国道171号線                

①快適さ→★(全体的に渋滞しがち)
②退屈度→★(直線的で単調で景色に変化もなく渋滞もすりゃ眠くなります)
③整備度→★★★(全線が4車線ですが右折レーンがないのが問題)
④景色→★(ビル群しかない)
⑤施設→★★★★★(どんな店でもあるので全く問題なし)
⑥観光地→★★★★★(箕面滝・勝尾寺・総持寺・長岡天満宮・善峰寺など多数あり)
 
総合評価点
48
正規区間 起点 京都市南区(京阪国道口) 終点 神戸市中央区(三宮東) 67.7km
実質区間
(端末重複区間)  
起点側 なし 0.0km 52.8km
終点側 兵庫県西宮市(札場辻)~終点⇒国道2号線 14.9km
重複区間
単独キロ  
上位 なし 0.0km 52.8km
下位 国道423号線⇒大阪府箕面市(萱野)~池田市(石橋阪大下) 4.7km 0.0km
未開通区間 なし   0.0km
海上区間 なし   0.0km
本線に並行する
主なバイパス  
 特になし   
経由地 京都府 京都市,向日市,長岡京市,大山崎町
大阪府 島本町,高槻市,茨木市,箕面市,池田市
兵庫県 伊丹市,尼崎市,西宮市
道の駅 なし
接続国道・高速道 【京都市】→国道1号線(大津・名古屋方面/大阪・神戸方面)
【京都府大山崎町】→国道478号線(久御山・宇治方面及び大山崎IC) 名神高速(大山崎IC)
【大阪府高槻市】→国道170号線(東大阪・河内長野方面)
【大阪府茨木市】→名神高速(茨木IC)
【大阪府箕面市】→国道423号線(大阪市内方面/箕面・亀岡方面)
【大阪府池田市】→国道176号線(大阪市内方面/宝塚・福知山方面) 中国道(中国池田IC)
【兵庫県西宮市】→国道2号線(大阪方面/神戸・岡山方面)

●実走レポート(2009年6月 終点⇒起点への逆行)
 この国道は関西の人なら「いないち」の愛称で有名な道路で、京都から大阪を通らずに神戸まで直通しているルートになっています。大体は名神高速道路にほぼ並行しているため、西宮・尼崎・豊中・吹田・茨木・大山崎・京都南と全てのインターチェンジが比較的近くにあります。全線が国土交通省直轄の幹線扱いのため、起点~終点まで4車線なんですが、昔の規格で造った道路のために右折レーンが確保できない場所が多いです。従ってスムーズに走るためには交通の流れを先読みして左右のレーンを使い分ける必要があり、下手くそな初心者は交差点でうずくまっています。
 実質は西宮の札場筋信号から始まり、東北方面に斜めに進みます。阪急今津線を越える陸橋は95年の阪神淡路震災で崩れた橋です。池田~豊中は大阪中央環状線と重なる新道と旧道があり、旧道は2車線道です。箕面・茨木付近は極力立体交差で渋滞を緩和しようという姿勢はありますが、交通量の方が勝っているため、それでも渋滞は起こります。名神茨木インターから高槻市に入るとJRと阪急を越えるために、直角コーナーが2ヶ所あり、油断してとばしていたら事故になりますので注意する必要があります。高槻からも直線的な道路が続きますが、ちょうど大阪と京都の県境の区間だけ淀川の河川敷を走り、のどかな開けた感じになります。
 京都府に入ると名神・京滋バイパスの共有インターである大山崎ICを通過しますが、さらに京都縦貫道の工事も進んでいます。長岡京市から向日市は名神の側道になるため、上下線が別離し、また合流して桂川を越えると、京都市内です。通称名では葛野大路→九条通となり、東寺五重塔前で1号線と交わり終点になります。

●沿線フォトギャラリー  
1→実質の起点となる西宮市の札場辻交差点 2→いきなり渋滞が始まっています。しかし京都まで53kmというのは結構近いと感じます 3→直線的で建物しか見えない景色はドライブ的にはおもしろくないです
4→武庫川を越える甲武橋 5→この附近の山陽新幹線の橋脚は1995年の阪神淡路大震災で落下しました 6→この辺りが大阪空港の近くなので飛行機が離着陸する時はスレスレを通るはずです
7→大阪空港の近くで大阪府に入る県境があります 8→国道176号線・中国道とクロスする豊島北1交差点 9→国道423号線との交差点
10→名神茨木インター付近 11→高槻市内で2回直角シケインみたいなところがある 12→高槻~京都府まではほとんど直線
13→淀川の河川敷で京都府に入ります 14→名神・京滋BP・京都縦貫道がクロスしてかつ出入口がある大山崎IC 15→長岡京市内は名神を挟んで上下線が分離する
16→渋滞で有名な菱川交差点(京都外環状線と交差する) 17→向日市で再度上下線が合流する 18→桂川を渡り京都市内に入る久世橋
19→もう1つ渋滞で有名な石原交差点(久世橋通と葛野大路の交差点で171号線は直角に曲がる) 20→西大路九条の信号(南向き)にある昭和の古い時代から残っている標識です。 21→左側の奥に東寺の五重塔が見えます。近づくとビルの陰に隠れてかえって見にくくなります。
   
22→国道1号線の京阪国道口交差点で終点になります。