①快適さ→★★★(6車線区間がかなり多いので予想していたよりは走りやすい) ②退屈度→★★(基本的に街中を走るだけ) ③整備度→★★★★(東京~千葉の14号線と比べると雲泥の差) ④景色→★★(海が近そうで全く見えない) ⑤施設→★★★★★(道路脇にはいろいろな店があり全く問題なし) ⑥観光地→★★(旧東海道の史跡があるようだが走っていたらあまり気付かなかった) |
総合評価点 | ||||||
54 | |||||||
正規区間 | 起点 | 東京都中央区(日本橋道路元標) | 終点 | 横浜市神奈川区(青木通り) | 29.5km | ||
実質区間 (端末重複区間) |
起点側 | 起点~東京都中央区(日本橋)⇒国道1号線 0.2km | ▲0.2km | 29.3km | |||
終点側 | なし | 0.0km | |||||
重複区間 単独キロ |
上位 | なし | 0.0km | 29.3km | |||
下位 | なし | 0.0km | |||||
未開通区間 | なし | 0.0km | |||||
海上区間 | なし | 0.0km | |||||
本線に並行する 主なバイパス |
特になし | ||||||
経由地 | 東京都 | 中央区・港区・品川区・大田区 | |||||
神奈川県 | 川崎市・横浜市 | ||||||
道の駅 | なし | ||||||
接続国道・高速道 | 【東京都中央区】→国道1号線(川崎・横浜方面) 【東京都港区】→国道130号線(東京港方面) 【東京都品川区】→国道357号線(大井ふ頭・京浜島方面) 【東京都大田区】→国道131号線(羽田空港方面) 【川崎市】→国道409号線(武蔵小杉・溝口方面/浮島・木更津方面) 国道132号線(川崎港方面) 【横浜市】→国道1号線(川崎・東京方面/藤沢・小田原・静岡方面) |
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●実走レポート(2012年4月) |
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今でこそ「15」という1号線の脇役のような国道ですが、明治時代ではこのルートが「國道一号」と呼ばれていたらしいし、江戸時代の東海道は現在の15号線が該当していたようです。明治の頃は東京から西に向かう街道はここしかなく、銀座・新橋・品川という街中を通るために、交通量も増え、道路改良は重ねたものの追いつかなくなって、現在の1号線に該当する「第二京浜国道」を完成させたという経緯があります。現在の道路法に基づいた制定では最初から15号線になっていますが、通称名は「第一京浜」のままです。現在は高速道路規格の「第三京浜」(=466号線のこと)まであります。そういう流れから起点側・終点側とも1号線と接続しているわけです。阪神間の2号線と43号線の関係に似た感じです。 日本橋を出て、新橋くらいまでは4車線の道路ですが、意外と昼間は空いています。首都高速を走る方が渋滞しているかもしれません。港区辺りからは横浜までほとんど6車線区間です。またこの国道は終点までに港湾国道3路線の分岐があり、130号線・131号線・132号線が全て海側に枝線のように伸びています。また品川~横浜はすぐそばを京浜急行の路線が並行して走っています。多摩川を越えると神奈川県に入りますが、アクアラインに向かう409号線の競馬場前交差点があるのですが、側道の合流の関係で、東京方面から来た場合に左折進入ができず、一旦高架で越えてからUターンするか、さらに数百m進んだ132号線を左折して行くかのどちらかになります。JR京浜東北線(東海道線)と京浜急行が並行して右側に見えると横浜市内に入り、首都高速の高架下を少し走って再度1号線と合流して終点になります。 以前に走った東京~千葉の14号線は2桁国道と言い難い粗末な路線だったので、それと比べると15号線は走りやすいと思いました。途中に東海道の品川宿・川崎宿・神奈川宿などの史跡があるようですが、目立つ案内標識もなかったのでほとんど気付きませんでした。 |
●沿線フォトギャラリー | ||
1→日本橋の道路元標から200m南にある交差点名が「日本橋」というところで1号線から別れます。 | 2→昼間ですが銀座の中心街でこれだけ流れが良いと若干気持ちいいです。 | 3→ここが高級ブランド店が軒を連ねる銀座4丁目交差点です。 |
4→横浜までは27kmで1号線よりは距離が少ない感じです。 | 5→「芝四丁目」交差点で東京港への130号線の分岐があります。 | 6→品川区に入ると片側3車線+αぐらいの道幅になり走りやすいです。 |
7→京浜急行の高架と並行して走るところもあります。 | 8→都心部から来ると羽田空港への131号線の分岐は立体交差になります。(横浜方面からは信号です) | 9→多摩川を渡るとすぐに409号線の交差点がありますが、左折ができないのでアクアライン方面は一旦直進します。 |
10→同時に神奈川県に入りました。 | 11→409号線が左折できないのは側道があるためです。 | 12→従ってアクアライン方面は国道132号線から入る方が行きやすいようです。 |
13→行き先は16号線経由の横須賀までの距離になっています。 | 14→この信号脇にあるJR鶴見線の駅名は「国道」で、この15号線から取っています。 | 15→横浜市内に入ってきました。15号線は総じて道幅があるので昼間でも走りやすかったです。 |
16→首都高速の東神奈川ランプからは、しばし高架下を走ります。 | 17→右2車線が国道1号線と合流し、左2車線は横浜港方面へのショートカットです。 | 18→青木通交差点で1号線と合流し終点となります。 |