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日本のコンビニを様々な面から研究し、コンビニを使う人・コンビニを経営している人へのアドバイスです

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挨拶(その1)

私が見てきたことで、当然ですが入店時・会計時・退店時の挨拶はどのくらいできているのかは必ず見てきました。

お客様視点で見れば、どうでもいいことかもしれませんが、気持ちよく買い物をしていただくためにも、欠かせない接客内容の1つと思います。

ではこの挨拶について、どのくらい徹底できているか予想できますか?

簡単なところから、買い物をしたい商品をレジに持って行った時に「いらっしゃいませ」という挨拶ですが、これは2500店舗で100%できています。挨拶がなかったという事例に記憶がないくらいです。

同様に、会計を済ませて店を出ようとする時に「ありがとうございました」という挨拶ですが、これも2500店舗見てほぼ100%ですが、10店舗ぐらいは何も言わなかった事例に記憶があるので、99.6%ぐらいの徹底率ですね。
私が以前にやっていたタクシーのお仕事では、挨拶の普及率が悪い業界でしたが、最近はどのタクシーさんも降りる時には「ありがとうございました」「おおきに」とか何らかの挨拶があるのが普通になってきているのに、接客マニュアルがしっかりできているコンビニ業界で「ありがとう」の挨拶がない店は、論外に近いと思います。

さて、それでは入店時の「いらっしゃいませ」の挨拶は、上記2つと比べると明らかに悪いです。
(さらに…)

コンビニの駐車場(その3)

各コンビニの駐車場が大型化していく傾向の中で、駐車場の普及率が悪いコンビニが1つあるんです。

それはローソン系列の「ローソンストア100(愛称:100ロー)」です。

調査では30~40店舗は見たと思いますが、車をゆっくり停めることができたのは片手で数えるほどしかありません。
いつも路上にハザードつけてさっさと買い物にいくか、やばい場所ならコインパーキングに停めてました。

たぶん理由は2つあると思います。
1つは、都市部の駅前・繁華街に店舗が多いので、そのような場所なら別に100ローでなくても駐車場がないコンビニが普通だからです。あまり郊外の幹線道路沿いに100ローはありません。
もう1つは100ローのお店は、昔別のコンビニでつぶれた場所をリニューアルしてオープンしている店が多いために、旧タイプの駐車場なしのコンビニが多いからです。
たまに広い駐車場付きの跡地を100ローにしたものは、かなり広い駐車場になっている店もあります。滋賀県守山市でそのような店も見ました。

コンビニの駐車場(その2)

今回は、駐車場の清掃について調査した結果をふまえてお話しします。

夜なんかは結構若者のたまり場にもなっているような店もありますが、コンビニの駐車場はスーパーやパチンコ店なんかと比べると全体的にはきれいと思います。
都市部の店舗なんかゴミだらけとおもいきや、ほとんどない店の方が多いです。
その中で掃除が行き届いてない店はあるんです。実は港湾地区の店はかなりの確率でゴミが散乱しています。たばこの吸い殻・レシート・弁当やおにぎりの包装紙・空き缶やペットボトルなど割と多いんです。大型トラックのドライバーさんのマナーでしょうか?

駐車場のゴミ散乱は、半分以上は利用するお客様の問題です。
ゴミ箱に捨てるべきものをその辺に置きっぱなしで立ち去るから…
しかしながら、そういうことが見てわかるのに何もしない店員さんにも問題があります。
ゴミ箱があふれているかはこまめにチェックするのに、その時に入り口付近の目立つゴミぐらいは回収するぐらいの技量は欲しいです。
広い駐車場を保有する店は、駐車場の隅まで掃除するのは、1日1回でも大変と思うし、普段は2名体制でそこまで手が回らない事情も理解しているので、せめて交代時間の時でスタッフが3~4人になるタイミングで、駐車場のゴミ集めはした方がいいと思います。
千葉県松戸市の某店では2年ぐらいは掃除してなさそうなくらい、隅にゴミや落ち葉がたまっていました。あれはびっくりでしたね。ちなみに写真撮ってたので添付しておきます。

あと地域的にゴミ散乱率が高い地区があるんです。
これはコンビニの特定ブランドだけでなく、どの店も結構紙くずとか吸い殻が放置されていてました。私は「県民性?」と思ったぐらいです。 (さらに…)

コンビニの駐車場(その1)

コンビニには駐車場がある店が大半です。

もちろん、駅前店・駅構内・街中の繁華街など駐車場を設置するのが非常に難しい店はありませんが、最近は都市部においても10台くらいの駐車場を設置する店が増えてきました。東京23区内は駐車場のある店はまれかもしれませんが、地方都市ならほとんどあります。

2013年春~夏で1000店舗ほどの駐車場のある店について、停めることのできる台数をこまめに見てきたところ、平均すると約20台くらいです。以前は店舗前に5台程度のスペースしかない店が郊外でも多かったのですが、今は地元の人・通りがかりのレジャー客・長距離ドライバー・タクシー運転手などかなり需要が増えており、昼休み時には休憩所にもなっていることが多いので、20台くらいの場所を提供している店がブランドに関係なく多いです。

多いところで40台くらいのばか広いような場所もあり、大型トラックも5台くらい置ける店などもあります。
幹線国道・県道沿いの店は、そのぐらいしないと競合店との競争で集客ができないのかな?と思います。
特に大手5社に多いのですが、以前あった店は駐車場が広く確保できないために、その店は他に売却して、付近の空き地に広い駐車場を確保できる店舗にバージョンアップしてリニューアルしている店がここ2~3年で増えてきました。
コンビニが急速に増えてきたのが1990年代後半で、その店がオープンして15年くらいになり、店舗自体も老朽化しているタイミングに重なっている店が多いことも影響しているのではないかと思います。

都市部もリニューアルにあわせて、Pなしから数台分の駐車場を確保した店が増えています。
私の調査は車移動が原則なので、近くのコインパーキングを利用しなくてもいい店が増えることはありがたいし、以前にやっていたタクシーの仕事でも路上駐車はできないので、安心して車が置ける店しか立ち寄ってなかったです。

コンビニで見てきたこと

最初の挨拶で「2500店舗もコンビニを見てきた」といいましたが、何を見たかお話できる程度で紹介します。

どの店もまず店内を一通りは見ます。
商品の品揃えとか、整理や掃除が行き届いているかを見て、トイレのある店は必ずお借りしてその掃除状況も見ています。次に買い物を実際にします。おそらく店員さんが少しいやがるような組み合わせで買い物をして、その対応(=接客応対)を見ています。そのときに身だしなみとかレジカウンターの状況も見ています。最後に駐車場・ゴミ箱を含めた外回りの掃除なども確認しています。

まあ、1店舗10分~15分程度でしょうか。

これだけでいろいろなことがわかります。
自分が独自でまとめるためのチェックシートを持っているので、それに記入して、「接客面」「商品の充実さ」「整理・掃除面」の3項目でA~Dの評価をして総合点で0~10点の判定をしました。

チェックシートは全部手元にあるので、それを機会のある時にデータベース化してまとめて、どのような傾向にあるか確認していきたいと思いますが、最近のコンビニはレベルが高いだけあって、7点は標準ラインくらいです。7点というのは3つの項目で1つがA評価で、残りがB評価で7点になります。2つがA評価で1つだけC評価でも7点です。

逆に見れば全部B評価の店でも、6点評価は全国的に見ればレベルの低い店になります。
私が見た中で最低クラスは3点です。2店舗しかないので場所も店の名前も覚えていますが、個々の店舗を誹謗中傷するのはできないので、ここでは出しませんが、1つは店舗運営や接客のマニュアルがしっかりできている大手3社のチェーン店です。

また、個々のいろいろな項目についての調査した感想や、私なりの意見は随時紹介させていただきます。