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フライヤー商品(その4)

フライヤー商品(その4)

先日、車でラジオを聞いていたら、夏が例年よりあまりにも暑いので、コンビニのフライヤー商品が結構売れて、昨年比で10%の売上アップと言っていました。私は最初「暑い=フライヤー商品が売れる」という理屈がわからなかったのですが、さらにDJの話を聞いていると、暑さで主婦の方が自宅で揚げ物料理をしたくないから、調理済みの揚げ物商品を買ってくるという構図らしいです。

個人的にはなんかのどが詰まるような感じで、あまり食べたくないと思う商品なんですが…。

それはさておき、今回の各店舗比較で取り上げたい商品は「焼き鳥」です。
このブログを書く前に、12の各コンビニ公式サイトで確認しましたが、焼き鳥を定番商品として全国の各店舗に積極的に置いて、積極的にPRしている店舗はサークルKサンクス・ミニストップ・スリーエフの3つだけなんです。
私が現場を見た限りでは、ファミリーマート以外はみなあるように思いました。でもそれは店や地域の判断で出しているだけのものみたいです。
ファミリーマートも3年程前はかなりの店で見たのですが、今はほぼ全店舗撤退しています。ケースに入れている間に硬くなって、保存方法が下手だったんですよ。
各店舗の販売状況は以下の通りです。
★サークルKサンクス
  焼き鳥(各商品1本105円) もも・もも皮・ねぎま・かわ・ぽんじり・つくね・砂ずりなど タレ味と塩味がある
★ミニストップ
  炭火焼き鳥(各商品1本90円) もも・かわのみ
★スリーエフ
  焼き鳥(各商品で値段が違い105~130円) タレもも・塩ぽんじり・ヤゲンつくね・皮せせり・ねぎま・塩かわ・塩もも
★ローソンとセブンイレブンも結構置いていますが、公式サイトに出ていないので、現場でまたメモして追加します。

焼き鳥は単価が安いから、調査のお仕事でもよく買っていましたが、ダントツでおいしいのはサークルKサンクスです。種類の多さもありますが、味以上にすごいのが保存方法で、ケースに結構置いているような商品でも硬くなってカチカチのものに当たることがないです。ローソンは下手するとかなり硬いものもあるんです。
ミニストップのフライヤーケースはかなり常温に近い温度なので、硬くなることはなく、頼んでから電子レンジで温めてくれます。
セブンイレブンは個別にビニール袋に入れてジューシー感を損なわないようにしていますが、逆に水っぽくなります。
スリーエフは訪問数も少ないので何ともいえませんが、焼き鳥以外にも串物が充実していて、保存方法も良いからサークルKサンクス並みにおいしいと思いました。
それと、サークルKサンクスだけ、岩塩や七味などの薬味をつけてくれる店が多いです。

そういう意味から考えても焼き鳥はおいしく食べることを真剣に考えているサークルKまたはサンクスでしょう。

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