国道路線別ガイドの見方

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国道路線別評価レポートのレイアウトは共通です。ポイントをここで説明します。

2002年にあることがきっかけで始めましたが、写真の撮り方や走り方も荒削りな部分が多く、昼夜もおかまいなしにとりあえず走っていました。
2005年から2年間はタクシーの仕事を覚えることと、京都観光案内の勉強で忙しいために活動は休止し、2007年に再活動した時にはタクシー乗務経験などで運転技術も向上し、少しいいデジカメも入手できたので、再走行などで写真をより充実にしております。基本的に日没後は写真も撮れないので、一部の例外を除いて昼間にしか走行しないように心がけております。

まとめ方は各路線とも共通しているので、私が決めた定義を下記に示しておきます。
あくまでも「私が決めた定義」で、他のサイトとは見方の違いもあるとは思いますが、私の基本スタンスは「実際にある道を一通り全部走りきる」のが究極の目標なので、その目標に合わせた定義にしております。特に距離の計算の基準は「その国道が現実にある距離」を基準にしています。

また、国道はバイパスなどによる道路改良などで距離が変わったり、旧道が格下の国道に番号を変えたために、国道の起点や終点の場所が変わることもあります。
データなどはわかった時点で更新もしますが、実走レポートや写真はあくまで走った時を基準にしていますのであしからず…。

写真についてですが、「本線部」というのは起点から終点まで一通りつながっている区間で、「バイパス」でも本線に格上げされていることがわかっているところは「本線」で紹介しています。「バイパス」が別線になっている分の写真は2015年から別にしました。(これまでに公開した分についても写真の見直しついでに修正していきます。)

起点・終点
総延長
普通「起点」・「終点」は、国土交通省が定めたものがあり、道路時刻表(最近は道路時刻表が廃版になったのでWikipediaを見ています)に書いているのが正規です。この場所の所在地・交差点名を記述しています。
問題は、この総延長距離で、いろいろなサイトで微妙にバラバラの見解になっており、2012年に国土交通省が出している資料でも私が知っている距離より長いので正確性に欠けるし、道路時刻表も現在は発行されていないので、基本的にはGoogleマップで計測しています。昔の道路時刻表を見て書かれているサイトよりは短くなっているものが多いですが、バイパスの開通などで距離短縮になっているケースが多いためです。
実質区間  上記の起点・終点について、現実的には若い国道番号に重複している路線がたくさんあります。この両側の重複区間が若い番号の路線である場合は、その距離分をカットしたので、その区間と距離を出しています。途中で分断されている路線や海上区間がなければ、起点から終点まで完走するために必要な距離と考えていただければ間違いありません。端部の重複距離は地図サイトで実測しています。
重複区間
単独距離
重複区間は、上記の端部の重複以外での重複区間を出しています。重複距離は地図サイトで実測しています。
上位は若い番号の路線で、これはその路線の単独距離の減算の対象になります。
下位は大きい番号の路線で、これは記載していますが、その路線の距離を出す際の減算にはなりません。
従って、私が走った達成率を出す基準は「単独距離」で、(総距離)−(端部重複区間)−(上位路線重複区間)です。
「単独率」という表現についても(単独距離)÷(総距離)で出しています。
未開通区間 通年を通して車が通る道路として分断されている区間を未開通区間としています。自動車専用道路などの建設中区間も同じ扱いにしています。
土砂災害や冬期閉鎖での一時的な通行止は長期間でも不通区間とはいいません。
海上区間 橋やトンネルで繋がっていない場合で、海を隔てた区間がある場合はその区間を示しています。 
冬期閉鎖区間 積雪のために毎年決まって通行止にする区間はその区間を示しています。日付は積雪の状態によって多少は前後するので、行かれる方は注意して下さい。
バイパス・旧道 本線に並行する主なバイパス(有料道路や自動車専用道も含む)を表記していますが、バイパスも順次開通したり、バイパスが本線になって従来の本線が県道格下げになったりもしますが、極力わかった時点で修正はかけるようにします。
逆パターンで全線開通したバイパスが本線扱いになり、旧道がそのまま国道として残っている場合は、旧道としてコメントしました。
いずれも距離は地図サイトで実測しています。
経由地 各都道府県別に通過する市町村を全て記載しています。東京都は区で表記していますが、政令指定都市の区表記と町村の郡は省略しています。
市町村の合併などは、気づいたところは更新することもありますが、基本的にページを作成した時点での表記になっています。
道の駅 道の駅は毎年増殖を続けており、その最新情報を掲載できるようにしています。2つの国道で共有しているような道の駅は両方のページに掲載し、国道からは離れていますが、路線から10km以内の県道・市道沿いにある道の駅は立ち寄り可能と判断し、その国道のページに掲載しました。道の駅の登録番号(都道府県名+番号)も【】で記載しております。赤色表記は営業時間外・定休日・走破以降に開業した施設などで訪問できなかった道の駅です。
逆に黒色が訪問できた道の駅で、必ず記念のスタンプをもらっています。
接続路線 実質の起点から終点までの間に交差する国道および高速道路を全てまとめました。
高速道路は交差するだけの場所でインターチェンジがない場合,インターチェンジが国道から離れていて直結していない場合は記述しておりません。
評価点 6つの評価項目で、★★★★★〜★の5段階評価で★1つが3点になります。これで全て★★★★★でも90点になります。さらに各項目とは関係なく個人的な好き嫌いで最高10点までの加算点を入れて100点を満点とした総合評価点をつけています。あくまでも私の独断と偏見の要素があるので、ご容赦ください。
距離が短すぎたり夜間しか走ってなくて評価できない項目は「評価不能(N)」として★★扱い(点数は6点)にして計算しています。
 @快適さ 一言で言うと、「どれだけサクサク走ることができるか」ということで、基準は信号待ちなども加味して1時間に30km走ることができるかどうかという基準です。
信号が多い,渋滞が多い,酷道で走りにくい路線は必然的に評価が下がります。
 A退屈度 走っていて「ダルい」と感じたり「眠い」と思うところは評価点が低いです。直線ばかりで景色が単調なのはだめですね。
酷道が多い路線は私は好きだから意外と評価が高く★★★★以上としております。
 B整備度 道路そのものの幅と、道路標識(特に案内標識関係)の完備状況を評価しております。酷道区間が多い路線,ミスコースをしやすい路線は評価が低くなります。バイパスの有無も評価を決める要素としております。「退屈度」と「整備度」はどちらかといえば相反する項目かもしれません。
 C景色 景観の良さを評価していますので、都市部のビルの間ばかりの国道や、山道でも森林で覆われて見通しのきかない国道は評価が下がります。
 D施設 食事処・コンビニ・GSの充実度合いを評価しております。宿泊施設や道の駅も評価を上げる重要な要素です。
 E観光地  その道路の沿線に全国的に著名な観光スポットがどれだけ多いかを評価しています。