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スタッフさんの身嗜み(その2)

スタッフさんの身嗜みで気になることを思い出したので、続き話を入れました。

2500店舗も見て10店舗もないのですが、食品を取り扱うお仕事して見過ごすわけにはいかないのと、起こった事例が全て大手3社(セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート)に限ってなので、なおのこと悪いという結果です。

それは何かというと、制服の汚れです。
もちろん、フライヤー商品を調理したり、棚に並べたり、ゴミを片付けたりするのですから、少し汚れたぐらいでは何も言いません。ここで気になるというのは、レジで向かい合った時に「制服きたな~!」とすぐ思わせるくらいに汚れていることです。洗濯をしていないでずっと着続けているからなのでしょうか?
でも本人の自覚というか感度にも問題があるけれど、本人が自覚していないのであれば店長やリーダーの人が指摘をするべきと思います。うるさく言うとまた辞めるとか言われる…という問題じゃないくらい汚れているんです。

男性がほとんでですが、女性スタッフさんもいましたよ。

それと、ローソンのような白基調の制服なら、黒く汚れるのはすぐわかるのですが、あの黒基調のファミリーマートの制服で、お客様がすぐ気付くくらい汚れているのは、相当のものと思います。

お店を管理する側の人は、スタッフさんの身嗜みにも気をつかうぐらいの配慮をお願いします。
もちろん、自分自身もですが、店長さん自身の制服が汚い事例はまだありません。

京都市内のコンビニ店舗分布

私が住んでいる京都市は11の区がありますが、私が言う12社のフランチャイズコンビニチェーンはこのブログを書いた2013年8月10日の時点で、621店舗もあります。京都市だけで見れば完全に飽和状態といっても過言ではありません。つぶれる店・新しくできる店・屋号が変わる店などまさにタケノコ状態です。

他の地域より駐車場のない都市型コンビニの割合も高いですが、伏見区・山科区・西京区・北区など郊外になる地域では、駐車場を広く取っている郊外店の方が圧倒的に集客は良いので、ここ数年の傾向を見ると、新しくできる店は駐車場を広く確保している店が多いです。

では、各ブランドがどのように分布しているかというと、12社のうち8社もあります。
ないのは、セーブオン,スリーエフ,セイコーマート,ココストアだけです。
ココストアは最近まであったのですが、全部つぶれました。
残りの店舗割合を全部調べました。
(さらに…)

名札

今回はスタッフさんの名札についてコメントします。

名札については着用しているか、汚れているボロボロのものをつけていないか、という2つを見ていました。
結論から言うと、どっちもほとんどないです。

ただ、身嗜みの時にお話しした、私服のままで制服を着用していないスタッフさんは、名札も着用していないことが多かったです。
6月になると夏服になるため、ポロシャツだけの制服になるコンビニが多いですが、その格好だと5%くらいのスタッフさんは名札未着用でした。

あと、たぶんつけていると思うのですが、ローソンなんかで茶色のエプロンを上に着けている時に名札が隠れて見えない人もいます。きちんとやっている人はエプロン側に名札をつけかえているので、それは注意した方がよいと思います。

一般利用者の方はあまり意識していないと思うのですが、名札で接客のベテランかどうかを見分けることができる店があります。
一番わかりやすいのはファミリーマートです。これはファミリーマートの公式サイトでも何も公表していないから知らない人の方が多いのですが、肩書きに関係なく名札に★マークがついているスタッフさんがいます。
この★マークの数がよりベテランで接客が上手という社内の一定基準を満たした方らしいです。当然何もない人がいて、★は最高5つまであります。ミシュランガイドみたいですが、同じようなものと考えていただいていいでしょう。その店で店長さんが必ず★が多いわけでもなく、現場での経験レベルですから、店長が★2つで一般スタッフが★4つのようなこともあります。
★3つ以上の人は、基本的にてきぱきと上手に対応してくれるスタッフさんが多いです。★5つは非常にレアな存在で、日本全国のいろんな店に行きましたがまだ10人も見ていません。店長さんは現場に出る時間も少ないから私が見た範囲では★4つが最高です。
セブンイレブンも推定ですが、名札に金色の縁取りがされている人が接客のベテランの証みたいです。
ミニストップも★マークがついているような名札を見ましたが、ファミリーマートほど多くの店に行ってないので、確証がとれていません。
他のブランドはいまのところわかりません。

スタッフさんの身嗜み(その1)

コンビニを訪問したときに、応対していただいたスタッフの身嗜みはひととおりは見ています。

身嗜みはいろいろありますよね。
髪型とか、仕事に適した服装とか、必要もないアクセサリーをつけていないとか、女性の方なら化粧や香水などいろいろありますが、そんなマジマジと見ることもできないので、特別目立ったものがなければ、私は厳しく指摘するようなことはしていません。

基本、身嗜みを指摘したくなるような事例はほとんどないというのが実情ですが、これだけたくさんの店も見れば、いくつかは気になることもありました。

一番、言いたいのは店長さんみたいな人が、普段はバックヤードで事務処理を中心にしている人が、忙しくなったので店頭に出て接客応援などをしてくれることはいいことですが、せめて制服を上にひっかけるぐらいのことはして欲しいと思います。私服のままで名札もつけずにレジ前に居られるのは違和感があるし、他の従業員に対する示しもつかないと思います。

髪型などは、バイトの人でもそんなボサボサで清潔感がなさそうな人は、最近のコンビニでは見ることがなくなりました。
1回だけ、鼻ピアスをつけている人がいたのはさすがにどん引きしましたが…。

女性の化粧も片手ぐらいの数と思いますが、水商売でもやるような濃い化粧の方がいたぐらいです。

ファミリーマートに限定していますが、夏のポロシャツ制服でない以外はネクタイは着用のルールになっていますが、つけているのですが、だらしないつけ方をしている方はたまに見受けます。あんなつけ方をするぐらいなら、まだつけない方が見た目もいいですので、必ず着用ルールそのものも考え直してもいいかもしれません。

女性スタッフはどの店も作業がしやすいように長ズボン着用がルールみたいですが、東京都内のセブンイレブンでミニスカの方がいたのには若干びっくりしました。私達お客様の立場ではどうでもいいことかもしれませんが、よく店長とか何もいわないな~と思ったくらいです。

まあ、「お客様でも見る人は見てる」ので、特に店長・リーダークラスの方は注意してください。

コンビニのトイレ(その1)

コンビニのトイレほどきれいで快適な空間は、なかなかありません。

百貨店・駅・空港よりも当然いいと思っています。
タクシーのドライバーをやっている時は、1日に何回かはトイレに行きたくなりますが、公園などの公衆トイレを使うことはほとんどなく、駐車場付きのコンビニがあればそこに立ち寄ります。そのおかげで、京都市から京田辺市くらいまでの約500ヶ所のコンビニの位置は全部覚えました。

私はきれいなトイレをお借りしたお礼の気持ちとして、ジュース1本,たばこ1箱でもいいから何か買い物はします。
「トイレだけの使用でも歓迎します」という貼り紙が、確かファミリーマート店でしたが、そんな親切なところもありましたが、いつも買っています。

まめに掃除してくれているところや、紙などの補充はきちんとするところまでは、当たり前ですが、トイレに関していえば、各店舗の独自の工夫ができる空間です。具体的な事例などは2回目以降で紹介しますが、いろいろ関心する事例があり、写真もたくさん撮りました。

逆に改善して欲しいことも、いろいろあります。

ちなみに、「紙が切れてなかった」という事例は、これだけ多くの店を見て0件でした。今装着しているペーパーの補充がおいてない店はいくつかありましたが、個室内に収納棚がある店が多いので予備ペーパーもきっちりある店が大半です。
便器が汚れたままというのもほとんど皆無で、床に紙くず・土汚れがあるのが5%ぐらいです。床の汚れは使っている人のマナーの問題が大半ですが…。スタッフさんも1~2時間おきぐらいしかチェックできないと思うのでまあいいんじゃないでしょうか?

意外とよく見つかった不具合は2つあります。これをその2とその3でお話します。

挨拶(その3)

挨拶の件についてのラストです。

普通のコンビニの店員は2人のところが多いですよね。昼休みや夕方などの来客が集中するときは、スーパーほどではないですが、レジ待ちで並ぶことも結構ありますよね。
そのときにスタッフさんが取るべき挨拶は?

「いらっしゃいませ。お待たせしました。」です。

この「お待たせしました」の一言が言えない店員さんが、割といるんです。
2500店舗見たといっても、2/3は待たずに買っているから、分母は800ぐらいになりますが、まあ15%は挨拶がなかったような気がします。言ってくれる人は、自然な感じで挨拶をくれるのですが、都市部なんかで10人待ちぐらいで、何も言わないで普通に会計されると、さすがに「愛想悪っ!」と思いました。

忙しくて若干パニック状態になる気持ちもわかりますが、お客様も別に混んでいる時は待つしかないことはわかっているので、そのイライラ感をやわらげるためにも、一言の気配りをよろしくお願いします。
店長さんやベテランスタッフさんの指導も重要です。

挨拶(その2)

コンビニでの挨拶で、レジ会計終了後の「ありがとうございました」は、ほとんどのコンビニの接客マニュアルでは、「30度以上のお辞儀で対応」という決まりがあることを聞いています。

私が勤めていたタクシー会社も、45度のお辞儀の練習を定期的な研修でさせられていましたが、迎車の時で外で待機している状態ならまだしも、タクシーの車内でそんなお辞儀は現実的にできないから、挨拶と会釈のような対応しかできていません。
コンビニも一緒です。次から次へとお客様が来る状況で丁寧なお辞儀は現実的にできるわけがないし、お客様としてもそこまでを要求している人はほとんどないと思います。でも会釈程度でいいからそのようなアクションがあるかないかで、「またこの店に来たいな~」という印象は変わってきます。調査云々ぬきでそう思います。

では、このお辞儀は会釈も含めてできているのはどのくらいの確率か予想できますか?
私が見た範囲では、大手4社(セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート・サークルK・サンクス)の店舗で6割~7割ぐらい、その他の店で3割~4割程度です。
無表情で「ありがとうございました」と言われても、時々「歓迎されているのかな?お客は私よ。」と思いたくなることもあります。
ある会社では「お客様は神様」というような言い方もしていますが、別に客がそんなに偉いわけでもないし、お客様が理不尽な要求をしてくることもあるから、毅然とするべきところは毅然として、最後は感謝の意を込めた挨拶はお願いしたいところです。

2500店舗見た中での挨拶ベスト1のコンビニ店を紹介します。
実は私の住む京都府にあるんです。
「ファミリーマート京都駅前店」という京都駅正面側にある店なんですが、あそこのスタッフさんは、全員が丁寧なお辞儀でレジ対応をしています。あれだけひっきりなしに来客があるような環境の店であそこまでできるか…と半ば感動しました。
コンビニをやっている店長さんはよかったら、一度見にいって何らかの参考にしていただければと思います。

フライヤー商品(その1)

コンビニの「フライヤー商品」というのは何かご存じでしょうか?

お店によっては言い方も変わりますが、レジ横で売っている唐揚げ・ポテト・焼き鳥のような店内調理販売の商品の総称です。

大手さんを中心にこの商品の売り込みには力を入れているようで、値引きサービスなどで販促をかけたり、新商品をどんどん追加してお客様の購買意欲をそそらせています。
最近、自宅近くのファミリーマートで買い物をした時に『スパイシーフランク』という新商品が出たのを見ました。興味もあったので早速試してかってみました。

ファミリーマートのフランクフルト類にしてはおいしいですね。「辛っ!」と思いましたが、辛いものが苦手な人は別にして、ビールのおつまみなどには最適です。
ファミリーマートのフランクフルトは標準価格150円のものが定番商品としてありますが、あれは皮が固いので私的にはあまり好んで買いません。こっちは少し小振りですが、120円という値段設定もいいと思います。是非期間限定でなく定番商品にして欲しいようなものでした。

フランクフルトは他の店でもありますが、どこの店がおいしいでしょうか?
あくまでも個人的な立場で見ると、一番よく買うのはセブンイレブンと思います。普通サイズが100円、BIGサイズが150円とありますが、あらびきで皮も固くないし、よく買います。サークルKおよびサンクスで販売しているものも、100円と150円のものがあり、あれもおいしいし、ケチャップと塩こしょうの2つの味付けがあるのも魅力です。
ローソンのあらびきフランクは120円ですが、ファミリーマートほどではありませんが、あまり好んで買いません。
ミニストップは99円と値段設定は一番安いですが、少し小さすぎるところがひっかかるポイントです。
デイリーヤマザキ・スリーエフ・ココストアも食べたことがありますが、あまりまた買いたいという印象はありませんでした。
セブンイレブンには全ての店にはないのですが、「カルビフランク」という商品があります。あれはカルビ肉をソーセージに巻き付けたもので150円という値段ですが、150円の価値はあるぐらいおいしいと思いました。適度な塩こしょう味もいいです。

コンビニの駐車場(その4)

駐車場ネタの最終回となります。

あまり関西や首都圏の店舗には関係ないような話ですが、2013年の2月頃は北陸・東北地区のお店をたくさん見てきました。
といえば、何がテーマになるかというと、「雪」です。

この年の積雪量ははんぱじゃなかったのは皆さんの記憶にもあると思います。
青森県の酸ヶ湯温泉では観測新記録の500cm以上の積雪になったりしたし、ちょうど青森県弘前市で市内の積雪量が想定外になって交通マヒが起きたりしましたが、そのニュースが話題になっている時に秋田県・青森県に居て大変なことになりました。

私の住んでいる京都でも雪は積もることがありますが、10cm積もっただけでもパニック状態になるのに、北陸・東北日本海側は強烈ですね。コンビニの駐車場も除雪した雪が駐車場の隅に積み上げられて、それは要塞みたいに3~5mぐらいの壁になっていました。

雪のあるところに住んでいる人はわかっていると思いますが、コンビニの駐車場の除雪の仕方知ってます?
福井県ぐらいにまだ積雪が少ないところは、プラスチック製の除雪スコップでスタッフさんが雪かきをしてやってますが、富山県とか新潟県ぐらいになると、そんな程度で追いつくわけがないので、入口付近に穴のあいたホースを設置して、水をまいて雪を溶かしていました。山奥の店や東北地方に行ったらそれでも追いつかないし、気温が氷点下10℃ぐらいになるので、水をまいたらすぐ凍る危険性もあるので、大型ブルドーザーでかき取るように除雪しています。
写真は山形県のファミリーマートと思いますが、人を通るスペースを上手につくって入りやすいようになっています。

私が見た中で、問題と思ったパターンが1つありました。
山形県とか秋田県のあの半端じゃない積雪であれば、水をまいたところで全然溶けないです。それを水をまいたために水の落下点付近だけ溶けて、それが駐車場をボコボコにしたり、場合によっては大きな水たまりになっているため、車も停めにくいし、道路から歩いてきた人は駐車場内を歩く場所にも困る次第です。
この場合は、ブルドーザーで雪をかき取って平地にするだけの方がいいと思います。
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