国道492号線                 

①快適さ→★★★★(信号がほぼ0で、走りやすい道です)
②退屈度→★★★★(適度にあるカーブなどが退屈させずに済みました)
③整備度→★★★(400番台の後半の路線なのでまだまだこれからです)
④景色→★★★★(森林浴や渓谷美は素晴らしいところです)
⑤施設→★(全くと言っていいほどありません)
⑥観光地→
★★(穴吹川の川遊びぐらいで名所みたいなものはありません)
総合評価点
61
正規区間 起点 香川県高松市(中新町) 終点 高知県大豊町(高須) 169.5km
実質区間
(端末重複区間)  
起点側 起点~香川県高松市(上天神町)⇒国道11号線 3.1km
香川県高松市(上天神町)~徳島県美馬市(穴吹)⇒国道193号線 41.9km
▲45.0km 29.3km
終点側 徳島県美馬市(木屋平)~徳島県三好市(見ノ越)⇒国道438号線 24.3km
徳島県三好市(見ノ越)~高知県大豊町(西土居)⇒国道439号線 59.5km
高知県大豊町(西土居)~終点⇒国道32号線 11.4km
▲95.2km
重複区間
単独キロ  
上位 なし 0.0km 29.3km
下位 なし    0.0km
未開通区間 なし   0.0km
海上区間 なし   0.0km
本線に並行する
主なバイパス  
  特になし   
経由地 徳島県 美馬市
道の駅 なし  
接続国道・高速道 【徳島県美馬市】→国道192号線(三好・川之江方面/吉野川・徳島方面) 国道438号線(神山・徳島方面)

●実走レポート(2011年8月 終点⇒起点への逆行) 
この国道は正式には3県にまたがり170kmもあるのですが、両端が全部他の国道と重複しているので、実質的には徳島県美馬市内で完結する路線です。単独率が17.3%はおそらく全国で最低ではないかと思います。当然ながら私の走破は両端の重複部はカットしているので、この30km弱の部分を走れば、この路線の調査は完了になるわけで、439号線の攻略ついでに走りました。
今回は剣山方面から来ているので、徳島に向かってひたすら下っている途中の木屋平の集落で492号線の単独区間が始まります。この路線は私は「酷道」として指定していません。そこそこ道幅のあるところが大半で、アップダウンも少ないし、私が向かう方向であれば、ほとんど穴吹川沿いに下っていくような感じです。それでも山に囲まれた場所なので、悪天候の時は地滑りなどに最新の注意をする必要があるし、夜間は街灯もないので走りにくいと思いました。国道に指定されたのが18年前になるので、少しずつですが道路改良も行われているようで、拡幅工事などもしている場所もあります。
夏休みの暑い最中でしたので、下に見える川が非常に涼しそうに感じました。現に川幅の広い場所ではレジャーに来た家族連れの人が泳いでいるし、一緒に入りたい気分です。
1時間くらい走ったら、急に視界が開けて吉野川流域の美馬市内に入り、国道192号線の穴吹交差点でこの国道は終了します。美馬市の山奥と街の中心部を結ぶ生活道として重要な役割を果たす道です。徳島までダラダラ438号線を走るぐらいなら、ここまで下りて高速道路を使う方がはるかに早いと思いました。 

●沿線フォトギャラリー
1→438号線を徳島に向かっていたらいきなり分岐の標識が出てきます。高知県からここまでは「492」の標識は全く出てきません。 2→この辺りの路線は何かと災害で通行止になりやすいために案内情報板も結構立派なものがありました。電光掲示板にしないところがローカルです。 3→まあ最初からこんな感じの道です。
4→結構立派な道と思いきや、まだ工事中でした。 5→川の水は冷たそうできれいですが、大雨の時は崩落しそうでこわい道です。 6→穴吹まで22kmでこれで492号線は終わりです。
7→だいたいがこんな感じの道だったので、先ほどまで走った439号線・438号線よりは走りやすかったです。 8→信号による交互通行の簡易版です。まだ運用前ですが、これはありがたいサービスです。 9→国道に指定されているだけあって、部分的には道路改良もされています。
10・11→「恋人橋」という変わった名前の橋で橋の中央に何かあるなと思って見に行ったら、花が置いてありました。ということは恋人同士が飛び降りて心中した?ちょっと気味悪いです。 12→落石覆いはあるのですが、大規模崩落でもあれば全部崩壊するような気がします。
13→夏休みということもあり、川幅がある浅瀬では結構遊んでいる方がたくさんいました。 14→美馬市内に入ってきました。 15→JRの踏切を渡ってすぐのところが穴吹交差点でここから先は193号線になります。