国道8号線                

①快適さ→★★★★(だいたいは快適に走ることが可能,滋賀県が一番走りにくい)
②退屈度→★★(変化は少ない)
③整備度→★★★★★(バイパスなども着々と完備されてきたので文句なし)
④景色→★★★(海辺で景色のいいのは新潟県と福井県の一部のみ)
⑤施設→★★★★★(何でもあるでしょう)
⑥観光地→★★★★★(柏崎,親不知,倶利伽羅山,粟津温泉,敦賀,長浜,彦根城など)
 
総合評価点
77
正規区間 起点 新潟市中央区(本町) 終点 京都市下京区(烏丸五条) 588.5km
実質区間
(端末重複区間)  
起点側 起点~新潟市中央区(紫竹山IC)⇒国道7号線 ▲4.4km 556.5km
終点側 滋賀県栗東市(栗東IC)~終点⇒国道1号線 ▲27.6km
重複区間
単独キロ  
上位 なし 0.0km 556.5km
下位 国道351号線⇒新潟県長岡市(川崎IC~新町1丁目) 2.0km
国道159号線⇒石川県津幡町(舟橋JCT~今町JCT) 6.2km
国道157号線⇒石川県野々市町(三日市)~白山市(乾東) 1.4km
国道305号線⇒石川県加賀市(箱宮~黒瀬) 7.0km
国道303号線⇒滋賀県長浜市(塩津~木之本) 7.0km
国道365号線⇒滋賀県長浜市(木之本IC~木之本) 0.6km
0.0km
未開通区間 なし   0.0km
海上区間 なし   0.0km
本線に並行する
主なバイパス  
柏崎バイパス 新潟県柏崎市(長崎~鯨波) 11.0km
 市街地の渋滞緩和で現在252号線と353号線をつなぐ2.6kmのみが開通している
入善黒部バイパス 富山県入善町(上野)~魚津市(江口) 16.1km
 現在は上野交差点から古御堂東交差点の6.6kmは開通
敦賀バイパス 福井県敦賀市(新港口~古河) 7.7km
 北陸道:敦賀IC経由のバイパスが全通しても旧道も8号線として残っている
 ただし、本線はバイパス経由に置き換えられた
米原バイパス 滋賀県米原市(顔戸)~彦根市(佐和山) 7.1km
 現在は3.2kmが開通している
経由地 新潟県 新潟市・三条市・見附市・長岡市・刈羽村・柏崎市・上越市・糸魚川市   
富山県 朝日町・入善町・黒部市・魚津市・滑川市・上市町・富山市・射水市・高岡市・小矢部市
石川県 津幡町・金沢市・野々市町・白山市・川北町・能美市・小松市・加賀市
福井県 あわら市・坂井市・福井市・鯖江市・越前市・南越前町・敦賀市
滋賀県 長浜市・米原市・彦根市・豊郷町・愛荘町・東近江市・近江八幡市・竜王町・野洲市・栗東市
道の駅 (1) 新潟ふるさと村(新潟市西区)【新潟-5】
(2) 風の丘米山(新潟県柏崎市)【新潟-20】
(3) よしかわ杜氏の郷(新潟県上越市)【新潟-33】⇒柿崎から県道30号線を3kmほど入った場所
(4) うみてらす名立(新潟県上越市)【新潟-34】
(5) 能生(新潟県糸魚川市)【新潟-6】
(6) 親不知ピアパーク(新潟県糸魚川市)【新潟-26】
(7) 越後市振の関(新潟県糸魚川市)【新潟-17】
(8)ウェーブパークなめりかわ(富山県滑川市)【富山-11】⇒稲泉交差点から海側に約3kmの富山県道1号線沿い
(9) カモンパーク新湊(富山県射水市)【富山-10】
(10) 万葉の里高岡(富山県高岡市)【富山-13】
(11) メルヘンおやべ(富山県小矢部市)【富山-14】
(12) 倶利伽羅源平の郷(石川県津幡町)【石川-14】⇒旧道で県道215号線に格下げになった場所
(13) こまつ木場潟(石川県小松市)【石川-20】
(14) さかい(福井県坂井市)【福井-7】⇒旧8号線の県道29号線沿い(現在の8号線からは約8km離れる)
(15) 河野(福井県南越前町)【福井-1】
(16) 塩津街道あぢかまの里(滋賀県長浜市)【滋賀-15】
(17) 湖北みずどりステーション(滋賀県長浜市)【滋賀-8】⇒8号線より琵琶湖岸にある県道331号線にある
(18) 近江母の郷(滋賀県米原市)【滋賀-6】⇒8号線より琵琶湖岸にある県道2号線にある
(19) 竜王かがみの里(滋賀県竜王町)【滋賀-10】
(20) アグリの郷栗東(滋賀県栗東市)【滋賀-11】⇒終点間際から県道145号線を入った場所
接続国道・高速道 【新潟市】→国道7号線(新発田・村上・秋田方面) 国道49号線(阿賀野・会津若松方面) 北陸道(新潟中央IC)
        国道460号線(阿賀野・新発田方面/巻方面)
【新潟県三条市】→国道289号線(吉田方面/下田方面) 国道403号線(与板・長岡方面)
【新潟県見附市】→北陸道(中之島見附IC)
【新潟県長岡市】→国道17号線(小千谷・高崎方面) 国道351号線(栃尾方面/小千谷方面)
            国道352号線(出雲崎・柏崎方面) 関越道(長岡IC)
【新潟県柏崎市】→国道116号線(出雲崎・新潟方面) 国道252号線(十日町・越後堀之内方面)
            国道352号線(出雲崎・長岡方面) 国道353号線(松代・石打方面) 北陸道(米山IC)
【新潟県上越市】→北陸道(柿崎IC,名立谷浜IC) 国道253号線(十日町方面) 国道18号線(妙高高原・長野方面)
            国道350号線(直江津港方面)
【新潟県糸魚川市】→北陸道(能生IC,親不知IC) 国道148号線(白馬・大町方面)
【富山県朝日町】→北陸道(朝日IC)
【富山県魚津市】→北陸道(魚津IC)
【富山県富山市】→国道415号線(射水・氷見方面) 国道41号線(高山・名古屋方面)
【富山県射水市】→国道472号線(新湊市街方面/小杉・越中八尾方面)
【富山県高岡市】→国道160号線(氷見・七尾方面) 国道156号線(砺波・白川郷・岐阜方面)
            国道470号線[=能越道](高岡IC,福岡IC)
【富山県小矢部市】→国道471号線(羽咋方面/庄川・飛騨古川方面)
【石川県津幡町】→国道159号線(羽咋・七尾方面)
【石川県金沢市】→国道159号線(金沢市街地方面) 北陸道(金沢東IC,金沢西IC)
【石川県野々市町】→国道157号線(金沢市街地方面)
【石川県能美市】→国道157号線(白山・勝山・岐阜方面)
【石川県小松市】→国道305号線(小松市街方面) 国道360号線(小松空港方面/手取渓谷・白川郷方面)
            国道416号線(大倉岳高原方面)
【石川県加賀市】→国道305号線(芦原温泉・越前町方面) 国道364号線(山中温泉・永平寺方面)
            北陸道(加賀IC)
【福井県あわら市】→北陸道(金津IC)
【福井県福井市】→国道416号線(勝山方面/福井港方面) 国道158号線(大野・白鳥・高山方面)
【福井県鯖江市】→北陸道(鯖江IC) 国道417号線(越前町方面/池田・冠山峠方面)
【福井県越前市】→国道365号線(越前町方面/今庄・木之本方面)
【福井県南越前町】→国道305号線(越前町・芦原温泉方面)
【福井県敦賀市】→国道476号線(今庄方面) 北陸道(敦賀IC) 国道27号線(小浜・舞鶴方面)
            国道161号線(高島・大津方面)
【滋賀県長浜市】→国道303号線(高島・若狭方面/揖斐川・本巣方面) 国道365号線(今庄方面/関ヶ原方面)
            北陸道(木之本IC,長浜IC)
【滋賀県米原市】→国道21号線(関ヶ原・大垣・岐阜方面)
【滋賀県彦根市】→国道306号線(いなべ・東近江方面)
【滋賀県近江八幡市】→国道421号線(東近江・桑名方面)
【滋賀県竜王町】→国道477号線(日野・四日市方面/中主・京都花脊方面)
【滋賀県栗東市】→国道1号線(水口・亀山・名古屋方面/大津・京都方面) 名神高速(栗東IC)

●実走レポート(2010年5月) 
8号線は日本全土を一周する幹線の一つで、新潟から京都まで北陸地区全てを結ぶ国道です。1号線との重複区間を除いても550㎞以上あるため、4号線・9号線に次いで3番目に長い路線になっています。全路線のうち4割近くは新潟県を走っており、新潟県内の柏崎より西側は日本海の海岸線を走るベストドライブコースです。あとは内陸部で単調な道路で面白みには欠けるかもしれません。かつては全路線が2車線で移動時間も市街地で混んだりしてかなりかかってましたが、大半の主要都市は外側を巻くように4車線のバイパスが完成し、走りやすくなりましたが、それでも2日間かかりました。長い路線なので、①新潟県区間 ②富山・石川県区間 ③福井・滋賀県区間の3つに分割してまとめました。
【1:新潟県区間(新潟市~糸魚川市)】
新潟市内を走る路線はほとんどが市街中心部の本町交差点が起点や終点になりますが、紫竹山ICまでは7号線で、ここで北向きの7号線と南向きの8号線と東向きの49号線に別れます。新潟から長岡市までは、一番海側が402号線、次に116号線、次に8号線が平行していますが、現在は8号線よりも116号線が走りやすくなっています。8号線は新潟市内を抜ければ、2車線になっています。田んぼの中を直線的に走るので、退屈かもしれません。三条市の辺りから、再度4車線区間になり、長岡市で17号線と分岐して116号線と合流する辺りまでは広いままです。信号も少ないので比較的早く移動できます。
長岡市からは雰囲気がローカルな路線になり、山の中を抜ければ柏崎市になり、ここからは海側を走ります。交通量も少ないし、信号も少ないし、一番走っていて気持ち良いところです。北陸道が8号線にほぼ平行していますが、トンネルばかりの区間で圧迫感もあります。ただ空いている道路だからといってスピードを出し過ぎると、急カーブもあるため調子にのりすぎないようにしたほうがいいでしょう。18号線の分岐点となる上越市が新潟県西部で最もにぎやかで、ここで海側路線の半分近くになります。ここから富山県境までは最も山が海岸線近くまで迫る断崖絶壁なので、鉄道や高速道路は8割はトンネルです。松本・白馬方面の分岐点となる糸魚川を過ぎれば、北陸の交通の難所と呼ばれる親不知・子不知になり、高速道路はインターを作るために海上に道路をつくり、その高架下を有効活用するために道の駅を作っています。親不知ICを過ぎて少し走った場所に境川という小さい橋があり、それを超えると富山県に入ります。新潟市の起点からほぼ200㎞あります。
【2:富山県・石川県区間(朝日町~加賀市)】
北陸道:朝日ICを過ぎれば、敦賀市付近まで海を見ることがなくバイパスが整備され直線的な道が続くため、この区間は基本的に退屈なだけです。ただ立山や白山の山々を左手に見ながら走るところは、景色としてはいいかなと感じました。富山に近いところまでは、2車線の道路が続くため、場所によっては渋滞になり信号も増えるから、新潟県区間よりかなり走りにくくなります。黒部市辺りでは新しいバイパスも工事され、暫定的に一部が開通しています。黒部川を渡る鉄橋あたりが、立山・剣岳など北アルプスの山々を一番近くに見ることができます。
富山市内は市街中心から北側を4車線のバイパスで抜け、金泉寺交差点で高山・名古屋方面の41号線の分岐になります。41号線がかつて市内中心部を抜けていた旧8号線になります。富山から高岡市までは4車線の快走区間ですが、小矢部市に抜ける辺りは2車線道路になります。道の駅も適度な間隔で多数あります。石川県に抜ける倶利伽羅峠越えは、自専道に近いバイパスが開通し、金沢に抜けやすくなりました。
津幡で能登半島方面からの159号線と合流し、少しだけ重複区間で金沢に向けて南下します。市内に入る手前で8号線は北陸道の側道になるため海側を、159号線は山側環状として山側を走り金沢市内に入ります。かつて市内中心部を走っていた旧8号線は金沢市内までは359号線に、金沢市内からは157号線に降格しました。その157号線と合流する野々市町の三日市交差点までは、4車線ながら店もたくさんあり、交通量も一番多い区間かもしれません。157号線とは1.4㎞だけ重複し、単独区間になれば2車線道路になります。
小松市内は小松バイパスが全通したために、旧8号線は305号線に降格しました。途中の佐々木IC360号線の分岐になり、白山スーパー林道方面はここから東に走ることになります。能美市で分岐した305号線と合流して、7㎞ほど重複すると、山中温泉への364号線と芦原温泉への305号線の分岐になる黒瀬交差点になります。8号線は牛ノ谷峠越えの緩めの上りになり、峠で福井県に入ります。
【3:福井県・滋賀県区間(あわら市~栗東市)】
福井県は最初があわら市ですが、金津園のある市中心部や芦原温泉からは離れた場所を通り、坂井市の丸岡を通ります。丸岡からは元々の8号線は、福井市や鯖江市の中心部を通っていましたが、東側に4車線のバイパスが開通し、旧8号線は県道になっています。福井県内のバイパスはほぼ直線的に越前市の武生まで続くため、単調になっています。途中で高山方面に抜ける158号線や関ヶ原方面に抜ける365号線の分岐があります。武生を過ぎて敦賀市までは山が海まで迫っている難所で、JRや北陸道は長いトンネルで越えますが、8号線は武生トンネルで海岸線に出て、海辺のカーブが続く区間になります。まあ景色としては8号線の方がいいのですが、新潟県区間と違って交通量が多く、大型トラックもよく通るから少し怖いです。
敦賀市に入る手前で北陸道の敦賀ICにつながるバイパスが全通したため、こちらが本線扱いになりましたが、市街地を通る従来道も8号線のままで、他のバイパスみたいに格下国道や県道への降格はありません。舞鶴方面への27号線の分岐を過ぎて、従来道と合流すれば、滋賀県への峠越えになります。疋田交差点で161号線の分岐になりますが、大津・京都は明らかに161号線経由の方が近道になります。この辺りは8号線でもかなり雪の影響が大きく出る区間で、チェーンなどの規制が出やすい場所です。
滋賀県に入ると琵琶湖を見ながら木之本に入り、あとは少し内陸部を走りながら、長浜・米原・彦根と通過します。米原を過ぎれば、岐阜方面の21号線から流入する車もあり、かつ道はほとんどが2車線なので、終点の栗東までは昼間はかなり走りにくくなります。野洲川を越えて名神高速の栗東ICのところで1号線と合流して、8号線は終点になります。

●沿線フォトギャラリー
  (石川県,福井県の一部で夜間の写真になっていますが昼間に通った時に撮影し直せば差し替えます)
【1】新潟県区間(起点~新潟・富山県境)
1→新潟市中心部の本町交差点が起点ですが、ここはまだ7号線だけです。 2→8号線は市街地から少し離れた紫竹山ICから始まります。7号線・49号線と分岐します。 3→最初は高速道路のような感じです。
4→黒埼ICで116号線と分岐しますが、元々は北陸道であったのですが、北陸道が延伸開通したために新潟西~黒埼が一般国道に格下げになった珍しい例です。 5→都市部にある道の駅「新潟ふるさと村」です。かなり大きな施設です。 6→新潟の交差点標識は国道のおにぎり標識もありわかりやすくなっています。あまり他府県では見たことがありません。
7→この辺りから4車線から2車線に狭くなります。 8→当面の目標ポイントは長岡市のようです。 9→国道460号線とクロスする白根日ノ出町交差点です。
10→信濃川を渡る三条大橋で463mあります。でも普通の桁橋なので写真で見てもたいしたことはないのですが… 11→国道289号線がクロスする須頃南交差点です。 12→三条市内からは4車線になり店もたくさんあります。
13→こちらの交差点標識は国道マークだけでなく起点からの距離も丁寧に書いています。 14→三条からは8号線方面の上越までの距離と17号線方面の高崎までの距離が併記されています。 15→信号の奥に見えるのは上越新幹線です。
16・17→8号線と17号線が分岐し、8号線の方が側道に入り、さらに右折します。左折方面は351号線になります。 18→この標識はぱっと見るとわかりにくいですが、県道分岐,パーキングスペース,高速ICの順に分岐があるということです。
19→柏崎に入る前に長岡大橋で再度信濃川を渡ります。 20→長岡市の郊外で日が暮れてきました。 21→三条市から続いていた4車線道路が終わり2車線になります。ここからは市街地を除いて富山まで2車線になります。
22→新潟市を出発して初めてのトンネルになります。これを抜けると柏崎です。 23→新潟市:黒埼で分岐した116号線とここで再度合流します。 24→252号線と分岐する日吉町交差点です。標識で見えにくいですが山にはまだ雪が残っています。
25→352号線,353号線の起終点になる枇杷島交差点です。 26→日本海が見える場所まで来ました。 27→ここで新潟の起点から100kmのポイントになります。
28→道の駅「風の丘米山」です。売店がめちゃくちゃ小さかったです。 29→ここで初めて富山までの距離が出てきましたがまだ150km弱もあります。 30→この辺りは海の景色が非常にきれいです。
31→JR北陸線の米山駅は海のそばにあります。 32→JR北陸線とほぼ一直線で並行している区間です。 33→道の駅「よしかわ杜氏の郷」は定休日でした。
34→遠くに北アルプスの山々が見えてきました。 35→253号線の分岐になる上越市:三ツ屋交差点です。 36→少し走ると18号線,350号線の分岐になる下源入交差点です。
37→この辺りは海水浴場があり、ローカルそうな海の家もあります。 38・39→日本海の海がどこまでも続きます。北陸道:名立谷浜ICの近くです。
40→道の駅「うみてらす名立」は海沿いだけあって海産物の販売などが主体でした。 41→8号線という幹線とは思えないぐらい走りやすい状況です。 42→風力発電があったので撮ってみましたが、1基ではたいしたことありませんね。
43・44→道の駅「能生」はこの付近の道の駅の中では最も広そうな場所です。ここの海鮮丼を食べたことがありますがめちゃうまいです。ただし、3,000円くらいしますが…。 45→能生漁港付近です。
46→たぶん遠くに見える山が北アルプスの端になる親不知と思います。 47→糸魚川市内は海沿いの4車線の直線道路です。 48→148号線の分岐になる横町交差点です。
49→糸魚川を過ぎると最も崖が迫ってくる区間なのでロックシェードが多くなります。 50→だから景色も少しみづらい状況です。 51→北陸道が8号線より海側を走るのはこの親不知と石川県の小松付近だけです。
52→8号線も北陸道も海岸線より海側を走っています。高波の時は当然通行がムリでしょう。 53→道の駅「親不知ピアパーク」は北陸道の高架下を利用しています。鱈汁がおいしいです。 54→この天嶮トンネルの海側が親不知海岸です。遊歩道もあります。
55→親不知を越えても延々とロックシェード区間になります。 56→道の駅「越後市振の関」は新潟県で最も西の道の駅でちんまりしています。 57→この境川の橋を越えれば富山県に入ります。新潟県だけでも200kmぐらいあります。
【2】富山・石川県区間(新潟・富山県境~石川・福井県境)
58→富山県に入ってすぐの場所で200kmの標識がありました。 59→1347mの城山トンネルを抜ければ海からしばらく離れます。 60→右は部分開通の黒部バイパスです。
61→北アルプスの山々はまだ多くの雪が残っています。 62→572mの黒部川を渡る黒部大橋です。立派な鉄橋です。 63→ここで初めて金沢までの距離が表記されました。
64→北アルプスの山々をみながらのんびり走るような区間です。 65→長野新幹線の延長区間(長野~上越~金沢)が2014年開業に向けて着々と建設されています。 66→41号線の分岐になる金泉寺交差点です。高岡富山バイパスが開通したために富山市内を抜ける旧8号線の一部が41号線になりました。
67→高岡富山バイパスは基本4車線です。 68・69→道の駅「カモンパーク新湊」は国道472号線と共用になっているため、側道に入った交差点の角にあります。(右写真)
70・71→高岡市四屋で160号線(左写真)はインターチェンジ式に分岐し、156号線(右写真)は41号線から続く旧8号線の一部を使っています。 72→道の駅「万葉の里高岡」は能越道:高岡ICのすぐそばにあります。
73→高岡を過ぎると2車線道に戻ります。 74→道の駅「メルヘンおやべ」は駐車場が広くて停めやすい施設でした。 75→小矢部バイパスからくりからバイパスに入る辺りです。
 
76→初めて目標地点で「福井」が表記されました。ちょうど100kmです。 77→くりからトンネルを抜けると石川県に入ります。 78→
79・80→道の駅「倶利伽羅源平の郷」は旧8号線になる石川県道215号線にあります。芝生がきれいな施設でした。 81→舟橋JCTで国道159号線と合流します。行き先を間違えないように標識に合わせて道路にも色分けしています。
82→津幡バイパスの区間は159号線との重複区間になり標識も併記しています。 83→金沢市内に入る手前で海側は8号線、山側は159号線と別れます。旧8号線は359号線になっています。 84→金沢バイパスは全線が4車線です。
85~87→しばらくすると北陸道:金沢東IC(左写真)で高速道路の側道を走るように上下線が分離(中写真)し、金沢西IC(右写真)で高速道路から離れます。中写真の石川県庁は金沢の市街地になくて、金沢港の方に行った郊外にあります。
88→北陸新幹線は金沢より先(=福井方面)も工事が進んでいるように見えますが、白山市につくる車両基地までの区間だけです。 89・90→白山市では1kmちょいですが157号線と重複し、乾東交差点(右写真)分岐します。
91→金沢市から離れ白山市~能美市の区間なんですが「金沢西バイパス」という名前がついています。 92→石川県内では一番大きな橋かもしれない手取川大橋(長さ465mです) 93→小松バイパスの八幡東交差点で白山スーパー林道で有名な360号線と交差します。
94→416号線はここが起点なので小松方面は県道のハズですが、いかにも国道みたいな表記になっているのはなぜ? 95・96→道の駅「こまつ木場潟」は木場潟公園の横にできた比較的新しい道の駅です。1回目に行ったときは夜閉店で、2回目に行ったときは定休日でした。
97→石川県の南端になると目標地点が「敦賀市」になっています。 98→重複していた305号線および364号線の分岐になりますが、小松バイパスの旧道が305号線に払い下げになるまではここが実質の起点でした。 99→牛の谷峠を越えて福井県に入ります。
【3:福井県・滋賀県区間(石川・福井県境~終点)】
    
100→坂井市丸岡あたりで新潟からちょうど400kmになります。 101→坂井市:今福交差点で福井・鯖江・武生などの市街地を通る旧道と分岐します。旧道は8号線の指定を外れ県道になりました。 102→九頭竜川の福井大橋を越えて福井市に入ります。
   
103→新保交差点で416号線と交差します。勝山方面は途中から中部縦貫道になる158号線バイパスにもつながっています。 104→従来道の158号線との分岐になる福井市の西方交差点です。本線は立体交差になっています。 105→鯖江市:東鯖江交差点で417号線が交差します。左方向が冠山林道を経て岐阜まで行くことができます(ただし冬期は閉鎖)
 
106→鯖江市を越えたところで目標地点が「大津市」になりました。この121kmはたぶん敦賀から161号線を経由した距離と思います。
(8号線経由なら150km以上はある)
107→越前市:行松交差点で365号線と交差します。冬期は滋賀県方面には行けません。 108→越前市塚原交差点で長く続いていた福井バイパスが終点になり、ここから先は旧道と合流して2車線区間になります。
109→この1035mの武生トンネルが昔は有料道路だったみたいです。旧道もありますが廃道になっています。 110・111→ちょうど305号線と交差する桜橋南交差点の辺りですが、急カーブで事故(特に冬期)が多いため、道路改良されて旧道が廃道になった写真です。標識などは撤去されずに残っていました。
112・113→道の駅「河野」は海からはかなり高台にありますが、若狭湾がきれいに見渡せる場所(右写真)にあります。 114→道の駅を過ぎると断崖のところを走るためかなりワインディングロードになっています。新潟県以来です。
115→若狭湾(敦賀湾)を見ながら敦賀を目指します。この辺りの海岸は関西電力の原発が多くあります。 116→敦賀の手前で目標表記が京都になりましたが、大津も含め161号線でショートカットした距離です。 117→日本海が見えるのはこの辺りが最後の見納めになります。
   
118→敦賀市の手前の曙交差点で今庄方面への476号線と分岐します。かつてはすぐ不通区間でしたがトンネル開通で通年走行ができます。 119・120→敦賀市内は市街地のど真ん中を抜ける道(左写真)と北陸道のICを通る敦賀バイパス(右写真)の両方とも8号線のままになっています。たぶんバイパスが本線です。
121→従来道が27号線と交差する岡山町1丁目交差点です。27号線の起点も8号線バイパス開通に合わせて少し東に延長されました。 122→京都・大津方面は全ての車両が右に行くと言い切っても過言ではない161号線との分岐です。 123→新道野越で滋賀県に入ります。この標高260mの峠が8号線の最高所かもしれません。
124→303号線との塩津交差点付近にできた道の駅「塩津海道あぢかまの里」です。 125→303号線との重複区間にある長さ980mの藤ヶ崎トンネルです。この辺りは山が琵琶湖ぎりぎりまでせり出しています。 126→琵琶湖沿いを走る区間もあります。琵琶湖も北部はさすがにきれいで静かです。
127→木之本IC付近にある日本でも珍しい3国道の重複標識です。3国道が重複している箇所は日本にもたくさんありますが、標識であるのはここだけかもしれません。 128→滋賀県長浜市に500kmの標識があります。旧町名の「湖北町」になっていますが…。 129→この大津の距離は8号線経由です。113番目の写真を見てわかるように敦賀で86kmでこれだけ走って68kmは計算あわないでしょ。
130→この右方向が米原バイパスで全線開通すれば米原市内の渋滞は回避できます。 131→21号線の分岐になる西円寺交差点です。 132→彦根市の外町交差点で306号線(少し走れば名神のIC)と分岐します。平日の朝夕は非常に渋滞します。
133→東近江市の友定町交差点で421号線と分岐します。石榑トンネル開通前なのでまだ桑名とは書いていないです。 134→477号線の西横関交差点も名神:竜王ICにつながる道なのでよく渋滞します。 135→この550kmの標識を見ることができるのは8号線を含め3路線しかありません。
136→道の駅「竜王かがみの里」です。こぢんまりした施設です。 137・138→これが実質の終点になる栗東ICのところで1号線および名神高速にインターチェンジ方式で合流できるようになっています。右写真は1号線から東に向いて8号線と分離する場所です。