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コンビニの駐車場(その4)

コンビニの駐車場(その4)

駐車場ネタの最終回となります。

あまり関西や首都圏の店舗には関係ないような話ですが、2013年の2月頃は北陸・東北地区のお店をたくさん見てきました。
といえば、何がテーマになるかというと、「雪」です。

この年の積雪量ははんぱじゃなかったのは皆さんの記憶にもあると思います。
青森県の酸ヶ湯温泉では観測新記録の500cm以上の積雪になったりしたし、ちょうど青森県弘前市で市内の積雪量が想定外になって交通マヒが起きたりしましたが、そのニュースが話題になっている時に秋田県・青森県に居て大変なことになりました。

私の住んでいる京都でも雪は積もることがありますが、10cm積もっただけでもパニック状態になるのに、北陸・東北日本海側は強烈ですね。コンビニの駐車場も除雪した雪が駐車場の隅に積み上げられて、それは要塞みたいに3~5mぐらいの壁になっていました。

雪のあるところに住んでいる人はわかっていると思いますが、コンビニの駐車場の除雪の仕方知ってます?
福井県ぐらいにまだ積雪が少ないところは、プラスチック製の除雪スコップでスタッフさんが雪かきをしてやってますが、富山県とか新潟県ぐらいになると、そんな程度で追いつくわけがないので、入口付近に穴のあいたホースを設置して、水をまいて雪を溶かしていました。山奥の店や東北地方に行ったらそれでも追いつかないし、気温が氷点下10℃ぐらいになるので、水をまいたらすぐ凍る危険性もあるので、大型ブルドーザーでかき取るように除雪しています。
写真は山形県のファミリーマートと思いますが、人を通るスペースを上手につくって入りやすいようになっています。

私が見た中で、問題と思ったパターンが1つありました。
山形県とか秋田県のあの半端じゃない積雪であれば、水をまいたところで全然溶けないです。それを水をまいたために水の落下点付近だけ溶けて、それが駐車場をボコボコにしたり、場合によっては大きな水たまりになっているため、車も停めにくいし、道路から歩いてきた人は駐車場内を歩く場所にも困る次第です。
この場合は、ブルドーザーで雪をかき取って平地にするだけの方がいいと思います。
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