東海北陸エリア

対象エリア 愛知県・岐阜県・長野県・静岡県・福井県・石川県・富山県・新潟県
対象路線数 78路線(自動車専用道:3路線,海上国道:3路線,分断国道:14路線)
合計キロ数 9,113.2km
完走路線数 58路線
完走キロ数 6,920.3km(完走率:75.9%)
このエリアは名神・東名・中央道・北陸道・長野道など高速道路が網羅されているので、目的地へのアクセスが非常に便利になりました。2009年から近畿ブロックと並行してあちこち出かけているエリアです。現在の仕事でも必ずと言っていいほど訪問するエリアで、完走率も7割以上走っていますが、使う路線は幹線道路ばかりで酷道や分断路線を使うことがあまりないため、160号線までは全部完走しています。 

(※1)ピンク色は不通区間(通行不能区間)がある国道で、緑色は海上区間がある国道、青色は自動車専用道路の国道です。
(※2)路線番号のマークについて:「NEW」→全ての情報を公開して2ヶ月以内のもの 「更新」→写真など追加情報を組み込んで内容を見直して1ヶ月以内のもの
                      「暫定公開中」→基本情報部分は公開しているもの 「工事中」→実調査はしたが何もしていないもの(=リンクはありません)

路線番号
(各ページへのリンク)
区間(実質の起点・終点)
※左向きの矢印は終点から起点への逆走行
キロ数 実走レポート
(最新)
総合評価点
正規区間 実走区間 単独区間
東京都中央区←大阪市北区 549.5km 549.5km 549.5km 2012年4月 57点
日本の大動脈を走る路線で、長さでは全国第3位です。とにかく渋滞が多いので走りづらさではなんともいえませんが、昔の「東海道」になり、高速道路を走っていたらわからなかったような史跡・名所もあることは事実です。自専道のバイパスを上手に使えば、高速道路を使わなくても東京〜大阪を2日で走ることは可能です。
新潟市中央区→滋賀県栗東市 572.6km 540.5km 540.5km 2010年5月 77点
北陸4県を貫く幹線道路で「北陸街道」といわれています。重複区間を除くと長さでは1号線より少し短く全国第4位です。平野部はバイパスがほぼできているので、4車線に整備されている反面、退屈さはありますが、富山県〜新潟県の断崖絶壁区間は「日本海夕日ライン」として景色の良いローカル路線になっています。ほぼ全区間が北陸道と並行しています。道の駅も多く全区間でドライブを楽しむなら3日は必要です。

群馬県高崎市→新潟県上越市 191.6km 191.6km 191.6km 2015年7月 85点
ほとんどを長野県を縦断するような路線になっており、上信越道とほぼ並行する感じになっています。難所の碓氷峠はバイパスもできていますが、バイパスでもかなり勾配がきつく、国道のまま残っている旧道はひたすらカーブの連続という二桁国道らしからぬ面白さもあります。この難所を除けば比較的単調な感じの路線です。

名古屋市熱田区→長野県長野市 265.9km 265.9km 265.9km 2013年12月 80点
北陸4県を貫く幹線道路で「北陸街道」といわれています。重複区間を除くと長さでは1号線より少し短く全国第4位です。平野部はバイパスがほぼできているので、4車線に整備されている反面、退屈さはありますが、富山県〜新潟県の断崖絶壁区間は「日本海夕日ライン」として景色の良いローカル路線になっています。ほぼ全区間が北陸道と並行しています。道の駅も多く全区間でドライブを楽しむなら3日は必要です。

岐阜県土岐市←滋賀県米原市 101.2km 97.0km 97.0km 2013年1月 54点
ほとんどが旧街道の「中山道」に相当する路線で、岐阜県内では東西のメイン幹線道路となっています。米原〜大垣にかけては関ヶ原越えといわれる場所でローカルさもありますが、全線にわたりドライブのおもしろみには欠けるような気がします。
名古屋市中区←岐阜県岐阜市 37.0km 28.4km 28.4km 2012年1月 51点
岐阜〜名古屋の2大都市をつなぐ幹線道路で、ほとんどが片側3車線になっています。直線的な区間が大半で走っていても変化がないので飽きてくるような感じで、一宮から南側は名古屋高速の高架下を走ります。
愛知県豊橋市←三重県伊勢市 175.9km 175.9km 175.9km 2011年1月 48点
伊勢湾岸を一回りする路線で、四日市〜豊橋は国道1号線のバイパスの役割を果たしているので4車線区間が多いです。その分交通量も多く渋滞も1号線よりひどい場所もあります。豊川〜蒲郡〜幸田町のバイパスができれば三河地区のバイパスは全部開通する予定ですが、かなり先の話になりそうです。ドライブ向きとはいえないので評価点は低いです。

名古屋市東区←富山県富山市 249.9km 249.9km 249.9km 2013年7月 76点
飛騨地方を抜けるルートで、東海北陸道が全線開通したことでかなりローカルな路線になっています。富山県側は神通川に沿った渓谷沿いで、高山から美濃加茂までは木曽川支流の飛騨川に沿った渓谷沿いのルートになっており、森林浴ドライブとしてはおすすめのコースです。途中に温泉街も多くあります。ただ距離が長い区間なので、丸1日はかかります。

新潟県柏崎市→新潟市中央区 78.5km 78.5km 78.5km 2013年2月 54点
新潟県内の柏崎〜新潟を結ぶ3国道の1つで、真ん中のルートを取っています。海からは離れているので景観はほとんど田畑の中を走るルートが多く、交通量に合わせて整備されている反面、直線主体の道路で何の面白みもない路線です。沿道での観光スポットもあまりありません。
長野県長野市→新潟県小千谷市 122.9km 122.9km 105.9km 2010年5月 85点
長野から中越地区を結ぶ国道で、ほぼ全区間が信濃川(長野県内は千曲川)に沿ってゆっくり下るような路線です。信州の山々と川を見ながら走る景色は非常に良いですが、道路的に変化は少ないので飽きる部分もあり、冬期は有数の豪雪地帯なので走る時期によっては注意が必要です。

静岡県下田市←神奈川県小田原市 94.5km 94.5Km 94.5km 2013年2月 77点
伊豆半島の東海岸側を結ぶ路線で、沿道は首都圏在住の方のリゾート地や温泉が多くあります。海沿いを走る区間も多く、景観としては非常に良いのですが、平日より休日の方が交通量が圧倒的に多く、行楽渋滞を多数引き起こす国道です。ドライブにはお勧めですが、余裕を持った行程を組まないと予想以上に時間がかかることもあります。

静岡県下田市→静岡県三島市 110.1km 110.1km 110.1km 2013年4月 73点
135号線とは対照的に伊豆半島の西海岸側を走り、後半は中央部の温泉地を巡るようなルートになっています。景観の良いところが多い点や、観光地が多い部分では135号線と同じですが、海岸部は道幅も狭いことから、多少はローカルな感じに見えました。ただ、伊豆市の温泉地域は行楽渋滞が多く発生しています。

山梨県韮崎市←長野県上田市 103.7km 103.7km 88.8km 2014年6月 76点
長野県の上田市内は旧18号線が141号線に再指定された区間なので、実質的には韮崎〜佐久の路線です。標高1,000m以上の高原地帯を通る区間が長く、鉄道では日本最高点のあるJR小海線沿いの路線です。道路は整備されているので走りやすい分、若干の物足りなさを感じますが、周辺の山々の景色は爽快なものがあります。

長野県佐久市→長野県下諏訪町 80.9km 57.4km 57.4km 2013年6月 65点
長野県の高原地帯を結ぶ路線で、昔の「中山道」に当たるルートです。道路は整備されているので走りやすく、上信越道から中央道に抜ける最短ルートをとっているので、交通量も多めです。あまり見どころも少ないのでドライブ的要素に欠ける部分もありますが、信州の山々や古来の中山道宿場町を見ながら走ることのできる道です。

長野県松本市→長野県上田市 53.1km 51.5km 51.5km 2013年5月 61点
明治時代からある長野県完結の路線で、松本から上田までは最短経路になっていたので、当時は交通量も多かったのですが、同じ区間を結ぶ254号線・152号線の方が整備されたので、交通量が激減しています。2つの峠越え区間は狭路で走りにくい部分があり酷道レベルとしては★レベルです。

長野県大町市←長野県松本市 31.5km 31.5km 31.5km 2013年7月 57点
松本〜糸魚川を結ぶ「塩の道」と呼ばれるルートの南側で、147号線は安曇野の高原部を南北に走るルートになります。道そのものは変化もなく面白みもないのですが、北アルプスの玄関口になるため行楽シーズンおよびスキーシーズンはかなり渋滞も発生しています。景観は四季を通じて良いですが、冬場はかなりの積雪です。

長野県大町市→新潟県糸魚川市 70.4km 70.0km 70.0km 2013年7月 76点
松本〜糸魚川を結ぶ「塩の道」と呼ばれるルートの北側で、148号線は白馬山麓と姫川流域の渓谷ルートを主に走ります。147号線に比べると圧倒的に景観も良くなり、道そのものも変化がありますが、多くのスキー場を沿道にかかえているため、シーズンはかなりの渋滞になることと、豪雪地帯になっているので冬期の走行にはかなりの注意が必要な路線です。

清水港←静岡市清水区 2.7km 2.7km 2.7km 2013年3月 42点
清水港の港湾路線で最短国道トップ10に入る路線ですが、起点側はそのまま150号線になるため走っていたらいつの間にか国道番号が変わっていたという感じになります。九州の198・199号線と似たような関係ですが、路線の境界部は明確になっています。

静岡市清水区←浜松市中区 102.9km 101.3km 101.3km 2013年4月 65点
静岡〜浜松の静岡の二大都市を結ぶ路線で、1号線が内陸部を通るのに対し、150号線は御前崎を通る海沿いのルートを取っています。景観的にも1号線よりは良いのですが、道路そのものは単調さが目立ち、海岸そのものを走りながら見る区間も地図で見る以上に少ないので、ドライブ的な感覚になりにくい路線です。

長野県飯田市→愛知県豊川市 131.1km 127.2km 127.2km 2013年4月 68点
153号線は飯田より南側は西方向に逸れて山中を走るため、そのまま南下して愛知県東部に抜けるルートをとっており、沿道の大半は天竜川と豊川沿いの道です。県境部で狭路みたいなものは残っているものの、快調に走ることのできる路線で、ローカルな雰囲気を味わいながらドライブを楽しむことができる道です。
長野県上田市←浜松市東区 244.0km 244.0km 242.8km 2010年5月 76点
長野県の上田市から浜松市までを南北に縦断する路線で、途中に2区間の不通区間(但し林道などを使って完走は可能)を持っています。また標高の高い峠越えがいくつも続くため、酷道区間がかなり残っており、ヘビードライバーにも人気の路線です。酷道ランク的には★★レベルで、初心者はあまり攻めるのは控えておいた方が良いかもしれません。

名古屋市東区→長野県塩尻市 211.6km 211.6km 211.6km 2012年1月 73点
名古屋から長野県までの路線で、起点も終点も19号線に接続しているので並行しているような路線ですが、19号線は岐阜県経由に対し、153号線は愛知県は山中を抜ける峠越えのような感じで、長野県に入ってからは天竜川沿いに登っていくようなルートです。アルプスの山々を見ながら走れる景色で、道路にも変化がありますが、長野県内の方が単調な感じです。
名古屋港→名古屋市熱田区 4.0km 4.0km 4.0km 2011年1月 45点
名古屋港から市内までの港湾路線で、短い国道ランキングでギリギリトップ10圏外の11番目です。これと言って特色はなかったのですが、たまたま私が再調査に行った時に20年振りの大雪に見舞われたので、貴重な写真を撮ってきました。

愛知県常滑市←愛知県弥富市 123.1km 123.1km 123.1km 2013年4月 51点
愛知県完結路線で、302号と同じく「名古屋環状3号」という通称で、名古屋市の周囲を一周するようなルートになっています。302号より外側にあるので名古屋市はほとんど通らずにその周辺都市を結んでいます。4車線の区間・バイパスと並行している区間もありますが、交通量はそれを上回るレベルなので渋滞だらけで、景観を楽しむような場所もなく評価点は低くなっています。

岐阜県岐阜市→富山県高岡市 211.9km 209.1km 209.1km 2016年3月 85点
東海地区と北陸地区を結ぶ3路線のうちの一つで、山間部で主要な都市が少ない地域を結んでいますが、世界的に有名な白川郷の観光地も通るため道路は整備されており、東海北陸道もこの路線に並行しているため、41号線よりも交通量が多いかもしれません。景観的には良い場所が多く、沿道での立ち寄りスポットや道の駅も多いので、ドライブおすすめルートとして評価点がかなり良くなっています。2016年に再調査で写真を多く撮ることができました。

石川県金沢市←岐阜県岐阜市 199.4km 199.4km 198.0km 2011年11月 82点
東海地区と北陸地区を結ぶ3路線の一つではありますが、156号線と違うのはその道のエグさです。石川県から福井県に抜けるルートは山の中でも走りやすい道路なのですが、福井県から岐阜県に抜ける温見峠越えの狭路は、全国酷道ベスト3に入るレベルで、冬期閉鎖はもちろんのこと、夏場でも道路崩壊による通行止め状態が大半で、10年スパンで見て完走できる期間はわずかです。また走ったらとんでもないような恐怖感でまさに★★★レベルという酷道の1つでしょう。

福井県福井市←長野県松本市 248.8km 248.8km 219.2km 2012年1月 97点
信州と北陸を結ぶ数少ない路線の1つです。かつては安房峠・平湯峠・油阪峠など★★レベルの酷道が揃っていましたが、旧道として国道指定では残っているものの、中部縦貫道として長大トンネルが開通して、基本的には走りやすい路線になっています。多くの観光地を通り、景観も良く、道の変化もあることから、満点に近い全国でトップレベルの評価点になっています。

石川県七尾市←石川県金沢市 68.2km 68.2km 62.0km 2013年2月 45点
簡単に言うと能登半島の中抜け路線です。道路は直線ばかりであまり変化がなく、起点・終点を除けば観光スポットらしいものもないので、評価点は低くなっていますが、能登半島を一周する249号線に行くために使う道路です。

石川県七尾市→富山県高岡市 45.4km 45.4km 45.4km 2013年2月 65点
主に能登半島の富山県側海岸を走るルートで、富山湾の海やその向こうに見える立山連峰を見ながら走ることのできる路線です。並行して能越道(=470号線)も順次開通して、交通量も分散して少なくなる傾向になっています。

名古屋市熱田区→愛知県豊川市 151.0km 147.1km 115.4km 2012年6月 68点
愛知県完結路線で、知多半島を一周して三河地域の海岸線側を走るルートになっています。全区間が2車線以上にはなっているので、快適に走ることができますが、市街地では渋滞になるような場所もあります。特に知多半島先端部は海沿いのドライブルートとしてはおすすめできるコースになっています。

石川県七尾市→石川県宝達志水町 250.7km 218.2km 218.2km 2013年5月 88点
能登半島の先端部ではショートカットしていますが、基本的には半島の海岸線を一周するようなルートになっています。能登観光およびドライブのメインコースとなる路線で、道も整備されて走りやすいので評価点としては高得点になっています。ヘビーな方が期待するような酷道というような場所はありませんが、道に変化はあります。

新潟県柏崎市→福島県会津若松市 199.2km 199.2km 177.8km 2014年11月 79点
新潟県中越地域から山の中を抜けて、福島県会津地域に抜ける路線で、豪雪地帯を通るため県境を越える六十里越はかなり遅くまで冬期閉鎖区間となっています。逆に秋の紅葉は名所になっています。以前に比べるとほとんどの区間で2車線が確保されたような走りやすい路線です。

浜松市西区←岐阜県高山市 236.5km 236.5km 201.1km 2015年2月 68点
237kmのほとんどが岐阜県を走りますが、比較的整備されていて大型車も抜け道的に利用されている路線です。ただし、起点側すぐの場所に分断区間があり、迂回にはかなり大廻りを必要とさせるのと、愛知県豊川沿いの場所に酷道指定レベルではありませんが、狭路区間も残っています。
岐阜県大垣市→三重県桑名市 41.7km 41.7km 41.7km 2010年10月 54点
岐阜と三重を結ぶ幹線道路みたいなもので、以前から東名阪〜名神高速へのアクセス道路とされていたので、道路の整備は早かったです。ほとんどが直線主体の4車線道路なので走る面白みがなく、すぐ飽きてくるような路線です。
愛知県田原市←愛知県豊橋市 45.4km 44.8km 44.8km 2011年1月 68点
渥美半島北側を走る路線で、南側を走る42号線よりは街らしい場所を走るので、交通量は多めです。海上区間があるといっても全て42号線との重複区間なので、渥美半島内で完結するような路線です。

静岡県湖西市→愛知県豊田市 99.1km 90.0km 90.0km 2014年9月 62点
同じ区間を国道1号線+国道155号線(または419号線)で行くよりは距離的にも短いし、道路も比較的走りやすいので、抜け道的な存在の路線ですが、面白みには欠けるかもしれません。浜名湖沿いの区間は景観も割と良いと思います。静岡県側は東名高速道路にほぼ並行しています。

名古屋市中川区→名古屋市中川区 58.9km 58.9km 58.9km 2011年10月 42点
ほとんどが名古屋市内だけを走る路線で「名古屋環状2号」の別名があります。全線が名二環道の側道になるので、景観らしいものは何もありません。海上区間は国道しては存在がなく、伊勢湾岸道の名港三大橋(名港トリトン)を渡ることになります。
 
石川県金沢市→富山県南砺市 40.0km 40.0km 40.0km 2016年7月 76点
金沢から城端までは、金沢市内と富山県砺波地区のアクセス道路で、県境の峠越えはあるものの特に面白みもなく単調な感じの路線です。そこから先が白川郷・五箇山の合掌集落への近道となる路線で、3km級のトンネルが開通したことで非常に行きやすくなりました。

石川県小松市→福井県南越前町 144.7km 119.5km 112.2km 2011年11月 82点
大半の区間が越前海岸の海岸線を走るルートになっているので、景観は抜群のルートです。2013年11月までは福井県南越前町で不通区間が残っていましたが、ホノケ山トンネルの開通により全線で車両通行が可能になっています。

富山県富山市←石川県金沢市 59.7km 59.0km 56.1km 2013年10月 57点
富山から金沢を結ぶ路線で、ほぼ8号線に並行しています。距離的には359号線の方が短く、道路も全体的に整備されているので、日常生活道路として活用されていることが多いですが、道は単調な路線です。

岐阜県高山市→長野県伊那市 118.9km 118.9km 110.5km 2015年2月 70点
飛騨高山から木曽村を経由して伊那地区を抜ける山岳ルートの路線です。北アルプス・御岳・中央アルプス・南アルプスなどの山々を見ながら走ることのできる景観ルートです。過去は峠越えなどで狭路酷道区間もいくつか存在して、権兵衛峠は車両通行不能状態でしたが、ほぼ全線2車線で走ることができ、冬場でも冬期閉鎖区間がない路線です。

愛知県豊川市→静岡市葵区 153.9km 153.9km 148.4km 2013年9月 73点
愛知県豊川市から静岡市まで続く路線ですが、1号線や150号線に比べるとかなり大廻りなルートで、浜松市〜静岡市は山間部で狭路などの酷道区間が結構残っています。酷道レベル的には★クラスなので、まだ走りやすい方になります。

名古屋市名東区→岐阜県中津川市 78.0km 78.0km 72.4km 2015年2月 56点
名古屋市内と岐阜県山間部を抜ける路線で19号線に割と並行しているので、バイパス的な路線ともいえるのですが、最後の中津川に抜ける区間にワナのような酷道区間が存在していることを、走って初めて知りました。酷道レベルでは★の初心者向けですが、凍結していたらかなり怖いところです。

福井県福井市→石川県加賀市 61.9km 40.9km 40.9km 2015年10月 71点
実質は40km程度の短い路線ですが、永平寺・山中温泉などの北陸でも有名な観光地を結ぶため、大型バスでも通りやすいように走りやすい路線になっています。ただ、結構アップダウンがあるために冬期の積雪時などは、スリップなどに注意する必要があるかもしれません。
福井県越前町←三重県四日市市 225.0km 162.0km 149.0km 2009年9月 86点
北陸と東海を結ぶルートですが、近畿地区を通ります。道路が整備されているので、走りやすさや景観の良さもありますが、三重県内に残っている軒下酷道の旧道が国道の指定のまま外されていないところがあり、酷道好きにとっても面白みのある路線です。酷道レベルとしては★ですが、バイパスは本線として完成しているので普通のドライブコースとしても楽しめます。
愛知県半田市→名古屋市緑区 17.7km 17.7km 17.2km 2011年10月 42点
愛知県の知多半島の根元にある20kmにも満たない路線で、工場・住宅地域の中を走るだけなので景色を楽しんだり、走る面白みが何もありません。半田市内に軒下酷道と一方通行が残っています。

新潟県出雲崎町→新潟市中央区 87.0km 56.9km 56.9km 2010年5月 79点
新潟県の柏崎〜新潟を結ぶ3国道で一番海沿いを走る路線なので、景観は抜群のドライブルートです。道路も基本的には2車線確保で走りやすいので、評価点が高くなっています。

新潟市江南区→長野県安曇野市 333.7km 310.0km 243.9km 2016年3月 59点
400番台の国道では、468号線(=圏央道)の高速道路を除けば断トツで長い路線です。新潟県内では長岡市のルートの取り方が重複もあって非常に分かりづらい感じになっており、新潟から長野に抜ける伏尾峠は酷道で標高も高いため、冬期はかなりの期間で閉鎖になります。長野県内は長野市郊外を遠巻きに取るルートですが、交通量も多く割と走りやすい感じになっています。

新潟県長岡市→新潟県長岡市 94.3km 27.8km 22.3km 2013年6月 39点
正規の総距離は100km近くあるものの、そのほとんどが他の上位国道の重複区間になるため、実質的には新潟県長岡市内で完結する20kmちょいの路線です。郊外で交通量も少ないところが大半のため、「404」の標識に従って走っていたら「もう終わり?」という感じで、特に変化も面白みもない結果でした。

静岡県下田市←静岡県沼津市 72.4km 72.4km 60.9km 2013年6月 59点
伊豆半島の中心部を南北に走る路線で、後半の沼津市内は海沿いになる区間がわずかながらあります。歌でも有名になった「天城越え」は本線はトンネルで抜けているものの、旧道のダート区間および史跡にもなっている旧天城トンネルも国道として指定から外されていないので、なかなかトリッキーなルートになっています。

石川県羽咋市←富山県富山市 68.1km 68.1km 67.0km 2013年5月 53点
前半は能登半島の付け根部分を東西に横断するルートで、後半部は富山湾に沿うような感じで港町を結んでいますが、海沿いになるルートはほとんどなく、複雑に右左折を繰り返すような感じになっており、ドライブ的な面白さには欠けるような感じがします。民家・工場の多い部分を走るため冬場でも消雪区間が多いので、まだ雪景色を見ながら走る方が面白いかもしれません。

岐阜県大垣市←福井県越前町 139.3km 108.5km 90.3km 2012年5月 59点
157号線と同じく岐阜県と北陸をダイレクトに結ぶ路線ですが、県境部は不通区間になっており、冠山林道で実質的に接続されている感じです。この冠山峠越えは国道ではないので★★★クラスの酷道で、土砂災害による通行止めも頻繁に起こっているのですが、現在この林道部を6kmクラスのトンネルで抜ける工事が行われています。その他の区間でも酷道に匹敵するような場所もありますが★レベルです。

愛知県豊田市←愛知県設楽町 65.7km 29.0km 29.0km 2013年2月 45点
この路線も他の上位国道との重複区間が大半のため、単独区間は50%にも満たない路線です。ほとんどが山中を抜けるような感じで、大筋2車線で整備もされているため走りやすいのですが、景観的に良い場所などはあまりありません。153号線と151号線を結ぶ連絡路みたいなものです。

静岡県御殿場市→山梨県南部町 57.2km 57.2km 57.2km 2013年3月 56点
富士山の裾を廻るようなルートで、場所によっては駿河湾とその町並みが一望できるような景観の良いところもあります。富士宮市からは峠越えの狭路で★クラスの酷道が今でも残っています。山梨県といっても最後の1kmあるかないかの距離なので、実質的には静岡県で完結するような路線です。

富山県砺波市→石川県輪島市 107.5km 96.0km 96.0km 2016年3月 60点
北陸道から分岐する「能越道」といわれる自動車専用道路だけの路線で、最終的には能登半島を突き抜けて輪島市まで伸びる予定です。現在は旧能登有料道路の「のと里山海道」を入れると、能登空港までは2015年3月に七尾〜田鶴浜の数qを残して開通しており、場所によっては富山湾などの景色を見ることができるポイントもあります。

長野県飯田市→浜松市北区 99.0km 25.9km 25.9km 2013年11月 45点
中央道と新東名高速を結ぶ「三遠南信道」という自動車専用道路だけの路線で、起点側と終点側の一部と矢筈トンネルしか開通していません。全て開通すれば、長野県の陸の孤島とも呼べる上村・南信濃村へのアクセスが非常に便利になり、256号線・152号線の不通区間の代替ルートにもなるのですが、利用者が少ないだけに工事の進捗は非常にスローペースです。またトンネルが多いために景観的な良さがあまりありません。

愛知県豊田市→三重県四日市市 153.0km 153.0km 153.0km 2013年5月 54点
まだ未開通の新東名・新名神を結ぶ「東海環状道」と呼ばれる自動車専用道路だけの路線で、伊勢湾岸道と合わせて周回できるようになるルートです。国道番号が指定されてから長らくその存在がなかった唯一の路線ですが、2005年の愛知万博に合わせて東ルートの一部が開通し、現在は西ルートの建設工事が進んでいます。中央道・東海北陸道・名神高速などとも交差するため便利な路線ではありますが、景観的な楽しみは少ない感じです。

福井県大野市←福井県敦賀市 77.4km 73.2km 61.4km 2012年5月 62点
福井県完結の路線で、大野市から敦賀市までの山中を抜けるルートになっています。国道に指定された時は2つの不通区間がありましたが、敦賀〜南越前はトンネル開通で解消しましたが、もう1つのルートはまだ開通の目処がなく、直結するような迂回路もありません。また丁坂と呼ばれる峠越えでかなりの酷道振りを発揮する箇所もあり、★レベルぐらいです。