国道372号線                 

①快適さ→★★★★★(信号も少なく整備が行き届き京都から姫路までの最短ルートともいえます)
②退屈度→★★(整備が行き届いた分単調な道になりました)
③整備度→★★★★(ほぼ全線が2車線以上です)
④景色→★★★(のどかですが変化がない分少し不満です)
⑤施設→★★★(GSやコンビニなど比較的少ないので注意が必要です)
⑥観光地→★★★(湯ノ花温泉,るり溪,篠山城址など)
 
総合評価点
67
正規区間 起点 京都府亀岡市(加塚) 終点 兵庫県姫路市(下寺町) 97.4km
実質区間
(端末重複区間)  
起点側 なし 0.0km 97.4km
終点側 なし 0.0km
重複区間
単独キロ  
上位 国道173号線⇒兵庫県篠山市(安田西~小野新) 0.3km
国道176号線⇒兵庫県篠山市(波賀野~古市) 1.0km
▲1.3km 96.1km
下位 国道477号線⇒京都府亀岡市(宮前)~南丹市(埴生1) 3.3km 0.0km
未開通区間 なし   0.0km
海上区間 なし   0.0km
本線に並行する
主なバイパス  
 特になし   
経由地 京都府 亀岡市,南丹市   
兵庫県 篠山市,加東市,小野市,加西市,姫路市
道の駅 なし
接続国道・高速道 【京都府亀岡市】→国道9号線(京都方面/福知山・鳥取方面) 国道423号線(池田・大阪方面)
            京都縦貫道(亀岡IC)
【京都府南丹市】→国道477号線(川西方面/京北・花脊方面)
【兵庫県篠山市】→国道173号線(川西方面/綾部方面) 国道176号線(福知山・宮津方面/宝塚・大阪方面)
【兵庫県加東市】→国道175号線(福知山・舞鶴方面/明石方面)
【兵庫県姫路市】→山陽道(山陽姫路東IC) 国道312号線(福崎・朝来方面)
            国道2号線(神戸・大阪方面/岡山・広島方面)

●実走レポート(2011年3月) 
 京都から西(=中国・四国・九州方面)にドライブ旅行に行く際に、名神・中国道の渋滞区間である宝塚・西宮地区を避けようと思えば、裏道として使える国道です。篠山に舞鶴若狭道の丹南篠山口ICがあり、そこから中国道方面に走れば良いわけです。私も抜け道としてよく利用させてもらっています。以前は道が狭く走り勝手が悪かったのですが、片側1車線の快適道路が亀岡~篠山まで続いています。(2003年11月には最後に残っていた天引峠も600m級のトンネルが開通しました)また阪神淡路大震災の際も被災地区を避けて通るルートにもなっていたので、その影響で毎日深夜でもトラックが相当走っており、交通量は増しております。
 亀岡をスタートして、10分ほど走ると京都市街地からは比較的近い湯ノ花温泉を通過します。「山の中のひなびた温泉」というイメージですが、それなりに旅館があります。湯ノ花温泉のところに少し狭い場所は残っていますが、そこからは快走できる道です。峠道もそれほど急なカーブがあるわけでもなく、信号も少ないので、大型車とのすれ違いでもそんなに往生することはなくなりました。173号線と交差して篠山まではあっという間に到着します。
 篠山から姫路までのルートは、抜け道をする車も減ってきています。篠山市の市街中心部は国道から少し外れているので、道中で混むことはありません。国道176号線との重複区間を少しだけ走れば、また単独区間になり、さっと走れば加東市社に着きます。ここで175号線を少し北に行けば中国道との交点になるので、広島・九州方面へはここまで国道を走ればよいわけです。さらに走れば今度は山陽道との交点になるので、四国・岡山方面はここまで国道を走ります。そうこう走るうちに姫路市内に入り、2号線に合流して終点になります。

●沿線フォトギャラリー
1→起点となる9号線の加塚交差点は亀岡市内でも渋滞の著名箇所です。 2→距離はとりあえず兵庫県の最初の篠山までで、姫路の距離は出ていません。 3→ほどなくして京都縦貫道の亀岡ICになります。直進は423号線で、372号線は縦貫道の側道を走ります。
4・5→亀岡市内の湯ノ花温泉付近にはこの国道唯一となってきた狭路区間があります。3月に走行したので雪も残っていました。 6→477号線との重複区間です。距離表示は社まで表示されてきました。
7・8→「この先凍結注意」の標識もありますが、周りの景色で容易に想像がつくレベルです。 9→天引峠もバイパスで走りやすくなりました。右側は旧道になりますが、廃道になっています。
10~12→天引峠越えもトンネルの開通により非常に走りやすくなりました。この峠を越えると兵庫県に入ります。右の写真は今は廃道となって入ることのできない旧天引峠です。
13→小野新交差点で173号線と合流しますが、数百mの重複だけですぐ単独区間になります。 14→ここまで来て初めて姫路までの距離表示になってきました。 15→きれいな直線道路です。
16・17→今度は176号線との重複区間に入りますが、これも1kmほどで単独区間になります。 18→176号線からの路線は少し道幅も狭めの感じです。それは元々から2車線だったからでしょう。
19→ずっと残っていた雪もかなり少なくなってきました。 20→東経135度の標準子午線の標識もあります。 21→「加西」という地名は昔からあったのですが、滝野町と社町が合併して「加東市」になりました。
22~24→加東市内(=旧:社町)は軒下酷道が以前は存在していましたが、現在はバイパスが開通して解消されています。ただ、175号線の合流点より西側はまだ工事が行われているため、暫定的ではありますが、175号線との重複区間が発生しています。
25→これがバイパスの工事が行われている区間です。 26→加古川市内は快適なルートでサクサクと走ることができます。 27→姫路まであと10kmちょいとなってきました。
28→山陽道:姫路東ICで接続しています。 29→姫路市内に入ると4車線道路になります。 30→姫路市の下寺町交差点で2号線に合流して終点になります。