コンビニ研究所トップページ

日本のコンビニを様々な面から研究し、コンビニを使う人・コンビニを経営している人へのアドバイスです

メールでの質問・問い合わせはコチラ

        
ブログ
サイト管理人のブログです。

ブログ一覧

コンビニのトイレ(その1)

コンビニのトイレほどきれいで快適な空間は、なかなかありません。

百貨店・駅・空港よりも当然いいと思っています。
タクシーのドライバーをやっている時は、1日に何回かはトイレに行きたくなりますが、公園などの公衆トイレを使うことはほとんどなく、駐車場付きのコンビニがあればそこに立ち寄ります。そのおかげで、京都市から京田辺市くらいまでの約500ヶ所のコンビニの位置は全部覚えました。

私はきれいなトイレをお借りしたお礼の気持ちとして、ジュース1本,たばこ1箱でもいいから何か買い物はします。
「トイレだけの使用でも歓迎します」という貼り紙が、確かファミリーマート店でしたが、そんな親切なところもありましたが、いつも買っています。

まめに掃除してくれているところや、紙などの補充はきちんとするところまでは、当たり前ですが、トイレに関していえば、各店舗の独自の工夫ができる空間です。具体的な事例などは2回目以降で紹介しますが、いろいろ関心する事例があり、写真もたくさん撮りました。

逆に改善して欲しいことも、いろいろあります。

ちなみに、「紙が切れてなかった」という事例は、これだけ多くの店を見て0件でした。今装着しているペーパーの補充がおいてない店はいくつかありましたが、個室内に収納棚がある店が多いので予備ペーパーもきっちりある店が大半です。
便器が汚れたままというのもほとんど皆無で、床に紙くず・土汚れがあるのが5%ぐらいです。床の汚れは使っている人のマナーの問題が大半ですが…。スタッフさんも1~2時間おきぐらいしかチェックできないと思うのでまあいいんじゃないでしょうか?

意外とよく見つかった不具合は2つあります。これをその2とその3でお話します。

挨拶(その3)

挨拶の件についてのラストです。

普通のコンビニの店員は2人のところが多いですよね。昼休みや夕方などの来客が集中するときは、スーパーほどではないですが、レジ待ちで並ぶことも結構ありますよね。
そのときにスタッフさんが取るべき挨拶は?

「いらっしゃいませ。お待たせしました。」です。

この「お待たせしました」の一言が言えない店員さんが、割といるんです。
2500店舗見たといっても、2/3は待たずに買っているから、分母は800ぐらいになりますが、まあ15%は挨拶がなかったような気がします。言ってくれる人は、自然な感じで挨拶をくれるのですが、都市部なんかで10人待ちぐらいで、何も言わないで普通に会計されると、さすがに「愛想悪っ!」と思いました。

忙しくて若干パニック状態になる気持ちもわかりますが、お客様も別に混んでいる時は待つしかないことはわかっているので、そのイライラ感をやわらげるためにも、一言の気配りをよろしくお願いします。
店長さんやベテランスタッフさんの指導も重要です。

挨拶(その2)

コンビニでの挨拶で、レジ会計終了後の「ありがとうございました」は、ほとんどのコンビニの接客マニュアルでは、「30度以上のお辞儀で対応」という決まりがあることを聞いています。

私が勤めていたタクシー会社も、45度のお辞儀の練習を定期的な研修でさせられていましたが、迎車の時で外で待機している状態ならまだしも、タクシーの車内でそんなお辞儀は現実的にできないから、挨拶と会釈のような対応しかできていません。
コンビニも一緒です。次から次へとお客様が来る状況で丁寧なお辞儀は現実的にできるわけがないし、お客様としてもそこまでを要求している人はほとんどないと思います。でも会釈程度でいいからそのようなアクションがあるかないかで、「またこの店に来たいな~」という印象は変わってきます。調査云々ぬきでそう思います。

では、このお辞儀は会釈も含めてできているのはどのくらいの確率か予想できますか?
私が見た範囲では、大手4社(セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート・サークルK・サンクス)の店舗で6割~7割ぐらい、その他の店で3割~4割程度です。
無表情で「ありがとうございました」と言われても、時々「歓迎されているのかな?お客は私よ。」と思いたくなることもあります。
ある会社では「お客様は神様」というような言い方もしていますが、別に客がそんなに偉いわけでもないし、お客様が理不尽な要求をしてくることもあるから、毅然とするべきところは毅然として、最後は感謝の意を込めた挨拶はお願いしたいところです。

2500店舗見た中での挨拶ベスト1のコンビニ店を紹介します。
実は私の住む京都府にあるんです。
「ファミリーマート京都駅前店」という京都駅正面側にある店なんですが、あそこのスタッフさんは、全員が丁寧なお辞儀でレジ対応をしています。あれだけひっきりなしに来客があるような環境の店であそこまでできるか…と半ば感動しました。
コンビニをやっている店長さんはよかったら、一度見にいって何らかの参考にしていただければと思います。

フライヤー商品(その1)

コンビニの「フライヤー商品」というのは何かご存じでしょうか?

お店によっては言い方も変わりますが、レジ横で売っている唐揚げ・ポテト・焼き鳥のような店内調理販売の商品の総称です。

大手さんを中心にこの商品の売り込みには力を入れているようで、値引きサービスなどで販促をかけたり、新商品をどんどん追加してお客様の購買意欲をそそらせています。
最近、自宅近くのファミリーマートで買い物をした時に『スパイシーフランク』という新商品が出たのを見ました。興味もあったので早速試してかってみました。

ファミリーマートのフランクフルト類にしてはおいしいですね。「辛っ!」と思いましたが、辛いものが苦手な人は別にして、ビールのおつまみなどには最適です。
ファミリーマートのフランクフルトは標準価格150円のものが定番商品としてありますが、あれは皮が固いので私的にはあまり好んで買いません。こっちは少し小振りですが、120円という値段設定もいいと思います。是非期間限定でなく定番商品にして欲しいようなものでした。

フランクフルトは他の店でもありますが、どこの店がおいしいでしょうか?
あくまでも個人的な立場で見ると、一番よく買うのはセブンイレブンと思います。普通サイズが100円、BIGサイズが150円とありますが、あらびきで皮も固くないし、よく買います。サークルKおよびサンクスで販売しているものも、100円と150円のものがあり、あれもおいしいし、ケチャップと塩こしょうの2つの味付けがあるのも魅力です。
ローソンのあらびきフランクは120円ですが、ファミリーマートほどではありませんが、あまり好んで買いません。
ミニストップは99円と値段設定は一番安いですが、少し小さすぎるところがひっかかるポイントです。
デイリーヤマザキ・スリーエフ・ココストアも食べたことがありますが、あまりまた買いたいという印象はありませんでした。
セブンイレブンには全ての店にはないのですが、「カルビフランク」という商品があります。あれはカルビ肉をソーセージに巻き付けたもので150円という値段ですが、150円の価値はあるぐらいおいしいと思いました。適度な塩こしょう味もいいです。

コンビニの駐車場(その4)

駐車場ネタの最終回となります。

あまり関西や首都圏の店舗には関係ないような話ですが、2013年の2月頃は北陸・東北地区のお店をたくさん見てきました。
といえば、何がテーマになるかというと、「雪」です。

この年の積雪量ははんぱじゃなかったのは皆さんの記憶にもあると思います。
青森県の酸ヶ湯温泉では観測新記録の500cm以上の積雪になったりしたし、ちょうど青森県弘前市で市内の積雪量が想定外になって交通マヒが起きたりしましたが、そのニュースが話題になっている時に秋田県・青森県に居て大変なことになりました。

私の住んでいる京都でも雪は積もることがありますが、10cm積もっただけでもパニック状態になるのに、北陸・東北日本海側は強烈ですね。コンビニの駐車場も除雪した雪が駐車場の隅に積み上げられて、それは要塞みたいに3~5mぐらいの壁になっていました。

雪のあるところに住んでいる人はわかっていると思いますが、コンビニの駐車場の除雪の仕方知ってます?
福井県ぐらいにまだ積雪が少ないところは、プラスチック製の除雪スコップでスタッフさんが雪かきをしてやってますが、富山県とか新潟県ぐらいになると、そんな程度で追いつくわけがないので、入口付近に穴のあいたホースを設置して、水をまいて雪を溶かしていました。山奥の店や東北地方に行ったらそれでも追いつかないし、気温が氷点下10℃ぐらいになるので、水をまいたらすぐ凍る危険性もあるので、大型ブルドーザーでかき取るように除雪しています。
写真は山形県のファミリーマートと思いますが、人を通るスペースを上手につくって入りやすいようになっています。

私が見た中で、問題と思ったパターンが1つありました。
山形県とか秋田県のあの半端じゃない積雪であれば、水をまいたところで全然溶けないです。それを水をまいたために水の落下点付近だけ溶けて、それが駐車場をボコボコにしたり、場合によっては大きな水たまりになっているため、車も停めにくいし、道路から歩いてきた人は駐車場内を歩く場所にも困る次第です。
この場合は、ブルドーザーで雪をかき取って平地にするだけの方がいいと思います。
img002