国道486号線              

①快適さ→★★★(かなり交通量が多い区間が多く所々で渋滞も発生します)
②退屈度→★★(単調な道で飽きてきました)
③整備度→★★★★(市街地をもっと走りやすくしていただければ満点でしたが…)
④景色→★★(景色らしい景色がない)
⑤施設→★★★★(コンビニ・GS・飲食店などの店は十分あります)
⑥観光地→
★★(観光地は矢掛の宿場町ぐらい)
総合評価点
54
正規区間 起点 岡山県総社市(溝口) 終点 広島県東広島市(溝迫) 137.5km
実質区間
(端末重複区間) 
 
起点側 なし 0.0km 137.5km
終点側 なし  0.0km
重複区間
単独キロ 
 
上位 国道313号線⇒岡山県井原市(薬師)~広島県福山市(湯野口) 8.0km
国道375号線⇒広島県東広島市(清武~円城寺入口) 22.9km 
  
▲30.9km 106.6km
下位 なし  0.0km
未開通区間 なし   0.0km
海上区間 なし   0.0km
本線に並行する
主なバイパス 
 
 特になし   
経由地 岡山県 総社市,倉敷市,矢掛町,井原市   
広島県 福山市,府中市,尾道市,三原市,東広島市
道の駅 (1)クロスロードみつぎ(広島県尾道市)【広島-11】
(2)湖畔の里福富(広島県東広島市)【広島-14】⇒重複する375号線にある
接続国道・高速道 【岡山県総社市】→国道180号線(高梁・新見・米子方面/岡山方面)
【岡山県井原市】→国道313号線(高梁・倉吉方面)
【広島県福山市】→国道313号線(福山市街地方面) 国道182号線(東城・新見方面/福山市街地方面)
【広島県尾道市】→尾道道(尾道北IC) 国道184号線(世羅・三次方面/尾道市街地方面)
【広島県三原市】→山陽道(三原久井IC) 国道432号線(庄原方面/竹原方面)
【広島県東広島市】→国道375号線(三次方面/呉方面) 国道2号線(広島・下関方面/三原・岡山方面)

●実走レポート(2011年9月) 
岡山県と広島県を2号線より山側でつなぐルートです。古来の「山陽道」という街道は、現在の2号線が全てではなく、岡山~三原久井IC付近はこの486号線沿いが該当していたらしく、江戸時代の「山陽道」に至っては福山市より西側は2号線の尾道経由になりましたが、岡山~福山はやはりこの486号線が「山陽道」とのことです。また広島弁で地元の人はこの路線を「ヨンピャーロク」という人もいるようです。
前置きはこのくらいにして、全体的に見て道路が単調であまり走り甲斐がない路線です。なんか私もダラダラと100km走っていただけという感じでした。総社市の180号線から始まりますが、井原を抜けて福山までは標高差もなく、直線主体の道路で走ります。だから、いつも県境では写真を撮っているくせに、うっかり通り過ぎてしましました。
福山市内は新幹線駅付近の市内中心部から5kmほど離れた場所で昔の「神辺」という宿場町になるのですが、大手のチェーンストアも結構沿道にあり、都会さを感じました。この辺りは道幅も4車線になっているところが多いです。福山市を過ぎると府中市に入りますが、この府中市というのが1993年にこの486号線が国道になるまでは、広島県に国道が走っていない唯一の市だったみたいです。現在は市町村合併で旧上下町の432号線も府中市にあります。
府中市を過ぎれば、あとは東広島市の375号線と合流するまで、山の中を抜けるローカル路線です。でも狭路はないので、道は整備されて走りやすいです。尾道市御調町に道の駅「クロスロードみつぎ」があり、少し休憩するにはいい場所です。三原久井ICを過ぎると、並行している2号線よりはかなり北方向に離れて、東広島市の清武交差点で三次方向から来た375号線と合流し、しばらくは重複区間になります。
以前はここで終点でしたが、2号線の東広島市内の西条バイパスが本線扱いになったことで、旧道の一部が486号線に降格になり、路線が延長されました。さらに東広島バイパスも建設中であり、将来的に486号線がもっと広島寄りまで延長される可能性もあるとのことです。

●沿線フォトギャラリー
1→岡山県総社市の溝口交差点から486号線は始まります。 2→最初の目標が井原になっており、30kmなので所要1時間くらいという感じでしょうか? 3→高梁川を渡る「川辺橋」です。
4→左側の高架は高速道路でもなく井原鉄道という非電化のローカル私鉄です。 5→2号線に比べるとかなり空いています。この辺りは旧街道の「山陽道」に該当します。 6→井原市内に入ると4車線区間になります。
7→井原市の薬師交差点で313号線と合流しここから重複区間になります。 8→8km走って福山市中心部に入る手前で486号線は右側に入ります。 9→福山市の十九軒屋交差点で182号線と交差します。
10→次は府中市が一番大きな町なので、そこまでの距離になっています。 11→「カセギ」というカタカナの地名があるのでしょうか? 12→府中市内は沿道に割と店がたくさんあり賑やかです。交通量も多いです。
13→2010年に山陽道JCT~世羅まで開通した尾道道で尾道北ICがあります。 14・15→この時は184号線にも0.5kmの重複区間があったのですが、現在は右側写真の左方向にバイパスができて、184号線とは交差しているだけです。
16・17→486号線としての道の駅はこの「クロスロードみつぎ」だけです。184号線の道の駅も兼ねているような場所なのでそのような名前になっていると思います。 18→山陽道の下をくぐります。
19→山陽道:三原久井ICです。標識がややこしいのですが、道なりに走ると高速道路に入ってしまうので、一旦右にそれてすぐ左です。 20→ここからはさらに広島県の山の中に入ります。交通量は全然ありません。 21→三原市の和木交差点で432号線と交差します。
22→久しぶりに車を見た…という感じです。 23→東広島市の清武交差点で375号線と合流します。以前はここで実質の終点でした。 24→2号線の西条バイパスが本線になったことで、旧2号線の東広島市内が486号線になっています。
25・26→国道標識は「486」になっていますが、元2号線なので行き先は「下関233km」ととんでもないくらい先の場所になっています。 27→東広島市の溝迫交差点で2号線と合流し今はここが終点になっています。