下りたところにある道の駅「あおがき」です。無料道路だから途中下車もできることです。
13→ここから大阪まではちょうど100km 14→農村の中を高架道路でさっそうと抜けます。 15→加古川を渡る橋です。450mあれば比較的長い方では…。
16→氷上ICの手前では4車線になり、追い越しが可能です。 17→国道483号線はここで終わります。直進はそのまま舞鶴若狭道の春日ICに直結しています。 18→春日ICを下りたら175号線と合流します。