国道310号線                 

①快適さ→★★(半分以上は市街地の渋滞区間で後半の山間部コースは問題なし)
②退屈度→★★★(走っていておもしろいのは河内長野より山側だけ)
③整備度→★★★(基本的に道が狭い)
④景色→★★(峠道でも視界はそれほどでもない)
⑤施設→★★★★(コンビニ・飲食店はそれほど困らない)
⑥観光地→★★(金剛山くらい)
 
総合評価点
53
正規区間 起点 大阪府堺市堺区(安井町) 終点 奈良県五條市(本陣) 39.9km
実質区間
(端末重複区間)  
起点側 なし 0.0km 39.9km
終点側 なし 0.0km
重複区間
単独キロ  
上位 国道170号線⇒大阪府河内長野市(本町~菊水町) 0.6km ▲0.6km 39.3km
下位 なし 0.0km
未開通区間 なし   0.0km
海上区間 なし   0.0km
本線に並行する
主なバイパス  
特になし   
経由地 大阪府 堺市,大阪狭山市,河内長野市   
奈良県 五條市
道の駅 なし
接続国道・高速道 【大阪府堺市】→国道26号線(大阪方面/岸和田・和歌山方面)
【大阪府河内長野市】→国道170号線(東大阪・高槻方面/泉佐野方面) 国道371号線(橋本・高野山方面)
【奈良県五條市】→国道24号線(橿原・奈良方面/橋本・和歌山方面) 国道168号線(十津川・新宮方面)

●実走レポート(2005年8月) 
  大阪の堺と奈良県南部の五條を最短でつなぐ国道で、大阪府~奈良県を直接結ぶ各国道としては北端の163号線から見て最南になります。ほぼ同じような感じで結ぶ国道で北となりに国道309号線があり、以前は310号線の方が峠越えが楽だったのですが、今は水越トンネルの開通で御所経由の309号線の方が圧倒的に早いです。
 堺市の出発点は阪神高速15号堺線の終点の交差点からで、少しだけ大阪中央環状線を走った後に河内長野に向けて走ります。しかし、この区間は住宅地が非常に多い割にはほとんど2車線区間で、渋滞が慢性化して非常に走りにくいです。
 河内長野の市街地を走り、旧170号線から分かれると峠越えが始まります。峠越え区間は急に車の流れがなくなり、ダラダラと登るような感じで、登り切ったところに金剛トンネルがあり、奈良県に入ります。奈良県に入ると急な下り道に変わりますが、視界が開けて「えっこんなに下るの?」という感じになり、ところどころで狭路も残っている区間です。下りきったところが五條市の市街地で、国道24号線・168号線の交差点になる本陣五差路が終点となります。40km足らずですが以外と時間がかかりました。

●沿線フォトギャラリー
1→26号線南行(和歌山方面)から見た310号線の起点になる安井町交差点です。阪神高速の下にあります。 2→最初は南国らしい街路樹で堺市内を走り抜けます。大阪中央環状線の一部にもなっています。 3→ほどなくして普通の2車線道路に変わるので車の流れが悪くなります。
4→国道170号線(旧道)からの分岐点ですが南海電車のガード下を180°にUターンする方向が310号線です 5・6→河内長野の市街地を過ぎるとのどかさがいっそうに増し、山道になります。
7→千早赤阪村の分岐を過ぎさらに登ります。 8・9→奈良県との県境になる金剛トンネルです。短いトンネルです。右側の写真はトンネルを越えたところです。
10→奈良県側の勾配は急なため1.5車線のヘアピンカーブもあります。 11→五條の市街地を展望できるポイントもあります。 12→終点の本陣交差点でそのまま直進すれば168号線になり、左右は24号線になります。